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ビジネスパーソンがセルフ・コンパッションを実践することで得られる3つのメリット

自分への優しさ?そんなこといってたら、ビジネス業界ではいきていけないよ!まあまあ、そう言わずに・・・セルフ・コンパッション(自分への優しさ)を身につけるとどんなメリットがあるかをご紹介していきたいと思います。働き過ぎ、もしくはワーカホリックの傾向がある人ほど、より内側からのエネルギーにあふれてチームワークよく働くためには、個人にも組織にもセルフ・コンパッションはとてもよいのです。そして、主体的に挑戦し、失敗を過度に恐れず、そこから起き上がってまた挑戦できるようになります。

ビジネスパーソンが、セルフ・コンパッションを身につけることは、プロフェッショナルな成長、精神的な健康、そして仕事のパフォーマンス向上に多大な利益をもたらすことが指摘されています。以下の3つはビジネスパーソンにとってセルフコンパッションを実践することで得られるメリットです。

1. ストレスとプレッシャーへの耐性が高まる

プレッシャを感じてきつい、失敗したらどうしよう・・・そんなことはありませんか? ビジネス環境はしばしばプレッシャーが多く、失敗やミスが許されない感じがストレスや不安を引き起こしますよね。セルフ・コンパッションを練習することで、自己批判(自分はだめだと思うこと)のサイクルを断ち切り、困難な状況に対してより柔軟に対応する能力を養います。研究によれば、セルフ・コンパッションを持つ人々はストレスに対する耐性が高く、バーンアウトのリスクが低いことが示されています。これは、自分自身に寛大であることが、挑戦に直面した際の回復力を高めるからです。

オリンピック選手をサポートするために作られたM-Peakというプログラムでも、試合でベストパフォーマンスを出すために、セルフ・コンパッションの要素が含まれています。

自分の体験:プレッシャーを感じやすいたちで、小心者なので、セルフ・コンパッションを使った一休み(MSC)などをよく聞いて、自分をなだめています。以前よりも、より多くのことに挑戦し、失敗しても立ち直りが早くなり、めげなくなった気がします。

2. 内発的な動機付けとポジティブな自己像を高める

セルフコンパッションは、自分を受け入れて、自分には十分価値があるのだという感覚を高めるので、これが内発的な動機付け(内側からのやる気)へとつながります。自分自身への厳しい批判ではなく、自分の経験に対して理解と共感を持つことで、失敗から学び、成長する機会として捉えることができます。このプロセスは、目標達成に向けた内発的な動機付けを強め、結果長期的な成功へと繋がりやすくなります。また、セルフコンパッションは自分をポジティブに捉えるようになるので、自己効力感や満足感をも高まります。

自分の体験:これがなによりセルフ・コンパッションもマインドフルネスもよくて、受け身的だった以前にくらべ、能動的に、自分の内側から湧き出てくるやる気につながることができ、楽しい人生になります。そしてしばしば忙しすぎることになります(汗) 

3. チームワークとリーダーシップの質の向上

セルフコンパッションを持つビジネスパーソンは、他者にも同様の思いやりを示す傾向があります。これは、サポーティブなチームワークを可能にし、結果としてチームのパフォーマンスが向上します。また、セルフコンパッションを持つリーダーは、部下の失敗や弱点に対して理解があり、助けを提供することで、全員が最大限のポテンシャルを発揮できるようサポートします。リーダーシップの質が向上することは、組織全体の士気と生産性を高める効果があります。

自分の体験:ここは自分はまだまだですが、人に優しく、自分にも優しくなるので、自分の失敗も人の失敗も今後どうしていくのか?といった改善策に注意が向くようになり、感情的に引きづられないようになりました。セルフ・コンパッションの先生にコンサルを受けていますが、毎回やる気がでています。上司がコンパッションにあふれていると、チームの雰囲気が心理的安全性が高くなると感じます。

セルフコンパッションは、ビジネスの世界で成功するための鍵となるスキルと言えます。今後ウェルビーイングの向上が求められるなか、身につけておくのは、現代のビジネスパーソンにとって先駆的かつ革新的な試みと言えます。

個人的に、一番大きいのは、スマホやゲームに自動操縦モードでぼんやりしたような状態ではなく、自発的なやる気をもって自らの仕事に集中し、かつ周囲の人とも自分のケアもうまくできるようになることだと私は思っています。

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