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読んだ本の感想とかまとめとか、好きなだけ

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読書記録をまとめるために作ったマガジンです。感想重視のもの、読んで思考した内容重視のものなど様々です。
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#日記

#読書の秋2020で2つの賞をいただきました!

こんにちは。先程発表があった通り、#読書の秋2020で2つの賞をいただきました....!大変嬉しい…

ミモザ
3年前
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『四月になれば彼女は』を読んで

こんばんは。 だいぶお久しぶりになってしまいました。 過去に読んだ本の映画化が決まってか…

ミモザ
3か月前
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芥川賞受賞作 「首里の馬」を読んで

やっと読み終えた芥川賞受賞作である、「首里の馬」(高山羽根子さん作)の感想を書いていく。…

ミモザ
3年前
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「知りたい」という欲望  2

再び課題地獄に「こんにちは」と挨拶をしたわけだ。 うちの大学はオンライン授業によって成績…

ミモザ
3年前
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「落日」を読んで  1

なんとなく、本当になんとなくだけど自分の心の中に「憂鬱」という感情が着実に積み上がってき…

ミモザ
3年前
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記憶と恥ずかしさと自己欺瞞と 3

「一人称単数」という短編の意味がいまいちしっくりこなくて、ずっとモヤモヤしている。村上春…

ミモザ
3年前
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仮面をかぶる人間 2

今日も今日とて村上春樹さんの「一人称単数」という短編集の感想をつらつらと書いていく。 中心がいくつもあって、しかも外周を持たない円を、君は思い浮かべることができるか この短編集は本当に、主人公は自分なんじゃないかと思うのだ。「主人公が自分」というのは「主人公に思わず自分を投影してしまう」というよりは、「自分が過去に経験した出来事の中で、きちんと言葉にしてこなかった理解しがたいもの」について書かれているような気がする、と言った方が正しいだろうか。過去に出会ったよくわからない

「一人称単数」を読んで  〜人生のクリーム〜 1

今日も今日とて小説の感想を書く。1日中本を読んでいられるのは幸せなことだ。小学生の頃は何…

ミモザ
3年前
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どこにでもいる"大人"の生き方 2

住野よるさんの「麦本三歩の好きなもの」この本の感想の続きを今日は書いていく。 (略)言う…

ミモザ
3年前
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「麦本三歩の好きなもの」を読んで 1

住野よるさん作の、「麦本三歩(むぎもとさんぽ)の好きなもの」。 住野さんの作品の中ではメ…

ミモザ
3年前
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名前をつけることができない 2人の関係  2

本の感想が続いているが、今日も今日とて凪良ゆうさんの「流浪の月」について書いていく。 「…

ミモザ
3年前
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過去の亡霊から逃れられない2人の関係 1

凪良ゆうさんの、「流浪の月」 この方の本を読むのはおそらく初めてだが、なかなか衝撃の一作…

ミモザ
3年前
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パズルのピースの、その居場所 3

時間があるとき何をしているの?と聞かれることがある。答えは簡単だ。考え事をしているだけ…

ミモザ
3年前
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見た目と個性 2

昨日の続きとして、湊かなえさんの「カケラ」という本を読んだ感想を書いていく。(あらすじは1つ前のnoteを参照。) 今日は自分が個人的に印象に残った場面を取り上げ、話の内容の中心に関係があるか否かに関わらず、自分の意見や感想などを述べていく。 ——人生のリセット期間は必要なんじゃねえかな。これまでの自分のことを知らないヤツら相手なら、なりたい自分になれるし、そのために少しは努力しようとも思えるし、それが恥ずかしくないだろ。 (104ページより引用) この次に読んだ別の