氷河期の生き残り エゾナキウサギ
北海道の限られた高地の岩場。
そんな涼しいところに住むエゾナキウサギを知っているだろうか?
アイヌ語で「チチッチュカムイ」と呼ばれる小さな神。
哲学者のように遠い空を見つめる瞳。
こんなに小さく可愛いながらも、孤高の存在。
そして、ピッ!と澄んだ声で鳴くのが、彼らの最大の特徴。
ナッキーという相性で、北海道の登山者や自然好きな人に慕われている。
北海道黒岳のイメージキャラクターとして人気もある。
彼らは主に、大雪山系に暮らす。
だから、逢いたければ登山は必須。
エゾナキウサギは冬眠しないので、秋に食料をねぐらに溜め込む。
その行動を貯食行動というが、秋のエゾナキウサギは、せっせと食料となる草花をねぐらに運ぶ。厳しい北海道の冬を生き抜くために。
私は年に数回、彼らに逢いに行く。
私を魅了してやまないエゾナキウサギ。
また来年
君たちに逢いたいよ。
それまでは、お互い元気でいよう!
そんなことを思いながら
日々健康的な生活を心がけている。
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