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「それでいい。」から始めよう

何だか最近、めっちゃモヤモヤする!
自分の中に浮上しているこのモヤモヤは、きっと感じ切ることで昇華出来るんちゃうかな? と思ってツラツラ書いてみます。

なんだろう。何だか急に寂しくなる。
寂しいという一言ではうまく表現出来ないんだけど、なんかひとりでやるのは心細くて大変で助けてほしいけど、誰も気づいてくれなくて、ひとりで背負い込んでしまってイライラすることがある。素直に「手伝って!」と言えばいいのかも知れないけど、「今忙しいかな?」とか、「疲れてるかなぁ?」とか、「これくらいひとりでできないと!」とか考えて我慢した挙句しんどくなってイライラしてしまう。コレは子どもの頃からの感情の癖なのかも知れないけど。

我慢ムーブが染み込み過ぎて、軽く人にお願いしたり、素直に嫌だとか、疲れたとか言えない。素直な気持ちを言えずに我慢して、「相手が求めているのは何か?」を考えて相手や周りが納得するように動く。でも、私がそんな風に相手や周りを気遣って動いていることを理解してくれる人は少ない。むしろ逆にワガママに見られたり、人の気持ちを考えろと言われることが多かった。それが悲しくて寂しくて、人と関わるのがしんどくて嫌になったりした。

私がどんなに相手を想っても、気づかれないし、わかってもらえないし、感謝されない。感謝されたかった訳でもない。だけど喜んでほしかったし、笑顔が見たかった。見返りが欲しかったつもりはなかったけど、本当は見返りを求めてたのかも知れない。見返りなんて求めたらダメなのはわかってる。だけど、それじゃあ、私、なんか寂しい! 報われなくて、なんか悲しい! 報われたいと思ったっていいじゃないか! 求めたっていいじゃないの! 私は今、すごく寂しいぞ!!!

そんな想いや感情が湧く中、NHKの朝ドラ「虎に翼」を見たら、余計にモヤモヤした。

恐らく意図的に主人公寅子の傲慢さ独りよがりな正しさばかりを追う展開になってはいるので、あえてそんな描写を見せてるのはわかる。わかってるけど、寅子を見てると、なんかものすごく腹が立ってくる。理想や正しさばっかりで人の気持ちなんて理解しようとしない。周りがそんな寅子に寂しさや怒りを感じているのに気づかずに、さらに理想と正しさを振りかざす。

ふと気づいた。何で私が寅子を見て、モヤモヤしてるのか。

私が自分に対して、自分の気持ちを理解しようとせずに理想や正しさを振りかざしてるからだ。だからこんなに寅子にモヤモヤするんだ。特に今日の放送(7月4日)で、法律家になる道へ導いてくれた恩師の穂高先生に怒りをぶつけるシーンへのモヤモヤや不快感が大きかった。私は個人的な怒りをその時ストレートにぶつけられずに我慢したり、シチュエーションを考えて怒りを飲み込んでしまいがちなので、シチュエーションのへったくれも無く怒りをぶつけて自分を譲らなかった寅子にモヤモヤしたんだろうな。我慢してしまう人間は、無意識に人にも我慢を強いてしまうんだな。それに気づいて、ちょっと落ち込んだ。

たまたま神戸市の市民福祉大学福祉ライブラリーから借りていた「それでいい」という本を読んだら、そんな私への答えみたいなことが書いてあった。

たまたま目に入って借りた本

嬉しかった。

誰かに自分を理解されたような気がして。

そして、私はもっと私の為に生きようと思った。自分の人生を生きる。自分の人生に責任を持つ。我慢して寂しさを抱えてイライラしながら生きるのは、自分の感情を見ずに、どこかの誰かのせいにしてる。そういうのを辞める。

寂しさを抱えてる私を「そりゃあ、そうだよね」って受け止める。その寂しさを埋められるのは、結局自分だけなんだろうな。そう思うことも、少し寂しくはあるけど、それも引き受けていこう。モヤモヤするのも当然! それでいい! そう思ったら、気持ちが少し楽になった。

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