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竹マット昼寝日記(8月編)

Introduction

6月下旬から公開している日記が、7末まで続いていて―いや、月末の旅行とライブについてはまだ書いていないのだけど―長くなったので8月分を記事分けます。

2022年8月

2022年8月10日

詩の教室の課題をむりやり提出。もっと現代詩を勉強したいし、詩を読みたい。詩に関する本も、もちろん詩集そのものも積んであるので、読めばいいのでは。いや、簡単に読んで理解できないから進まないのです。もともと、詩が解らないのが納得いかない、というのが詩を書いたり、教室(ずっとオンラインですが)に通いはじめた理由の一つなのだが、手ごわい。自分にとっては。
金曜日のSF創作講座の実作〆切に向けて、本格的に着手。果たして書きあがるのか? ほんとうにこんなものを出していいのか?

2022年8月9日

クリニックに高血圧の薬をもらいに行く。健康診断の結果を見せたらコレステロールを下げる薬が増えた。
課題の〆切と公募の、複数の〆切を抱えているが共倒れの危険が出てきた。とにかく、〆切の早いものから順になんとかする。
夜、スタバに紙のノートとpomeraを持ち込んで詩の教室の課題を考える。先月末の旅行をモチーフになんか書けそうな感じになってきた。〆切は10日正午。BGMは春ねむり『春歌燎原』BiSHの2022年シングル集プレイリスト。
詩を考えるときに日本語の歌を聴いて、聞こえてきた言葉から連想することもある、というのは講師の先生が詩を書くときの書き方として聞いてことだけど、わりと日本語の歌詞が気にならない。小説だと日本語の歌どころか洋楽の歌ものでも気になって集中を削がれるのだけど。

2022年8月8日

車をディーラーに持ち込もうと思っていたが、今日から3日間夏季休業とのことなので木曜日に行くことになる。運転の予定がないからいいけど。
それにしても暑い。何も進んでいない。

2022年8月7日

帰宅。FIATの電子系、電気系がかなりまずいことになっている。

2022年8月6日

都下にある実家に寄ってから、茨城へ。明日、弟の一周忌。
今週気温が下がっているからというのはあるようだが、東京よりも過ごしやすいのであった。

2022年8月5日

今週2度目の歯医者に行って、そのあとMUJI CAFEで昼食。『法治の獣』を少しだけ読む。

2022年8月4日

図書館の予約本『自閉症スペクトラム症の女の子が出会う世界』を借りてくる。先日の返却時に届いていた『ノンバイナリーがわかる本』ともども読みたい。
図書館で借りて読んだ本も、手元に置いておきたいと思ったら後から購入する方針ではいる。ある分野の本を、すべて購入していたらハズレも多いわけで、お金の問題よりも置き場所の問題で困る。ハズレ本に置き場所を作りたくないので。例えばSF創作講座の初回課題では、特殊清掃とヘンリー・ダーガー関連で参考文献を10冊ほど借りてきているのだが、全てを購入していられないし、入手困難本もあるので、図書館は助かる。

2022年8月3日

渋谷のハローワークに行ってあとで、高田馬場の早稲田松竹へ。サム・ペキンパー特集、『ワイルドバンチ』と『砂漠の流れ者/ケーブル・ホーグのバラード』の西部劇二本立て。ペキンパーを見るのは実は初めてだ。
http://wasedashochiku.co.jp/archives/schedule/21027
残念ながら、昼食後の睡魔に襲われ『ワイルドバンチ』は朦朧としたなかで観ていた。おかげで人間関係も筋もきちんと追えていない。冒頭から時間の流れがゆったりとしていて、現代ではなかなか得ることのできない雄大さを味わえる。中盤の、みなで風呂に入っているシーンが良い。腹の出たおっさんたちの半裸で腰掛けて、あれこれと語らう場面。クライマックスはじめ暴力、銃撃戦の画面は見応えはあった。話を理解できる程度には頭が冴えている状態で、もう一度観たい。
『ケーブル・ホーグ』は不思議な映画だ。暴力の作家と聞いていたペキンパーのイメージとは真逆の作品。仲間に裏切られて荒野に置き去りにされた男ケーブルが、湧き水を見つけ瀕死に一生を得て、その水が出た場所を馬車が立ち寄る水飲み場として営業していく……という話なのだが、全体が脱力系でオフビートな展開。相手を銃で仕留められない情けなさが死に掛ける発端だし、裏切った男たちへの復讐を胸に秘め終盤に再会しても銃撃戦の決闘があるわけではなく、胡散臭い牧師の若者の女性トラブルに巻き込まれたり。
なにか、忘れがたいものがある映画。
登場人物はみな忘れがたいキャラクターの持ち主だけど、中でも、娼婦ヒンディーの自由奔放さが魅力的。砂漠の町のトラブルメーカーで、ケーブルと意気投合して愛し合うが、生きる道が違うと都会へ去っていく姿が、そして豪奢な衣装で砂漠に帰ってくるところまで、素敵。

2022年8月2日

新宿の歯医者に行く。詰め物が取れたのを治してもらうだけなので、近所の知らない歯医者に行ってもよいのだけど、過去の記録が残っているし、対応もわりと気に入っているので交通費をかけて出かける。
太陽が真上から照りつける日中に新宿に行くのは生命の危険という問題があるが、ほとんど地下道通って行ける場所なのでじつはそっちの心配はない。しかし、その地下道を歩いているとコクーンタワーのBook1st新宿店に吸い込まれてしまうという別の問題。『ゴジラSP』『雪風(愛蔵版)』それぞれ円城塔、神林長平サイン入りと、『小説作法XYZ 作家になるための秘伝』島田雅彦を買う。読んでない作家の小説の書き方本を読もうと言うのはどうなのか? とは思う。
(それ言ったら、保坂和志も小説は読んでない。久美沙織だって長編は読んでいないと思う。そんなことばかりではある。佐藤亜紀と大沢在昌は読んでいる)
図書館で順番待ちで借りる本は、読みたいタイミングと借りられるタイミングが異なるので困る、と言うか結局全然読まずに返すことになったりする。返却要請のメールも届いてしまったので、MMT関連の書籍3冊と『LIFE SPAN』と『シン・エヴァンゲリオン論』を返却する。その前に『MMT 現代貨幣理論とは何か』井上智洋(講談社選書メチエ)を50ページほど読んで、後半もざっと目を通す。とりあえず政府はお金すればいいんじゃ、という雑な理解だけ記して、この場では踏み込まないようにしよう。近未来もののSF書こうとしたら、経済も押さえておく必要はあると考えているけど、そんなに多方面にアンテナ広げられるほど賢くない。

2022年8月1日

去年まで働いていた会社の人と電話で仕事の話。とあるデータのライセンスについて対応がどうなっていたかという質問で、窓口になっているIT部門の人を教える。聞ける範囲、話せる範囲で部署や会社全体の話などする。同じプロジェクトに関わっていた他部署の女性マネージャーがメンタルヘルスの不調で休職されていると聞く。ゆっくりとよくなってくれれば、と思う。
pomera DM250白を使い始める。

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