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WORDS日報

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新米編集者が、編集やライティングについての日々の学びを書きためています。
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#出版業界

伝えたい魅力がなかなか伝わらないときの打開策

伝えたい魅力がなかなか伝わらないときの打開策

「主観と客観の往復がいい文章を生む」ということを、竹村さんがよくおっしゃっています。

でも、取材を重ねて著者と仲良くなって、パーソナリティを深く理解すればするほど「客観視」が難しくなっていくんですよね。「こんなにおもしろいのに、なんで伝わっていかないんだろう?」となりがちです。

そんなときの打開策のひとつとして、今日教わったことがあるので共有します!

「作り手目線」のコピーは売れないなにかの

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編集者の役割ってなんだろう?

編集者の役割ってなんだろう?

「編集者」の仕事のイメージって、なんかぼんやりしていますよね。よく言われるのは「作家さんのところに原稿を取りに行ったりするんでしょ?」とか。伊佐坂先生のところに原稿を取りにくるノリスケおじさんのイメージでしょうか。

でも、漫画や文芸の編集者だけでなく、ビジネス書や実用書、雑誌、WEB媒体などの編集者もいますよね。「編集者に共通する役割とはなにか」って、実はけっこう難しい気がします。私の名刺には「

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取材で「おもしろい話」を引き出す秘訣

取材で「おもしろい話」を引き出す秘訣

一概には言えませんが、編集者にはコミニケーションが上手な方が多いような気がします。

竹村さんのクライアントさんへの取材を拝見していても「話の引き出し方が上手だなぁ」と感じることが多々あります。

その秘訣は「行間」と「文脈」にあるのではないか、と思ったのでお話しします。

行間をよむ=言葉にしない「本当の気持ち」をくみとる行間とは、文と文のあいだのこと。「行間をよむ」というと、文章の表面に表され

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「気にしい」な人ほど編集者に向いている

「気にしい」な人ほど編集者に向いている

今日は「気にしい」な人ほど、編集者に向いているのではないか?と思ったので、その話をします。

WORDSの編集者である竹村さんも柿内さんも、すごく「気にしい」なんです。

「トイレのドアノブ」のことを気にする人今日、トイレのドアノブの話になりました。

「せっかくトイレで手を洗うのに、その後ドアノブを触ってしまったら意味がないのではないか?」という話です。

コロナも怖いし、ドアノブに極力触りたく

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「良いタイトル」どうすれば思いつくのか問題

「良いタイトル」どうすれば思いつくのか問題

タイトル、なかなか浮かびませんよね。

今日のWORDSでは、クライアントさんのnoteのタイトルを考えていました。

しかしなかなかピンとくる案が出ず、もはやなにが良いのか悪いのかわからなくなる泥沼状態に……。そんなとき、柿内さんの考え方がすごく勉強になったので、ご共有いたします!

誰に向けた文章なのか?いきなり「よし、この文章が一番読まれるような、良いタイトルを考えよう!」と思っても、なかな

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