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「クリエイティブでいこう!」ADHD的私のおすすめなクリエイティブ術

ADHD的な傾向を持つ私ですが、クリエイティブでいることが精神の安定や活性化のためにとても役立っています。

ここでいうクリエイティブとは、「文章を書くこと」「作品をつくること」「写真を撮ること」と、それらをSNSなどで発信することです。

クリエイティブな「アウトプットができる場」(noteのようなSNS)を作っておくことも大切なことと思います。そういった他者から読まれる、観られる可能性がある場があることで、刺激を受け、磨かれていくように思います。

ADHDとクリエイティブ・創造性

さて、今流行りのChatGPTに「ADHD、創造性」で聞いてみたところ、以下のような答えが得られました。

ADHDの人は思考プロセスがより活発で抑制されない傾向があり、それがより型破りで独創的なアイデアにつながる可能性があることが挙げられます。さらに、いくつかの研究では、ADHDの人は自分の症状に対処する方法として、創造的な追求に従事する可能性が高いことが示唆されています。

例えば、Journal of Creative Behavior誌に掲載された研究では、ADHDの大人はADHDでない対照群と比較して、新しい独創的なアイデアを生み出す必要があるタスクにおいて、より高いレベルの創造性を発揮する傾向があることが明らかになりました。Journal of Personality and Social Psychologyに掲載された別の研究では、ADHDの人は新しい経験に対してよりオープンである傾向があり、それが創造性に寄与している可能性があることがわかりました。

GPTChat

引用論文まで調べてくれるのがすごいですね!ということで、やはり、ADHDの方は、創造性と近い関係にある可能性があります。

ここからは、自分の体験的に、ADHD的な傾向をもつ方々がクリエイティブである上で、役に立つヒントを書いていきます。

(1)本を読む

クリエイティブになるためには、まず文章や、他の人のアウトプットにたくさん触れる必要があります。

5、6年前本をアディクションからの母親の回復について書いていたリカバリー・コーチ(アメリカ人)Rosemary O'Connorと話す機会があったのですが、「本を書けるなんて自分は思っていなかったけれど、やっていれば書けたわ」みたいにおっしゃっていて、願い事は書いて「願い事箱」にいれておけ、みたいに言われたので、半信半疑で「いつか本を出せますように」と書いていたら、本当に書けました・・・。そのメカニズムはよくわかりませんが、「結果を意識して人生を送ること」みたいなのが大事なのかな?とは思います。

彼女の本はこちら・・いつかこんな本が書けたらなあ・・とは思うのですが、彼女は結構仲間から聞いた話とか、スポンシーから聞いた話みたいのをたくさん書いているのだけれど、それが私はできないなーと思います。彼女は、許可をいちいちとってるのだとは思うけれど。

書きたいようなテーマの本をたくさん読むこともよさそうですね。

さらに、私が、クリエイティブである上で、参考になった本をここでは一冊紹介します。

準備はもういい、すぐに創作をはじめよう

オースティン・クレオン


この本は、気軽にクリエイティブができることを手助けしてくれる本です。ゼロから自分が創造したものなんかほとんどなくて、「みんな誰かのなにかを盗作して自分の視点から書いているんだ」と書かれています。

自分の言いたいことは、他のだれかがすでに言っていることですが、どう整理するかどう表現するか誰に対して表現していくか?は自分で選択することができます。そんな自分で全部作り出す!みたいに気負わなくていいんだーと思わせてくれる本です。筆者が集めた、クリエイターの引用もすごいです。

芸術とは盗むことだ

パブロ・ピカソ

ちなみにこの本は三部作で、面白いのでおすすめです。

何度も誰かが読むを前提にした文章を書くことって、慣れだと思うので、かっこいい文章とか、ちゃんとした、とか気にしないでどんどんとにかく書いて、アウトプットしていくといいと私は思います。

特に、失敗談とかは、読むのもためになりますがが、自分が書くのも面白いです。私は、積極的に失敗談を書いていきたいと思っています。

また、noteはクリエティブに書く、表現する上で、非常に有用なツールだと思います。

(2)過集中を利用する

ADHDの症状には、過剰な運動や不注意とともに、「過度な集中」が見られることがあります。これを「過集中(Hyperfocus)」と呼びます。これは、そろそろ終えたほうがいいのに、今興味があることに集中しすぎたりすることも含まれます。ゲーム、ドラマ、漫画などが挙げられるのではないでしょうか。

しかし、過集中は、ADHDの武器でもありますよね。私はそこまで集中し続けることは難しいですが、多分2、3時間集中しつづけるとまあまあ色々すすみます。 1日中集中したりするとその時は幸せで、色々深まるのですが、そのあとのエネルギー切れや、疲労から、家事業や母親業に差し支えがあることがわかり、あまり集中しすぎないようにセーブしています。

ただ、自分の脳がベストなコンディションな時間帯をわかった上で、戦略的に過集中を創作に充てるのは大事なことですね。

午前中のが頭は遥かに調子がよいので、午前中に書く仕事はすることが多いです。クリアーな頭で、1、2時間集中するとかなり進みます。午後の疲れた時間に、だらだら、いやいや、集中力がない時にやってもなかなかすすみません。

(3)瞑想する

ADHDの方こそ瞑想すべし!

これは、私の持論ですが、とっ散らかりがちなADHD的な脳が、「しゃっきり」「すっきり」して、「ひらめき」が生まれるのですよね。このひらめきの割合が、観察しているとADHD的傾向がある人が瞑想している方が多い印象(主観的に)があります。

ADHDに瞑想がよいことは、こちらでもかきましたが、主観的にもクリエイティブな活動をする前に瞑想すると、書くべき方向性がはっきりしたり、忘れていた大事なテーマを思い出したり、それこそ「新しいアイデア」「ひらめき」が浮かんだりします。


(4)歩く

家の中を歩くといいです。夫も物を書く時は、歩く派?なので我が家は家の中を歩いている人が結構いることが・・(爆)

今朝、chatGPTに聞いてみたら、やっぱり・・

歩行瞑想は、ADHDの人が集中力を高め、ストレスを減らすのに役立つとされています。歩行瞑想は、身体を動かすことで、血液の循環が促進され、脳に酸素が供給されます。これにより、脳が活性化され、注意力や集中力が向上するとされています。

chatGPT

なるほど、脳に酸素がいくからすっきりするのですね。 

最近、1日1回は散歩にいくことを日課にしていて、(できない日もありますが)やっぱり歩くと、頭が整理される気がして・・とてもいいです。煮詰まったら、散歩するといいですよ! 家の中で散歩すると、掃除しちゃうのには注意です(笑)
この本にも、散歩、昼寝、午前中の集中がすすめられていました。

多くの著名なクリエイターは、最も集中が必要とされる仕事を、気持ちがしゃきっとしていて、気が散りにくい早朝に行う。そして日中は散歩に行ったり昼寝をしたりして、エネルギーを回復しつつ、潜在意識に、さまよって探求する時間を与える

アレックス・スジョン-キム・パン. シリコンバレー式 よい休息 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.247-249). Kindle 版.

(5)キャンプする

キャンプでのんびり自然と触れ合うと、よく「クリエイティブが降臨」します。
スノーピークの山井社長(お父様の方)の本でも、大事な決断の前はキャンプしてるっていうことをおっしゃっていたのを読んだことがありましたが。

キャンプは最高ですね。自然の中でストレスが沈静して、自然とつながって、こころがのびのびしだして、本来のやりたいことへのエネルギーなどがみなぎってきて「よっしゃやるぞ!」みたいになることが多いです。

冬のキャンプ


基本自然の中にいたいな・・と思っているのですが、なかなか都市生活を手放せないでいます。 

昔の作家が、温泉地に泊まりながら本を書いたというじゃないですか?あれは、素敵ですし、理にかなっていますよねー。リラックスして、非日常的な空間で、自然と触れ合っていればクリエイティブなものがおりてくる感じあるんでしょうねー。

日帰り入浴施設でさえ、多少の恩恵があるので、温泉地にとまって(1週間くらい)クリエイティブ活動してみたいです(妄想)

まとめ

というわけで、意外にも語りたいことがたくさんあり、熱く語ってしまいました。ADHD傾向のある方こそ、「クリエイティブな自分」を発揮できる分野を発掘し、失敗をおそれず、勇気をもってアウトプットしてみていただきたいと思います。

「失敗することを恐れるよりも、何もやらないことを恐れた方がよい」

- リリアン・ディッキンソン (Lillian Dickson)

「何かをやり始めると、それに対する恐れは次第に消えていく。やってみるまえに恐れていたことは、実際にやってみると思ったほど恐ろしくないことが多いからだ。」

- ジミー・カーター (Jimmy Carter)

こちらの本のブックレビューもよかったら読んでみてください。

去年出版した本はこちら





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