みくちゃん

文章書くのが好きです。中身がない人間です。これから中身を詰めていきます。

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最近の記事

サブキャラになっても活躍が衰えないキリトさんの凄さ−『劇場版ソードアート・オンライン 星なき夜のアリア』−

10月30日から全国劇場にて公開が始まっている『劇場版ソードアート・オンライン 星なき夜のアリア』。本日31日に見てきたので感想をまとめていこうと思う。 僕はSAOシリーズについては無印SAO原作(電撃文庫版)をアリシゼーション編の終わりまでと、アニメ1期(アインクラッド)を数話、2017年公開の『オーディナル・スケール』まで履修している。アニメ2期以降、およびスピンオフ作品などには触れていない。『プログレッシブ』シリーズも未読だ。 今回の劇場版について簡潔に感想を述べ

    • ”ヴァイオレット”・エヴァーガーデンという少女について

      ◯はじめに10月29日、金曜ロードショーで放映されていた『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 特別編集版』を見た。 はじめに書いておくと僕はテレビ放送版の同作を、少しだけ見ていた。しかし内容はほとんど覚えておらず、今回が実質初めての視聴と言っていい。もちろん、原作小説にも触れていない。 それをふまえて今回、特別編集版『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を見て考えたことを書いていきたいと思う。おそらく愛好者の間では擦り倒されたテーマになってしまっている可能性もあるが、なにせ僕

      • ありがとう、さようなら、おめでとう(シン・エヴァネタバレあり)

           エヴァンゲリオンは「大人になれない人たちが大人になる物語」という認識だが、僕はこれまでずっと「大人になれない人たち」は誰で、「大人になる」とはどいうことなのかが今ひとつ理解できていなかった。しかしシン・エヴァの2回目でようやくそれが分かった気がする。 以下、ネタバレありです。 ①「大人になれない人たち」とは誰か 言うまでもなく筆頭はシンジである。しかしシンジだけではない。ゲンドウもそうだし、アスカもレイもカヲルくんもそう。そしておそらくは僕たちファンもそう。「俺は大

        • 童貞の男子高校生が同級生たちの性の悩みを解決してあげるって話のドラマ『セックス・エデュケーション』

           ただいま世界。2日ぶりの更新ですよ。  なんで2日も更新をサボっていたのかというと1日は眠くてやる気が起きず、もう1日は病んでやる気が起きなかったからです。  今日は無事に病みを脱して元気が回復したのでこうやってキーボードに向かっております。  本日紹介するのは本じゃなくてドラマなんですけどその前に。  せっかく病みを抜け出して元気になったので、この状態のときにしか(おそらくは)できないであろうことをやってしまおうと思って、初めて文フリに申し込んでみました。

        サブキャラになっても活躍が衰えないキリトさんの凄さ−『劇場版ソードアート・オンライン 星なき夜のアリア』−

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          貧困一家が金持ち一家の暮らしに入り込んでいくコメディホラーサスペンス映画『パラサイト 半地下の家族』

           今日は本ではなく映画です。  本当はいつも通り本を紹介しようと思っていたんですけど、前々から気になっていた『パラサイト』を今日なんとなく見に行ったらとんでもなく面白かったのでこっちに変更します。  最初は見るの怖かったんですよね。  この作品、結構話題じゃないですか。テレビではバンバンCMやってるし、Twitterなんかを見ていると「面白い」という感想ばかり流れてくるし、パルムドール受賞作だしアカデミー賞作品賞ノミネートだし、とにかく絶賛のオンパレードなんですよ。

          貧困一家が金持ち一家の暮らしに入り込んでいくコメディホラーサスペンス映画『パラサイト 半地下の家族』

          田舎から出てきた極々平凡な大学生の1年をつづるだけの話なのになぜかめちゃくちゃ心に染み渡る小説『横道世之介』

           最近よく「あ、俺ってもう学生じゃねーんだ」ってことに気がついて悲しくなることがあります。道を歩いているとき、仕事をしているとき、寝る前、家を出るとき。なぜか一瞬「講義行きてえな」と現役の頃だった微塵も思わないようなことが頭をかすめていくのです。もう卒業してから3年近く経っているのに。  未だに大学の最寄り駅に降り立つと言いようのないむなしさと物悲しさに襲われて、行き交う学生の背中を見つめてしまいます。たぶんモラトリアムから抜け出せていないのかなと思っております。  

          田舎から出てきた極々平凡な大学生の1年をつづるだけの話なのになぜかめちゃくちゃ心に染み渡る小説『横道世之介』

          宇宙で暮らす猫たちがロボットとドンパチやって結構血が流れたりヤクザがでてきたりする話なのにとても胸が苦しくなる小説『猫の地球儀』

           こんばんは。現在時刻は23時26分。明日も明日とて5時起きなので23時30分には寝ようと思ってたんですけどなんだかんだあってこんな時間です。あ、今7分になりました。就寝時刻まであと3分。どうにかなるかな、いや、ならねーな。とりあえず気合で書き上げてしまうことにします。  とはいえ今日紹介する『猫の地球儀』という小説は僕のお気に入りの1つでもあるので、気合で無理やり紹介文を綴るのは少し心苦しいところがあるのです。しかしまあ眠気には勝てないということで乱暴に進めさせてもら

          宇宙で暮らす猫たちがロボットとドンパチやって結構血が流れたりヤクザがでてきたりする話なのにとても胸が苦しくなる小説『猫の地球儀』

          重い荷物を背負って海に行くだけの話なのにめちゃくちゃ泣けてしまう小説『塩の街』

           昨日はちょい病みな文章を書いてしまったので反省。  今日はきっちり本の紹介をしていこうと思う。  タイトルにも書いたとおり、今日紹介するのは有川浩の『塩の街』。  『図書館戦争』とか『阪急電車』で知られている人気作家のデビュー作である。  刊行レーベルは電撃。  これは意外とみんな知らないのだが、有川浩はラノベ畑出身なのだ。  塩害とよばれる災害によって人が塩に覆われていく時代の日本を舞台にしたオムニバス作品で、7つの短編が収録されている。しかも表題作『塩の

          重い荷物を背負って海に行くだけの話なのにめちゃくちゃ泣けてしまう小説『塩の街』

          おすすめ本を紹介しようと思ってたけど気分死んだから無理って話

           僕には悩みがある。行き詰まっていることがある。苦しんでいることがある。誰かに助けて欲しいことがある。解決したいことがある。  だけど誰にも助けを求めることができない。  なぜなら僕の悩んでいることは小説に関することであり、僕の周囲の人間のほとんどには無関係で、無意味な悩みだからである。  そして僕には創作仲間というヤツがいない。テーマとか話の作り方とか文章作法とか、キャラクターについてとか、困ったときに相談したり愚痴ったりできる人がいない。  基本的にはずーっと1人

          おすすめ本を紹介しようと思ってたけど気分死んだから無理って話

          『ある日、爆弾が落ちてきて』

           屋上で一服している予備校生の頭上に突然、昔好きだった同級生に似た新型爆弾が落っこちてきてデートに付き合わされる表題作「ある日、爆弾が落ちてきて」のほか、「時間の流れ」をテーマにした7つのボーイ・ミーツ・ガール短編集である。  読み始める前から分かっていたが、ザ・セカイ系といった内容だった。どの作品もボクとキミの間に起こるちょっと不思議で切ない物語を、二人の恋愛、あるいは第三者の恋愛を絡めて描いている。  発行年は2005年ということだから、セカイ系全盛の時代だと思う。ち

          『ある日、爆弾が落ちてきて』

          書きたいことは決まったけれども

           これから何を書いていくかについて一晩考えた。書きたい内容はそれなりにある。映画のレビューとか、日常の話とか、創作小話とか、自炊の話とか失敗談とかそれなりに。  僕は可愛らしく言えば抜けているところのある人間だ。天然だ。真顔で言えばバカだ。歩くクラスター爆弾だ。なので日常的なトラブルが尽きない。  昨日も会社のオフィスで「電車に傘忘れた。やらかした」と隣の席のAさんに愚痴っていたが、冷静に思い返してみたら昨日は傘を持ち歩いていなかった。  何を言っているのか分からないと

          書きたいことは決まったけれども

          引っ越したので新しいことを始めようと思った

           最近、引っ越しをした。  ので何か新しいことを始めたいと思った。  最初はYouTuberでもやってみようかなと思ってあれこれいろいろ考えていたけれども、よくよく考えてみれば僕は別にYouTubeが好きというわけでもないし動画の編集技術に長けているわけでもない。サークルのPR動画を作るときも、友人の結婚式ムービーを作るときも僕は一生懸命お茶運びをしていたくらいだ。   だからYouTubeはやめた。  じゃあ僕には一体何ができるのかと思えば結局これしかない。  文

          引っ越したので新しいことを始めようと思った