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[就活記事の感想] 「三井化学」という会社にまだ出会えていない学生へ

「日本に会社は全部でいくつくらい存在するか知ってる?」と聴かれたことはあるだろうか。

答えは約400万社。

あたりまえだけれど1年半程 就職活動を続ける中で出会える会社は、その中のほんの一握りだ。だから、このnoteをきっかけに「また1つ、"良い会社"に出会えたなぁ」と思ってくれる学生さんがいると良いなぁと、一学生である私は思っている。

今日紹介させていただくのは三井化学株式会社さん。ひとまず上の記事を読むか、私の感想を先に読むか選択してほしい。

ちなみに三井化学さんはワンキャリアの「就活口コミアワード」(下記のリンク)で「本当に後輩におすすめできる企業」に選ばれている。

(これ↑はどの就活生も見ておいて損はなし。)


今から感想を書いていくけれど、私は「化学メーカー」という業界に対する知識は乏しい。ゆえにそういう就活生にこそ是非読んでみてほしい!です!
化学メーカーについてほぼ知識0、もしくは興味がなかった画面の前の学生さんへ。よかったら最後まで読んでいってください。


感想

まず、私含め「化学メーカーは、理系出身の人が働く場所だよね」というイメージを持っている人は多いのではないかと思う。この記事に登場する廣瀬さんという方は文系出身かつ総合商社から内定をもらっていたらしい。それでも三井化学を選んだ理由が気になるなぁ〜と読み進めていくと、この記事はすごく興味深い。

以前noteで紹介したこの記事( https://iroots.jp/log/204 )の中にあったような採用戦略(だと私が思うもの)↓

弊社は化学メーカーという特性上、理系職種と文系職種で学生からの認知度が全く異なるため、部門によってインターンの内容を変えています特に「三井化学」という企業名からは想像しにくい文系職種については、まず認知を取りにいくということを目指しています。
そのため、夏の1dayインターンでは「化学メーカーの文系職ってこんなことをやっているんですよ」ということを伝え、その中で関心を持ってくれた学生に5daysインターンを案内しています。

(上記の記事より引用)
が成功した一例なのかな?と思ったり。「絶対に自分の会社に入らなそうな学生」をインターンシップに呼ぼうという発想がおもしろいし、もしそういう会社にインターンに呼ばれたら、「どうして自分を選んでくれたのか」考えるのが楽しくなりそう。(現に今私も化学メーカーに興味はなかったけれど三井化学という会社にはすごく興味がわいてるからね、あくまで「業界への興味」ではなく「この会社の興味」。)


記事の感想に戻る。
1つ気になったのが「わがまま」というどちらかと言えば否定的なイメージがわく言葉を使っていること。言葉の使い方?というか選び方がうまいなぁと思ったり。就活をしていて感じるのは(※就活は私は2年生の10月から始めました)、「若いうちから裁量権の大きな仕事をしたい!」「若手でも意見をバンバン言える環境で働きたい」と思っている学生が多いこと。

でもこれをそのまま言葉にされても、聞き飽きたなぁって思うことありません??「若いうちから活躍できます!」って言葉は、結構多くの会社が使うのでありきたりな言葉だなぁって感じてしまうときがあるんだよね。

この記事の中で「わがまま」の定義を、廣瀬さんは

「自分の芯や考え方を持ち、仮説を提案できること」です。

とおっしゃられている。単なる「わがまま」ではなくて、まっとうな主張や行動があった上での「わがまま」。
若いうちから意見を言えること・裁量権が大きいことを 自分の意見が何でも通ること、あるいは上司に物申せること(上司に偉そうにされないこと) のように若干勘違いしている学生もいるような....と思ったことが私にはあった。自分も学生なのに生意気かもしれないけれど。

でもそれをあえて「わがまま」という言葉を選ぶことによって、若いうちから事業の戦略立案や意思決定に関われることをうまく伝えてきている。そう感じた。

そして実際にその「わがまま」が通った、つまり自分の意見が反映された具体的な事例が語られている。少数精鋭だからこその強みも含めて。



ここから急に真面目な(?)雰囲気の感想ではなくなるのだが、オーブンで焼く際に クッキーが焦げつかないように下に敷くシート、あれが三井化学さんの製品だったとはびっくり(笑)。私はこういう「うちの会社の製品、あなたの身近にもあるんだよ!」的な話を説明会などでされるのがすごく好きなので、純粋に面白いと思いながら読んでいた。身近な製品がまた違ったジャンルの製品に活かされていて.....という話も大好物。ものづくりのおもしろさってこういうところなんだろうなぁ、その発想力、どうやったら身につくの.....と、なんだかしみじみ感じながら読んだ。
親近感を感じると、"この会社良いな!"ってなる思考は就活だと常にあるよね。



また真面目な雰囲気に戻る。
先程「わがまま」という言葉について書いたけれど、記事の後半では今度は「生意気」という言葉が登場する。記事の中で廣瀬さんは「生意気」という言葉について

ちょっと乱暴な言葉ですが、その中には相手の考え方の足りない部分を補い、後押しするというプロセスも含まれています。

とおっしゃられている。個人的にはこういう議論は好きである。みんなが対等に意見を述べてぶつかり合うことができて、より良いものができるという雰囲気が。受け身なんてもったいない!という環境を、贅沢に味わいたいなぁ.....なんて。

そしてもちろんこのような雰囲気が合わない人もいるのは当然のことなので、(以前もどこか別のnoteで書いたけれど)「会社に合う人」だけでなくて、「会社に合わない人」について語ってくれていることがありがたいなぁと思う。
「憧れ」とか「漠然と雰囲気良いなぁ、仕事内容も良いし」くらいで会社を選ぶことは、本当は見えるべきだったものが見えてきていないだけかもしれない。

だから本当は面接で落とされた時は理由を教えてほしいなぁなんて思ってしまう。もし「自分の会社には合わない」という理由で落とされたのだとしたら、むしろ割り切れるよね。。。「今のうちに合わないって分かって良かった」、みたいな。個人を否定されたわけではなくて、社風に合わなかっただけ。そう思えたら就活で精神が不安定になることもないのかもしれないけれど.....、現実はそう簡単ではない。

三井化学さんのような「志望理由を聞かれずに、雑談する面接形式」が個人的には大好きなので......。こういう面接を重ねるうちに、「自分に合う会社、合わない会社」を 自分の目でしっかりと見極められるようになったら良い、他者と対話することにより自己分析がさらに進められれば良い、そう思っている。



さて、長くなったのでこの辺で。せっかくこの記事に出会えたからには、今度は「化学メーカー」や「三井化学株式会社」についての知識を少し得た上で、記事の内容について考えていきたいなぁと、思っている。
(少し思ったのはワンキャリアの記事ってうまく(就活生に伝わりやすく)まとめられすぎていて、感想を書くのが難しい!
せっかく長めの記事なので、もっと違う観点からも深掘っていけたらよかったな。他の会社さんと絡めて書ければ面白いかなと好奇心がわいてきているので、また次の機会に書こうかな。)



三井化学株式会社さんについて


企業HP

新卒採用サイト



最後に


*人事の方、採用担当の方へ*
就活生目線で感想を書いてほしい!という記事はございませんか。
内容はこのnoteのようなものになると思います。もし何かございましたらnoteのお問い合わせからご連絡いただければ幸いです。もしくはコメントをくだされば こちらからご連絡いたします。(私のプロフィールを具体的にこのnote上では公開していないですが。)

*就活生の人へ*
このnoteの感想を募集しています。良かったらコメントor noteの機能で"ミモザにお問い合わせ" をお願いします!
三井化学さんの記事そのものの感想もあれば教えてください!(人事の方にお伝えすることもできます。)