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「少々おむづかりのご様子」
これは竹中直人のエッセイ集だ。映画への愛情、それ以上に自己愛に満ちておるのだが、潔く格好良い。
このエッセイ集では著者が活躍し始めた当時の著名人、そうそうたる人物との思い出や彼らへの憧れ、そして彼自身の青春時代が紹介されている。登場する人間たちそして彼自身がとても愛らしく描写されており、竹中直人が自身の人生を愛おしくつないできたことが良く分かる。
作中に竹中直人らしい、素晴らしい一節がある。現
「青空、ひとりきり」
世界が広がったためか世界(社会)が変わってきたためか、最近の私は身の回りの環境のネガティブな側面に目がいく。ニュースもそうだ、ネガティブな事柄が世の中にどんどん増えてはいまいか。
「そういう部分にフォーカスしたいからフォーカスしているのだ」と言えるかもしれない、世界を読解するリテラシーの問題だと言えるのかもしれない。つまり社会的な話ではなく、私の個人的な話だということだ。
井上陽水に「青空、ひと
合っているのかは分からないがまずは呟こうと思う。
はじめまして