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冬の妖精 シマエナガに逢いたい

北海道のみに生息するシマエナガ。
北海道3大可愛い動物の一つと言われている。
(ほかは、エゾモモンガ、エゾリスなどが3大動物とされている。)

シマエナガは留鳥で、一年中見ることができる。
しかし、冬のシマエナガは格別に可愛く魅力的で、一眼見てしまったら、あっという間に恋してしまう。
なぜそんなに可愛く魅力的なのだろう?

寒さから身を守るため、羽毛をふわふわに膨らませてまん丸だから。
顔や目が優しいから。
小さく白く可憐だから。
正面から見るとおにぎりのようで思わず頬張りたくなるから。

理由はたくさんあるが、
それを言葉で説明するのはとても難しい。

鳴き声は「ジュルルルル」と特徴的なので、いるとすぐわかる。
しかし、常に動いているため写真に収めることはとても難しい。
それでも、この可愛い生き物に惹かれ、何度も探し、何度もシャッターを切る。

しかし、最高のショットは1シーズンに数えるほどしか撮れない。
それでも、白い妖精に恋をした者は、氷点下の厳しい寒さでもついつい冬の森へに誘われてしまうのだ。

足環をつけたシマエナガ


足環は、環境省が行う鳥類標識調査用のようだ。
シマエナガは北海道のみに生息しているが、最近は東北でも観察されることがあるようだ。
足環が渡りの状況や寿命など、冬の妖精を知る手掛かりになるのだろう。



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