見出し画像

「感情報酬」ってあるよね。褒めることで伸びること

以前のエッセイで、担当編集者の褒めスキルがプロフェショナルだというお話をしました。ではなぜ褒めることを大切だと思っているのか、その理由をご紹介します。


なぜ褒めることが大切なのか。サイバーエージェントで学んだこと

私がなぜ褒めることに敏感かというと、その理由は前職のサイバーエージェントにあります。褒める文化はサイバーエージェントで学びました。人を動かす仕組みづくりは本当によくできた会社で、学ぶべきことの多い組織です。

その中で欠かせないキーワードが「感情報酬」です。金銭的な報酬以外にモチベーションとなるもので、組織への愛着やチームでの士気向上も含まれます。

詳しくは石田さんのnote記事をご覧ください。

年2回の全社表彰と月1回の部門表彰も「チームで頑張るぞ!」とやる気になったものです。また表彰式以外でも、大きな案件が決まるとその担当者を称える学級新聞みたいなメールを局長が書いてくれる文化もありました。

このメールには愛があり、子どもの頃に「特別だぞ」と言われてもらったチョコレートが詰まった菓子箱のようなよさがありました。

人を褒めることで人が動く現場を目の当たりにしてきた。このように感情報酬の設計が考えられた組織にいたからこそ、褒めることに敏感なのです。

人を動かすためにできること

組織が大きくなってきたり、立場が上になればなるほど自分が動いて利益が出るのではなく、他者に働いてもらって利益を出さなくてはなりません。

個人で働いていると自分が動いた分が利益になり、それ以上の利益を追い求めようとすると、自分以外の他者に働いてもらう必要があります。

チームで働く以上、人を動かすために自分ができることは何か? を考えたいものです。私も前職の会社や担当編集者みたく感情報酬を与えられる人になりたいなと思います。


いつも読んでいただきありがとうございます。しゃけ(ねこ)にチャオちゅーる買わせていただきます。