小林亜希子@マインドフルネス心理臨床センター横浜

マインドフルネス心理臨床センター代表。臨床心理士・公認心理師・MBRP講師(アディクションへのマインドフルネス)MSC講師(trained teacher)趣味:キャンプ&温泉出撃 講座はこちら→https://peatix.com/group/7216555

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      やめられない!を手放すマインドフルネス・ノート

      小林 亜希子
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      トラウマ/サバイバル (臨床心理学 第21巻第4号)

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      臨床心理学 Vol.23 No.1 (2023-01-10) [雑誌]

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    私の仕事:マインドフルネス心理臨床センター代表 小林亜希子

    カウンセラーで、マインドフルネス講師の小林(山口)亜希子です。 マインドフルネスや、依存症・アディクションに関してのお仕事の依頼は、info@mindfultherapy.jpまでお気軽にご連絡ください。 私の仕事は、マインドフルネスを教えることです。今は、依存症からの回復施設などで、マインドフルネスを教えています。マインドフルネス心理臨床センターを立ち上げ、代表をしています。 カウンセリングでは、臨床心理士・公認心理師という資格を持っています。カウンセラー歴は、ほぼ2

      • 依存症・アディクションと「スティグマ」

        社会的スティグマと自己スティグマ。依存症と回復に対する影響依存症・アディクションは、世界中、日本中の多くの人々に影響を与える複雑な治療の必要な病気である。依存症からの回復に、社会的スティグマと自己スティグマが重要な障壁となることがあるので、紹介したい。 社会的スティグマとは、依存症を持つ人々が社会の中で受ける否定的な態度や差別的な扱いを指す。これには、否定的なステレオタイプ、差別、そして社会的孤立などが含まれる。これらの態度や信念は、依存症とその根本的な原因に関する理解の欠

        • 春は「具合が悪い」への考察

          アディクションやADHDの傾向に苦しむ皆様、春は具合悪くありませんか? 「具合が悪い」についての私的理解を説明しよう。気分に上がり下がりがあり、落ち着かず、安定していない状態。囚われがあったり、鬱だったり、ハイテンションだったり、日常生活のアディクション行動(過食、プチ買い物)をとりやすい。 当事者の皆さんも、「具合が悪い」と言っている印象が強い春。 具合が悪い一言で済ませてしまうのは、マインドフル講師的にいかがなものかと思い、具合の悪さを要素に分解して、描写・表現しよ

          • 自宅お風呂が温泉のよう。すごく眠くなるエプセムソルト入浴体験記

            トラウマやアディクションのある方、ストレスの高い方は、体がなかなかリラックスしにくく、眠りに着くのがむずかしい。 私もそんな1人なのだが、今日は、希望となる入浴剤(エプセムソルト)を試したのでご報告である。以前ブームになったことがあるようだが、全く知らず、つい最近試した。 硫酸塩泉大好き!硫酸塩泉という温泉にハマっている 回復過程で、温泉に定期的に通うというセルフケアを取り入れるようになった。本当に効く温泉(夫婦で好きなのは、硫酸塩泉)は、心が瞑想したあとみたいにシーン

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          • 依存行動とマインドフルネス
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          • アディクション・トラウマからの回復
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            トラウマとアディクション・依存症:Felittiの小児期逆境体験の研究から

            「アディクション・依存症の背景には必ずといってよいほど、トラウマがある。」 これは、長年のアディクションへの支援や、自分自身が自助グループに参加し仲間の話を聞くなかで強く実感し、また多くの文献が示しています。 トラウマ・サバイバーが皆アディクション・依存症を発症するわけではありませんが、アディクション・依存症の背景には、少なからず「トラウマの影響がある」と感じています。 トラウマ研究の世界的権威であるヴァン・デア・コルクは以下のように述べています。 なぜ、トラウマのあ

            「クリエイティブでいこう!」ADHD的私のおすすめなクリエイティブ術

            ADHD的な傾向を持つ私ですが、クリエイティブでいることが精神の安定や活性化のためにとても役立っています。 ここでいうクリエイティブとは、「文章を書くこと」「作品をつくること」「写真を撮ること」と、それらをSNSなどで発信することです。 クリエイティブな「アウトプットができる場」(noteのようなSNS)を作っておくことも大切なことと思います。そういった他者から読まれる、観られる可能性がある場があることで、刺激を受け、磨かれていくように思います。 ADHDとクリエイティ

            自己批判&反すうに、セルフ・コンパッションからの自己受容

            自己意識を高めるの罠 最近、自分にやたらと厳しい。 自己意識を高めることこそ、これからの大切なメタスキルであると読んだ。そのためには、批判を含むいろいろなフィードバックを建設的に受け入れて変わることが大切だという。(例えばこの本⇩) 12ステップ(アディクションからの回復に用いるプログラム)でも、日々の棚卸しといって、自己中心的でないか、恐れていないか?配慮の欠如がないか?といった事柄について日々確認する。(ま、毎日は、やらないですけど・・) 瞑想では、思考や囚われに

            お酒を飲まない生き方を10年続けて感じるメリット・デメリット

            お酒を飲まない生活を10年続けています。我ながら、びっくりです。 大学時代-社会人時代初期は飲み会などで、「飲むのが当たり前」だったので、多少の体調不調は「そんなのかんけーねー」という感じで、めちゃくちゃ楽しく飲んでいました。飲むと、元気がもりもりでて、体が軽くなり、「たのしー!」という感じが好きでした。もとから、お酒を飲むと、すぐ赤くなり、頭痛がして、次の日はやる気がなくなるようなお酒があっていないタイプででしたが・・・(汗)あとは、もとから感情的にあまり安定しているタイ

            insight(インサイト)ブックレビュー 自己認識を高め、エゴに振り回されない 

            insight(インサイト)という本を読みました 自己認識(インサイト)の時代です。 今、所属しているビジネス研究会の課題図書で出されている本を読み終えました。insight(インサイト)ー今の自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力-。学ぶことが多かったので、引用を多く紹介しながら、まとめていきます。 この本のエッセンスは、ビジネスの文脈で、「どうエゴを手放して、自分や周りに気づき、組織のために自己認識を高めるか?」ということだと理解しました。 マイン

            マインドフルネスの視点から、アディクションにおけるHALTについて考える

            毎日書くはずが、すっかりご無沙汰しておりました。今日は、アディクションの再発を防ぐ上で、大切と言われている「HALT」(ホールト、ハルト)について見ていきます。 HALTって何?アディクションの再発を防ぐ上でのキーワードです。アディクション業界にいると、耳にタコができるほど聞く言葉?なのかと思うのですが、一般社会では浸透していない言葉です。説明していきます。 H:Hungry お腹が空いていないか? A:Angry 怒っていないか? L:Lonely 寂しくないか?

            痛みへの関係性を変えるマインドフルネス

            痛みとマインドフルネス? 毎日note更新は、やはり難しかったです(5日坊主?)できるだけ多く更新していくことを目標にしていきたいと思います。 さて、来週開催のマインドフルネスと心理臨床勉強会のテーマが「痛みとマインドフルネス」ですので、ここ最近痛みとマインドフルネスについての学びをしています。 痛みとマインドフルネスで、まず思い出すのは、「MBSRが慢性疼痛に効果的」というエビデンスです。(MBSR:マインドフルネスストレス低減法という、エビデンスの証明された一番有名

            ADHD的な私のiPad活用術

            Apple製品はADHD気質に向いている? Apple製品が大好きです。ADHD気質なので新しいものが好きなのと、シンプルで使いやすいし、めんどくさいことはやらなくていいApple製品は散らかる私の「第二の脳」といっても過言ではない・・(爆) 現在、活用している相棒はiPadAir。パソコンと、スマホの間に位置するiPadは、たとえばゴロゴロしている時でも、外出先でも、スタバでも、カフェでも、キャンプ中でもどこでも私の第二の脳として働いてくれます(笑) 言うなれば、大きな

            3年前にシアトルにマインドフルネス留学(MBRP講師養成講座)してきた話

            こんにちはー。1/3(火)note連続投稿3日目、今日は回想記事になります。毎日note書こう!と思った時に、「私って何が書きたいんだろう?」と自問自答してみたところ、その一つに「アディクションからの回復とマインドフルネスについて特に書きたい」がありました。まず、その思いを強くした、マインドフルネス留学の件を書きたいと思ったのです。 コロナ流行前、2019年6月に5日間アメリカ・シアトルにおいて開催されたMindfulness-Based Relapse Preventio

            ホリデーストレス?年末年始に心の不調を感じるあなたへ

            年末年始が苦手な人もいる こんにちは。さて、2日になったのでもう前向きな話ばかりしなくてもいいのかなと思いまして(爆)、「年末年始に心の不調を普段よりも感じるあなた」にお届けする記事です。 年末年始は、トラウマの引き金が引かれやすい時期です。原家族で過ごすことも増えて、アタッチメント・トラウマがある方はそれがストレスになります。あるいは、孤独に過ごす場合もあるでしょう。どちらもストレスになります。 アディクションを抱える人(以下アディクト)はたいがい、年末年始は具合がよく

            新年のご挨拶と今年の抱負2023

            新年のご挨拶 皆さま、あけましておめでとうございます。どんな新年をお迎えのことでしょうか?皆さまの今年1年のご多幸をお祈り申し上げます。 大晦日は、我が家にしては珍しく、自宅で、普通に紅白を見て過ごしました。紅白では、藤井風の「死ぬのがいいわ」が最高でしたねー。私のAppleMusicで、去年一番聞いた曲ランキングの5位以内に入っている「死ぬのがいいわ」。あのアンニュイな感じと、ステージでの怪しい感じがなんともいえずよかったですね〜 ギリギリのアートを感じました(謎) で

            今年1年を振り返って(2022)

            今年は、変化の多い1年でした。いい意味でも、悪い意味でも。自分的ニュースを第四位から(笑)  第四位:生活の変化10年ぶりに、子連れで引っ越ししました。これがまあー本当に大変だった。1年かけて準備して、10年分溜め込んだキャンプ・アウトドアグッズそして書籍などまあまあ溜め込んでおりました。これからは、年に1度は断捨離すると決めましたよ。 仕事に格段に集中できるようになりました。新居は、とても住みやすく、zoomでのワークショップもとてもやりやすくなりました。前は、娘と同室