つくし

北海道の道東に暮らしています。 犬、野鳥、野生動物、植物、自然が心のよりどころ。趣味は…

つくし

北海道の道東に暮らしています。 犬、野鳥、野生動物、植物、自然が心のよりどころ。趣味は自然観察、トレッキング、登山。コーヒー好きな女性です。

マガジン

  • つくしの北海道食べ歩き

    つくしが行った、美味しい北海道のお店を紹介。

  • 看護・介護に想うこと

  • 生きること、死ぬこと

    看護師として、生きること、生きていくこと、死ぬこと、病気、健康について考えたことを書いていきます。

  • 日々の暮らし

    オホーツクに住む女性です。 日々の暮らしの楽しみや感じたことを書いています。

  • 北海道の自然観察日記

    オホーツクを拠点にしつつ、北海道の自然を歩いています。動物、野鳥、野の花や、自然と関係の深い北海道の歴史なども交えて書いています。

最近の記事

別海町 驚く厚みのポークチャップを食す

8月19日 別海町にある 「ポークチャップの店ロマン」へ。 ここのポークチャップのすごいところは、驚くほど分厚いのだ。 写真は400g 焼き上がるまでに25分かかる。 嬉しいのは、電話で予約すれば来店時間に合わせて焼き上げてくれる。 (※ただし、繁忙期や混雑時は約束できない場合もあるとのこと。) 実は、700gもあるのだ。 これは焼き上がるまでに45分かかる。 とにかく、肉もソースも格別に美味しい。 しかしながら、私は400gも700gも、1人では食べきれない。 だ

    • 介護サービスを入れたら病気が増えた?

      誤解しないでほしい。 今日の話は、介護サービスを悪く言う話ではない。 むしろ、とてもほんわかする話。 だから、安心して最後まで読んでいただきたい。 それは、訪問看護でのエピソード 患者さんは青春まっ飾りの青年。 難病をもっていて、自力で動くことはできない。 だから、常に介護が必要な状況で、24時間介護ヘルパーがご自宅に来て生活支援をしている。 それに加え、難病のため、訪問看護も利用している。 ご自宅では、ご家族と暮らしている。 しかし、お母さまも難病をもっておられ、青年の

      • スキーとの向き合い方

        50年以上スキーをしてきた。 生まれて間もなくから始め、私の人生に欠かせないもの。 ここまで長く続けてきたものは、私の人生史上唯一のもの。 しかし、今、スキーへの向き合い方が変わりつつある。 【子供時代】 スキーが大好きで毎日滑った。 中学の時にSAJ1級を取った。 【スキー教師として】 21歳のときに全日本スキー連盟準指導員検定に合格。 その3年後、全日本スキー連盟指導員検定に合格。 【技術の追求】 30歳のときにテクニカルプライズ合格。 【20代の選手時代】 全

        • 楽に生きられない

          最近、生きるのがしんどいと感じることが多くなっている。 いや、 子供のころからその気持ちの波は、大きくなっては、なんとか鎮めたりの繰り返しだった。 そこから脱したいと思っても、結局中年となった今も抜け出せない。 私の家はいわゆる「機能不全家族」であった。 ~過去の苦しみを一人で勝手に引きずって、勝手に悩んで苦しんで、家族のせいにして~ と人は言うだろう。 でも、この気持ち、当事者にしかわからない。 生きることのしんどさを人に伝えたところで何も変わらない。 そんなのわかって

        別海町 驚く厚みのポークチャップを食す

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        • 世界の自然
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        記事

          散歩でオホーツクの春を感じる

          今年の春は早かった。 なぜかと言うと、ゴールデンウィーク中に咲く桜が今年はゴールデンウィーク前に咲いてしまったのだ。 地元の桜祭りは5月12日。 祭り当日は、ほとんど散ってしまった。 年々季節が前倒しになっていると感じるものの、春は命が一斉に活気付き、自然のエネルギーを感じられる。 この季節の散歩の楽しみは、『春』を見つけること。 写真の花たちは、地元の里山『五鹿山』(ごかざん)で見られる花たちだ。 ここは四季折々の花、鳥、動物が暮らしいる。私にとって、とても心地よく大好

          散歩でオホーツクの春を感じる

          オーロラに出逢う旅

          2月の新月、カナダのイエローナイフへ。 目的はオーロラに出逢うため。 イエローナイフで4日間の夜を過ごし、その全ての夜で、オーロラに出逢うことができた。 その美しさや神秘を上手く言葉に表すことは難しい。 オーロラをひたすらに見つめ、カメラのシャッターを押し続けた。 カメラのファインダーを通すと、より美しい発色に見えるオーロラ。 カーテンのような揺めき、うねりが私を圧倒する。 地球の美しさ、自然の偉大さを全身で感じとることができた。 そして、未知の驚きやワクワクに満ち

          オーロラに出逢う旅

          ACP〜アドバンスケアプランニングを再考する〜

          ACP(Advance Care Planning)と言う言葉をご存知だろうか? 別名、人生会議とも言われている。 ACPとは、将来の変化に備え、将来の医療及びケアについて、 本人を主体に、そのご家族や近しい人、医療・ ケアチームが、繰り返し話し合いを行い、本人による意思決定を支援する取り組みのことだ。 臨床現場で、ACPの認知度は高まりつつある。 しかし、私はACPに対し、心配事がいくつかある。 国も自治体も、医療や福祉の現場も、こぞってACP:人生会議を推進してい

          ACP〜アドバンスケアプランニングを再考する〜

          ターミナルケアにおける人間理解

          ターミナルケアとは、病気で余命がわずかになった方に対して行う、医療・看護的、介護的ケアのことだ。 残りの余命を少しでも心穏やかに過ごせるように痛みや不安、ストレスを緩和し、患者のQOL(クオリティオブライフ=自分らしい生活の質)を保つことを目的としている。 自分は看護師をしている。 ターミナルケアにおける人間理解とはどうあるべきか。 先日、ある患者さんを通して感じたことがある。 〈患者Aさん〉 ある消化管の癌であり、抗がん剤治療が終わったあとまもなく再発。 Aさんは

          ターミナルケアにおける人間理解

          冬の妖精 シマエナガに逢いたい

          北海道のみに生息するシマエナガ。 北海道3大可愛い動物の一つと言われている。 (ほかは、エゾモモンガ、エゾリスなどが3大動物とされている。) シマエナガは留鳥で、一年中見ることができる。 しかし、冬のシマエナガは格別に可愛く魅力的で、一眼見てしまったら、あっという間に恋してしまう。 なぜそんなに可愛く魅力的なのだろう? 寒さから身を守るため、羽毛をふわふわに膨らませてまん丸だから。 顔や目が優しいから。 小さく白く可憐だから。 正面から見るとおにぎりのようで思わず頬張りた

          冬の妖精 シマエナガに逢いたい

          銀世界の天使 ユキホオジロ

          海風が吹き、雪が吹き溜まる北海道の冬の海岸草原。風は体感温度を下げるし、手先足先は感覚がなくなるほど寒い。 地吹雪などに遭遇すれば、凍死する危険もある。 そんな厳しい場所に、銀世界の天使はいる。 一般的に、冬の海岸に通じる道路は除雪が入らないので、車は通れなくなることが多い。 だから、銀世界の天使に会いたければ、スノーシューを履いて往復14キロを歩くことになる。 誰でも簡単に逢える存在ではないのだ。 14キロ歩いても逢いたい天使。 その名は「ユキホオジロ」 北海道では冬鳥

          銀世界の天使 ユキホオジロ

          森の妖精 エゾリス

          最近、地元の里山に行くと必ず会うエゾリスさんたち。 その姿はまるで森の妖精だ。 会うと絶対に胡桃を食べている。 なにせ、今年は胡桃が豊作だったらしい。 エゾリスは、ニホンリスより大きくて、今は冬毛が伸びてモフモフふっくら。 体重は約300〜500g。 体長は22〜27cm。 ところで、北海道の動物は本州と比較して身体が大きめだ。 代表的な例で言うと、 ツキノワグマ(本州)の体長が120〜200cmなのに対し、 ヒグマ(北海道)の体長は150〜300cmと大きい。 そ

          森の妖精 エゾリス

          氷河期の生き残り エゾナキウサギ

          北海道の限られた高地の岩場。 そんな涼しいところに住むエゾナキウサギを知っているだろうか? アイヌ語で「チチッチュカムイ」と呼ばれる小さな神。 哲学者のように遠い空を見つめる瞳。 こんなに小さく可愛いながらも、孤高の存在。 そして、ピッ!と澄んだ声で鳴くのが、彼らの最大の特徴。 ナッキーという相性で、北海道の登山者や自然好きな人に慕われている。 北海道黒岳のイメージキャラクターとして人気もある。 彼らは主に、大雪山系に暮らす。 だから、逢いたければ登山は必須。 エゾ

          氷河期の生き残り エゾナキウサギ

          北海道オホーツクに生きる小鳥たちの夏

          オホーツク地方の涼しくも短い夏に、たくさんの夏鳥が子育てに奮闘している。 4月中旬〜6月に営巣、抱卵。 産まれたあとは、親鳥が懸命に給餌し、雛は2〜3週間で巣立つ。 その後、雛は親鳥から飛び方や餌の取り方を学び、10月初旬には遠い本州へ渡るまでに成長する。 仕事から開放された週末に、彼らを遠くからそっと見守るとき、感動と嬉しさが込み上げる。 しかし、野鳥観察は気をつけることがいくつかある。 子育て中に近づきすぎることは絶対禁忌だ。 なぜなら、親鳥は危険を感じ、子育てを放棄

          北海道オホーツクに生きる小鳥たちの夏

          北海道 オホーツクの里山に咲く春の花②

          忙しく、中々noteを書けない日々だった。 だけど、今さらながら春のお話。 地元の里山 五鹿山 6〜7月に出逢える可憐な花たち。 次々と芽吹く命に驚きと感動と、元気をいただく。 春の里山歩きは小さな感動がいっぱい。

          北海道 オホーツクの里山に咲く春の花②

          北海道 オホーツクの里山に咲く春の花①

          4月〜5月は、長い冬から目覚めた花たちが優しく咲き始める。 今日は、北海道オホーツク地方の五鹿山で見られる春の花の一部を紹介。 季節が進むごとに、沢山の花が次々と咲くのだろう。 花と緑、鳥の囀りに心地よさを感じながら歩き、休憩時はコーヒーを飲む。 そんな贅沢な時間を、毎週末過ごしている。

          北海道 オホーツクの里山に咲く春の花①

          ハシブトガラの巣作り

          地元の里山に桜を見に行ったとき、偶然見つけたハシブトガラ夫婦の巣作り。 私たち人間が気づかないところで、 小さな命が一生懸命生きていることに強く感動し、言葉にならなかった。 夫婦で協力して、せっせと巣の中の木屑を運び出す。 その日から、毎日巣作りを見るために通っている。 脅かさないよう、細心の注意を払って。 おそらく、巣ができたら卵を産み、子育てをするのだろう。 そうして、命を繋いでいくのだろう。 そう思うだけで、暖かな気持ちになる。 とにかく、無事に生きてほしい。

          ハシブトガラの巣作り