渡邉 清文

おもにSF小説を書きます。ゲンロンSF創作講座 第4期, 6期受講生。 今井寿と押井守…

渡邉 清文

おもにSF小説を書きます。ゲンロンSF創作講座 第4期, 6期受講生。 今井寿と押井守リスペクト。推し:鈴本、藤吉、影山

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    不定期に書かれる日記を自称する記事です。

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    SF創作講座の提出作品の感想や振り返り

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更新: 2023/12/10、同人誌に通販サイトBOOTHへのリンクを追加。 ご連絡は、 eMail: watanabe.kiyofumi@gmail.com X(ex-Twitter): @TricolorGroupJP Mastodon: @TricolorGroupJP@fedibird.com 2023年商業出版 作家紹介:バリントン・J・ベイリー/ウィリアム・ギブスン/ピーター・ワッツ/夢枕獏/神林長平 『現代SF小説ガイドブック 可能性の文学』池澤 春菜・監修

    • 日記 "君がサヨナラ言えたって…"編(2024/2/1〜2/24)

      ※3月2日に更新 2024/022/1 小林由依卒業コンサート「君がサヨナラ言えたって…」 配信で、櫻坂46小林由依卒業コンサートを見た。1/31、2/1の二日とも視聴。櫻坂のコンサートは映像でしか見たことがないのだけど、今まででもっとも素晴らしく最高のライブだった。最後だからと過度に昔を振り返ったりせず、欅時代の曲を各日1曲ずつしかやらない。現在の櫻坂の、最強のセットリストで勝負する。主役でありながら、センターを勤める2期生を立てる。 色々な意味で、欅坂時代からのネガテ

      • 日記 "not completed"編(2024/1/9〜30)

        書く習慣、くらいのつもりでいる日記ですが、忙しくなると放置してしまいます。2月5日の今も、他に書くべき文章はあるのですが。 タイトルは江口寿史原画展より。 2024/011/9 創元SF 創元SF短編賞に応募した。 過去作の加筆修正版。後から振り返ると、加筆部分と既存パートが繋がっていないのでは? という疑惑もあったり、アップロード直後とは違って自信がない。いずれにしても、2ヶ月後くらいには1次選考の結果は出る。それまでは終わったものとして、次のことをやる。 1/14 

        • 「V系SF」通販とニュースレター、そしてセカンドアルバム

          新年、明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 V系SF、つまり「広義のヴィジュアル系音楽をモチーフとした広義のSF」についての情報をお伝えします。 BOOTHに出店しています昨年11月の文学フリマ東京で「V系SFの店」として出店し、V系SFアンソロジー『漆黒の熱量』を発行いたしました。小説だけでなく、散文、現代詩、戯曲まで、さまざまな表現方法による、幻想文学〜SFのあわいに刻まれた多彩な作品を収録した作品集です。 BOOTHに「V系SFの店」を

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          「V系SF」、文学フリマ東京37に出店します

          (『漆黒の熱量』表紙イラストレーション・バにら) 11月11日(土)開催の文学フリマ東京37に、お-05「V系SFの店」で出店いたします。9月の文フリ大阪で先行リリースしたシングル『絶唱』と、13人の作家が寄稿したフルアルバムにあたる新作『漆黒の熱量』の、2冊のV系SFアンソロジーを用意しております。 「V系SF」とは何かといえば、ヴィジュアル系音楽をモチーフとしたSFというのが最低限の説明と言うことになります。 じっさいに集められた作品は、多くの方がこの言葉から想像され

          「V系SF」、文学フリマ東京37に出店します

          日記 ”承認欲求”編(9/15~)

          生きていてなにがしか記録に残すようなこともあるはず。という個人的な記録としての日記です。面白いことは書いてません。 9月11日までの記録はこちら。 2023/0909/15 課題提出 SF創作講座の課題提出日。 実作「竜骨街に子供」は、また最終日に半分書くというダメな執筆になってしまった。書きながら、何を書こうとしているのか発見していくような書き方で、テーマ的にもストーリー展開的にも、ここを深掘りしていくべきというのが、ようやく見えてきたところ……初稿ドラフトを締切日に書

          日記 ”承認欲求”編(9/15~)

          SF創作講座第7期 前半振り返り(前編)

           ゲンロンSF創作講座の第7期(2023-2014)を、6月から受講しています。最初の講義から3ヶ月が過ぎ、4回の講義とひらマン合同回が行われました。ここまでの個人的な振り返りを残しておこうと思います。 今回の受講の動機 私は4、6期の受講生で、今期が3期目の受講となります。6期に引き続いて継続受講することにしたもっとも大きい理由は、最終課題を最後まで書き切ることができず、未完のまま提出してしまったためでいた。最終課題の中編を書き切っていれば、評価結果に関わらず次に進めてい

          SF創作講座第7期 前半振り返り(前編)

          「国外の土地を描くSF:台湾とチベット」おすすめ作品&自作リスト

          8月5、6日に開催された第61回日本SF大会Sci-con2023において、「国外の土地を描くSF:台湾とチベット」という企画をおこないました。当日会場で配布した、『おすすめ作品&自作リスト』を公開します。 企画概要台湾SF『神の豚』の溝渕久美子さん、チベットSF『虹霓のかたがわ』の榛見あきるさん、批評の立場から河野咲子さんに登壇、渡邉が司会を務めました。 当日の進行は、まず前半で榛見さんと溝渕さんが、それぞれチベットと台湾の歴史と文学作品を紹介し、自身がその場所を舞台に小

          「国外の土地を描くSF:台湾とチベット」おすすめ作品&自作リスト

          日記 "Start over!" 編(10/4更新, 9/11まで)

          日々、何かしら行動や進捗があるかを自己確認するための日記。 2023/0606/01 Start over! 櫻坂46の6枚目シングルはタイトルを「Start over!」といい、6/28発売なのだが、日曜深夜に、推しの藤吉夏鈴がついに表題曲センターをつとめることが発表された。すぐにMV解禁。楽曲、パフォーマンス、映像に震える。欅坂と櫻坂の過去をまるごと引き受けて、その先に進むための曲だ。 そして木曜日のこの日、櫻坂46ツアーファイナルを配信で見た。この新曲のライブ初披露

          日記 "Start over!" 編(10/4更新, 9/11まで)

          白pomera日記 2023.01~

          年が変わったので、別記事にします。 (2/15更新: 1/14〜2/3、日毎の見出しをつけることにしました) 2023/0202/03 最終課題・未完 提出はした。悔しいことに文字数で半分、ストーリー展開上は1/3くらいまでしか書けず、未完での提出。 小説の書き方と生活と人生を見直したい。 2023/0101/31 鮎川誠 今度は、鮎川誠の訃報。シーナ&ロケッツを聴く。 01/29 自分との戦い 自分との戦いに負けている。 01/28 『アニメージュ』読み放題

          白pomera日記 2023.01~

          白pomera日記

          日記再開。今回は、いつまで続けられるだろうか。(12/30更新、12/25〜30) 2022/1212/30 ライブから帰ってきた後、風呂に入らずに寝てしまい、そのまま昼過ぎまで活動しないという不健康な1日。腿や腕が筋肉痛で、日頃、体を動かしてなさすぎなことを反省する。 鈴木みのるとタイチの動画を見たり、映画『SLAM DUNK』の本を井上雄彦インタビューを読んだり。 12/29 今年最後のライブ。毎年恒例のBUCK-TICK武道館。DIQでなく、35周年ツアーの一貫

          白pomera日記

          SF創作講座6期 第7回課題 梗概の感想

          今回の課題は上記のとおり「自分の人生をSFにしてください」というものでした。 くじ引きによって担当させていただくことになった7作と、裏SF創作講座の投票作品に対する感想です。 くじびき担当分瀧本無知「デッドライン・ゴールドラッシュ」 ストレートなエンターテイメントとしての構成がしっかりしていると思いました。一種のVR技術による死の疑似体験が流行する社会と、その最前線で生きる主人公の物語に疾走感があります。 実作の良し悪しはイクスグラフィー・疑似体験パートの描写次第だと思い

          SF創作講座6期 第7回課題 梗概の感想

          竹マット昼寝日記(8月編)

          Introduction6月下旬から公開している日記が、7末まで続いていて―いや、月末の旅行とライブについてはまだ書いていないのだけど―長くなったので8月分を記事分けます。 2022年8月2022年8月10日 詩の教室の課題をむりやり提出。もっと現代詩を勉強したいし、詩を読みたい。詩に関する本も、もちろん詩集そのものも積んであるので、読めばいいのでは。いや、簡単に読んで理解できないから進まないのです。もともと、詩が解らないのが納得いかない、というのが詩を書いたり、教室(ず

          竹マット昼寝日記(8月編)

          SF創作講座6期 第4回実作の感想

          「今、自分が暮らしている都市の物語を書いてください」 今回も古川さんが感想を分担するくじ引きを作って下さったので、その担当分の3作と、裏SF創作講座で投票した3作について感想を書かせていただきます。 くじ引き担当分向田 眞郵「あさくさ・ふらぐめんたる」 舞台は東京浅草。景色がズレて二重に見えるようになった男の話。昭和のレトロな雰囲気と人工的な怪異が生み出す不気味さが印象的で忘れがたい余韻があります。 冒頭のズレが1.85mmという妙な正確さから、時計、人形の手、地図とい

          SF創作講座6期 第4回実作の感想

          SF創作講座6期 第3回梗概の感想(2)

          裏SF創作講座で投票した梗概への感想裏SF創作講座に3作投票しています。感想くらい書き残しておくべきではと思い、思いつつ、放置してしまっていたのですが、今更ですが書きます。 実作〆切まで間があるので、参考になれば。 岸本健之朗 「怪獣国境」 タイトルが抜群にいい。〆切直後に一覧画面で見て、これしかないと思いました。このタイトル、世界観でいくらでも書けそうな広がりがあると思います。なんといっても、怪獣がつねに何体も地上に常駐しているのがいいです。大陸的なスケール大きさを感じ

          SF創作講座6期 第3回梗概の感想(2)

          竹マット昼寝日記(夏休み限定)

          (随時更新) Introduction先日、ニトリで竹ラグマットを購入した。座っても寝転んでもとても気持ちがいい。だいたい、本を読むときの身体は、地面と平行に近い角度で伸ばされていることが多い。今年の夏はこの竹マットの上に寝そべりながら、たくさん本を読もうと思う。問題は、おそらく本のページをめくるより早く寝落ちすることが目に見えているということだけど。 というような日記です。たぶん夏休み限定。 2022年7月2022年7月23日 SFセミナー視聴。小谷真理さん&橋本輝幸

          竹マット昼寝日記(夏休み限定)