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"花"のコトバたちを束にして、恋をした君たちに送りたい


桜の花びらが
白い積雪に降り積もる。
まぶしい向日葵が
落ち葉を床に咲き誇る。
幼い無邪気な君が
いま僕の前で走り回る。

(2017)



**

名も知らぬ花を
束ねるように
花言葉も知らぬまま
あれもこれもと
束ねるように
それでも
出来上がった花束を
愛と称して
育て方も知らぬまま
枯せるように
私は失うのかもしれない
この愛を


(2018)

***


この楽しさで弾けた一瞬を
大事に大事に抱きしめて
しおりの中に押し花として永遠に。
わたしの一生という本に
たくさんの目印をつけたい

(2018)

****


とまっている
けれど
太陽の光に照らされた木々の葉が
風に反応して
優しく揺れる。ちらちらと輝く。
焦っていた
言葉ひとつひとつを
書き留めなければ
わたしは、感情は、経験は、
どこかに消え去っていってしまうのではないかと
けれどそうではないんだと。
胸の奥底にしっかりと根付いて
ふとした時に芽吹いて
わたし を 花咲かせていくのだと
だからもう迷わない
いや迷うことはあるとは思うけど
それでも迷うことを恥じらわない
言葉にすることも
言葉にしないことも
ためらわない
ただそう木々を揺らす風のように
なすがまま ありのまま。


(2021 )

、、、、


今日は一日家に引きこもっていました。
無駄だったとは形容しませんよ!こういうぐうたらが後々の、頑張ろう!(いや、頑張らねば、かな?😅)に繋がっていくから!(ポジティブ〜)

今回の詩(のようなもの)は、"花"とiPhoneのメモ帳で検索してでできたものたち。(またこのパティーン)

なぜ、花なのかといいますと、、


先日、花束みたいな恋をした、を観たからです!!!
※詩と映画の内容はまったく連動しておりませんのでご了承を。。(詩それぞれで、同じ"花"という言葉でも、指し示すものが違いますね)

映画に関して。

感想めちゃくちゃ苦手なので多くは語れないのですが。


わたしは恋愛面というより、サブカルに対しての向き合い方や、ふたりが社会に出て変わっていく様子に気持ちを入れて観ていました。


好きなものを忘れていく麦くんをみて、すごく切なくなりまして。。
たしかにエンターテイメントを楽しむのってわりかし力がいる。力というか楽しむ余裕、でしょうか、、




あと、なんかふと思い出したのがnoteで読んだ記事。
ぜひ読んでみてください。



麦くんにも、仕事の合間でよいから絵を描いていてほしかった。。文学を楽しんでいてほしかった。
こう強く強く思うわたしは、きっと自分にも通ずるものがあるからだなと思いました。

わたしも自分に、言葉を書くことを続けていてほしいです。決して上手ではなくても。お金にならなくても。だれに認めてもらえなくても。

わたしはまだ社会人1年目で、幸運にも良い人間関係でお仕事ができていますが。順風満帆にはいかないでしょう。麦くんのようにパズドラしかできない状態になることもあるのでしょう。それでも言葉に感動する心を忘れてほしくないです。忘れてしまったとしても、また思い出してほしい。


ちょっとずれた感想だとは思いますが、わたしが"花束みたいな恋をした"をみて一番思ったことはこんなところです。。

お目汚し失礼いたしました。!!


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