みみたまこ

えろ:日常=3:7 / しばしお暇中。

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男友達の結婚を祝えないのは罪か。

男友達の結婚先日、仲のいい男友達から、いきなり 「俺、結婚するんだ」 と言われて、卒倒しそうになった。 ショック死寸前で何も言えなかった。 心から「おめでとう」だなんて、到底言えなかった。 最近、「結婚ラッシュ」という言葉の意味を、身をもって実感する。 この半年で実に10人以上の知り合いが結婚した。 でも、男友達からの結婚報告は、未だに慣れない。 正直なところ、毎回結構こたえる。 前々から「結婚しそう」と聞いていた時は、まだマシで、「ついに来たか」と納得するが、

    • 分かってないよ。

      変な写真ばかり撮る人だった。 「なんで今?」みたいなアホみたいなタイミングで写真を撮る人だった。 普段写真を撮らない私は撮られる一方で、同意してない変な写真を撮られ続けた。 いや、最初のうちは同意確認があったか。 「ねぇ、写真撮ってもいい?」 彼に借りた部屋着(右膝に穴の開いたジャージ、よれよれの白T)にすっぴんだった。 「え、ダメだよ」 ついさっきまで可愛いワンピース着てフルメイクしてたじゃないの。 なんでそんとき撮ってくれないの? なぜ今?? 「えー、

      • 動物的トリガーで人を好きになる。

        「好きになった人がタイプです」と言うと、「ハァ?」と言われるらしい。 けど、私には分かる。 めちゃくちゃ分かる。 好きになった人がタイプです。 好きなタイプを日本国憲法並みに細かく定めている私は、どういうわけか好きなタイプとは全然違う人を好きになる。 たとえば、茶髪猫っ毛、178cm、私服モノトーン系、デザイナー(笑うと目尻にシワが寄る人)がタイプなのだが、 黒髪クセ毛、169cm、私服ダサめの笑わないサラリーマンを好きになったりする。 え、一つもタイプじゃない

        • 拝啓 けむくじゃら

          お元気ですか? 今は真夜中、窓の外はザバザバ雨が降っています。 今日は久しぶりにワインを飲んで酔っ払ったので、あなたに手紙を書いてみることにしました。 ちゃんとごはんを食べていますか? 野菜をとっていますか? 元気に働いていますか? 新しい彼女はできましたか? いつも、この世のどこかで、あなたが彼女とイチャイチャしながら楽しく生きていることを願っています。 あ、「怖い」って言わないでくださいね。 深読みもしないでください。 本当にそう思っているし、そのまんまの意味しかな

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        男友達の結婚を祝えないのは罪か。

          「なんもしないからウチに来ない?」

          と言われて、なんもされなかった試しがない。 別にこちらとしても「なんかされてもいい」と思うからノコノコ家に遊びに行くわけで、想定外でもなんでもないんだけど。 冷静に考えると、あれってちょっと面白い。 「言葉のアヤ」というか。「なんもしないから」っていうのは、要するに「なんかするかもだけど」って意味じゃないですか(笑)。 女の子を警戒させないために言っているんだろうけど、言葉と真意が裏腹すぎて面白い。 女の子が「ダメ」とか「イヤ」とか言いながら欲しがるあれとちょっと似

          「なんもしないからウチに来ない?」

          恋をすると食べられなくなる病

          恋をすると食が細くなる。 初めてのデートのとき、決まって半分くらい食事を残してしまう。 「きみって少食なんだね」 「あ・・・うん///」 嘘。全然少食なんかじゃない。 普段は餃子3人前とごはん1膳を軽く平らげてしまう。 それが好きな人の前だとめっきり喉を通らなくなる。 おなかも空かない。 女の子ぶってるとかそういうことではなく、これは否応ない生理現象なのだ。 身も蓋もないことを言ってしまえば、「食欲」と「性欲」が共存したときに性欲が勝ってしまうタイプなんだと思う。

          恋をすると食べられなくなる病

          ゆたかであるということ

          冬、寒くないこと。 成城石井で1本400円のちょっといいクラフトビールを買えること。 おなかが空いたときにホカホカのごはんが炊けていること。 ホカホカのごはんでおにぎりを作って、それを巻くのりがあること。 金曜日の夜。 次の日、休みであること。 目覚ましをかけずに眠れること。 晴れた日に散歩に出かけること。 歩きながらワイヤレスイヤホンから好きなアーティストの音楽が流れてくること。 どこか懐かしい風の匂いをかいで過去の記憶をたどること。 雨の日に家から一歩も出ないこと。

          ゆたかであるということ

          彼女にしてくれなくていいから私の名前を呼んでください、という好き。

          恋人がいる時もいない時も、ずっと好きな人がいる。と言うと、友達に驚かれる。 「その『好き』はどういう好き?」と。 その人とは5年前くらいから顔見知りだけど、これといった接点はなく、会話をしたことはほとんどない。半年に一回、偶然遭遇する程度だ。それでも同じ空間にその人がいると、すぐに気づく。外見がとてつもなくタイプだから。長い手足に流した前髪、バターのようにこっくりとした声。その人を直視することはむずかしくて、その人の傍にいると息の仕方を忘れる。 恋人がいない時にその人を

          彼女にしてくれなくていいから私の名前を呼んでください、という好き。

          秋の夜長に聴きたい❤ センスフルでエモい曲12選

          秋のマイプレイリスト公開します🍂 1.神はサイコロを振らない「夜永唄」えっもい。「金木犀」と「沈黙さえ」で韻を踏むセンスよ。 <歌詞抜粋> どうして心ごと奪われてでもまだ 冷たいあなたを抱き寄せたいよ 金木犀の香りが薄れてゆくように 秋が終わり消えていったあなた 2.BoA X Beenzino「No Matter What」 ボアの隠れた名曲。ノスタルジックポップ。ボアの声、落ち着く。 <歌詞抜粋> 僕は君と一緒にいる時 初めて完成する 僕は君じゃないとだめなんだ

          秋の夜長に聴きたい❤ センスフルでエモい曲12選

          串カツ田中でデートを楽しめたら、本気の恋だと思う。

          試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。 という有名なキャッチコピーがある。 尾形真理子さんがルミネの広告にあてたコピーである。試着室で服を試す時、「この服、あの人のタイプかな?」とか「この服を着てあの人と海に行きたいな」などと思い出す人は本当に好きな人だ、というような意味であろう。無意識にやってしまう行動からその奥に潜む感情を的確に言い当てたハッとするようなコピーだ。 このコピーがあまりにも好きで、「〇〇したら、本気の恋だと思う。」というコピーを考えるのに一時期ハマっ

          串カツ田中でデートを楽しめたら、本気の恋だと思う。

          覚えてる人、忘れる人。

          夏の終わりは恋の終わりに似ていると思う。 夢から覚めて日常に戻っていく感じが。 夏になると思い出す人がいる。8月生まれの、かつて好きだった人。ひょろりと背が高くて、腕から手にかけてのラインが女みたいにきれいだった人。 「覚えている」ということは、愛と似ている。別れて何年か経った今でも、私は3つの数字を覚えている。彼の誕生日を構成する3つの数字を。 もう今となっては何の役にも立たないその数字を、脳はいつまでも記憶している。それから、夏の海辺で並んで食べたアイスキャンディ

          覚えてる人、忘れる人。

          16歳になったら結婚できる国で

          この間、韓国人の知り合いに「日本では女性は16歳になると結婚できます」と言ったら驚かれた。「日本は16歳で結婚できるんですか?」と。韓国は男女ともに18歳らしい。 冷静に考えてみたら16歳で結婚できるのってすごいことな気がする。16歳って高1?そういえば、高校生の時、16歳の誕生日を迎えると「私、もう結婚できるわ~」って言うのが流行っていたな。 あれから10年、私はいまだに結婚できる状態が続いている。 あの時、「もう結婚できるわ~」と言っていた友達のうちの数人は、既に結

          16歳になったら結婚できる国で

          めちゃくちゃ恋がしたくなる!神曲10選

          前回の神曲紹介記事をたくさんの方にご覧いただけたので、神曲紹介の第2弾をアップします!! 今回は「めちゃくちゃ恋がしたくなる曲」をテーマに選曲しました。ただ聴いてももちろん神曲だけど、歌詞に注目して聴いてみるとさらに味が深まる、そんな曲たちをご用意したので、ぜひ聴いてみてください ♪ あなたの気分にあったお気に入りの曲が見つかるとうれしいです❤ 【片思い編】①安田レイ「アシンメトリー」この曲のオススメポイントは鬼キャッチーなイントロ。コロコロした心地いい高音から始まり、

          めちゃくちゃ恋がしたくなる!神曲10選

          完璧じゃないから好きになる。

          世界で一番好きな男の話をしてもいいですか? ※画像はスーフルさんからお借りしました。 我聞慎二(がもんしんじ)。 「凪(なぎ)のお暇」というマンガの副主人公。 主人公の凪の元彼でエリートイケメンサラリーマンだが、まぁこじらせてる。 凪に対していつも「上から」で、会社の同僚には「アッチがイイから会ってるだけ」とか言っているけど、本当は凪のことが死ぬほど好き。 ※画像はめちゃマガさんからお借りしました。 好きな女の子をいじめちゃう小学生男子のまま大人になったような、か

          完璧じゃないから好きになる。

          2回目のデートで夢から醒める。

          初デートより2回目が鬼門 どういうわけか、初デートで盛り上がった相手と2回目が盛り上がらない。 先日も1回目のデートでお鍋屋さん、2回目のデートで居酒屋をハシゴしたけれど、2回目の待ち合わせの時に突然、夢から醒めてしまった。初デートの後の帰り道は、気分が盛り上がって、「また会いたい」、「付き合いたい」という気持ちが高まっていたのだが、2回目の待ち合わせの時に「なんか違う」となってしまった。 もう夢から醒めてしまうと、異性として見られなくなってしまうので、2回目のデートは

          2回目のデートで夢から醒める。

          死ぬほど好きな人に呼び出されるのは、いつだって金曜の夜だった。

          「金夜の女」は本命になれない?22歳の時、生まれて初めて本気の恋をした。 それまでの人とは次元が違うくらい好きだった。 頭がおかしくなるくらい、 生活の中心がその人になるくらい、 死ぬほど好きだった。 私にちょっかいを出す時のいたずらっぽい顔とか、 女の子みたいにぷっくりした涙袋とか、 真夜中の突然の電話とか、 その人の全てに夢中だった。 でも、 その人に呼び出されるのは、いつだって金曜の夜だった。 「土日に会いたい」と言っても、なかなか時間を作ってもらえなかっ

          死ぬほど好きな人に呼び出されるのは、いつだって金曜の夜だった。