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早稲田大学文学部5年生。宮城県仙台市出身。ソーシャルセクターでインターンをしています。…

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早稲田大学文学部5年生。宮城県仙台市出身。ソーシャルセクターでインターンをしています。准認定ファンドレイザー。教育福祉に興味あり。カメラすき。ネパール大好き。/ e-Education / PIECES / actcoin / CAMPFIRE

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  • かぞく

    ちょっと大変な気持ちになったら読み返したいnoteたち。備忘録。

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「何のために生きてるんだろう」って、姉が言ったので。

私は今、親元を離れて東京で暮らし始めて3年目になります。(もう3年目…!) 3月に2年間住んでいた早稲田の学生寮を出て、この春東京で就職した姉と二人暮らしを始めました。 姉とはたまに喧嘩はするけれど基本的に仲良くて、今の所とてもうまくやれています。一人だと本当に辛い風邪の時にも、姉がいるから安心できる。毎日お弁当を作ってくれる優しい姉です。 お姉ちゃんはどんな人?と聞かれたら、いつも「騙されて変な壺買わされそうな良いやつ」って答えています。 そんな姉が昨日、職場から帰宅

    • 10年前、2歳だった弟が小学校を卒業する。

      弟が小学6年生になった。もうすぐ小学校を卒業する。 赤ちゃんだった弟が、あの時の自分と同じ年齢になった。 6歳だった妹も16歳になって、もうすぐ高校2年生だ。 10年とは、そんな年月だ。 ==== 東京に出てきた私は「宮城出身です」というとだいたい10人に7人から「震災の時、大丈夫だった?」と聞かれた。もう慣れたけれど、宮城にいた頃はそんな質問を受けたことなんて一度もなかったから、最初はなんて答えたらいいか戸惑った。 「大丈夫じゃない」って、誰かを亡くしたり、家が流さ

      • 山手線で500円玉を手渡したあの日のこと

        あの時おっちゃんに手渡した500円が、生涯でいちばん重みのあるお金だったと思う。罪滅ぼしみたいな気持ちが半分と、いたたまれなさみたいな気持ちが半分、なんて最悪だけど。 昨日、PIECESのメンバーと話していてふと思い出した出来事をちょっと振り返ってみようと思います。多分2年くらい前のある夏の日。 PIECESのプログラムを受講して変わった自分にできた市民としての一歩だったかもと思える出来事です。別におっちゃんの人生が救われたわけでも、なんでもない。でも、ちょっとだけ強くなれ

        • それでもここに留まることに決めました。

          こんにちは。ナマステ。 早く投稿せねば!と思いながら早1ヶ月経ってしまいましたが、今私は大学を休学し、ネパールに来ています。出国前に連絡をできなかった友人、お世話になった方々には本当にすみません。 「なんでネパール?」「ネパールで何してるの?」 と、言われることも多いのにまだきちんと発信できていませんでした。 簡単に言うと特に何もしていなくて、今までインターンしていたPIECESとactcoin、フルリモートでもお仕事を続けさせてもらいながら、ネパールでノマド生活をしてい

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        「何のために生きてるんだろう」って、姉が言ったので。

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          2本

        記事

          「giveするバースデー」をネパールで過ごしてみた

          私事ながら、8月27日に21歳の誕生日を迎えました。 日本からはるか遠く離れたインドの北東に位置するヒマラヤの国、ネパールで! 大学1年生の春、この国に恋に落ちてかれこれ今回が4度目の渡航になります。毎回の長期休みはネパールに必ず来ているというヘビーネパールファン。(自称) そんな私が、今日ネパールで21歳の誕生日を迎えました🇳🇵 誕生日にはgiveする文化ネパールは、自分の誕生日にチョコレートや些細なお菓子を配って、感謝の気持ちを伝えるのが習慣です。 学校やオフィス

          「giveするバースデー」をネパールで過ごしてみた

          きっと、すべてはここから。

          「ここから全てが始まったんだ」 e-Educationの始まりの国、バングラデシュ。 開人さん、アツさん、マヒンさんが出会ったダッカ大学。 全ての事象には物語があって、 誰もが自分だけのストーリーを持っている。 何百回も聞いた開人さんのプレゼンも、 何百回も読んだブログも、 画面や人のフィルターを通したものだったけれど、私は今、 自分自身で感じて、自分の足でこの地を歩んでいる。 e-Educationの始まりの地、e-Educationの歴史を辿ることは、私が今ここに

          きっと、すべてはここから。

          最貧国と言われた国、バングラデシュ。

          南アジア、インドの北東に位置する小さな国バングラデシュにやって来ました。 NPO法人e-Educationが主催する実践型教育プログラムLAMPの第3目的地、バングラデシュ。私は2月から続くこのプログラムに参加しています。 日本、ミャンマー、バングラデシュの3カ国から若者15名が参加して、各国を共に巡りながら社会課題に触れ(Learn)、解決策を見出し(Make)、そして行動していく(Act)プログラムが「LAMP」です。 その最後の目的地、バングラデシュはダッカに来まし

          最貧国と言われた国、バングラデシュ。

          「僕はへっちゃらじゃない」

          ずーんって心が落ち込むこと、最近逃げてたのかも。 久しぶりに心が重いと感じる朝。鉛がドスンと落ちてきた。身体も重く感じてきて、パソコンをタイプする指もなんだかぎこちない。 「辛い」。ストレッチゾーンにいて辛いけれど心の奥底で、頑張ろうとか、負けないでやってやるとか、そんな負けず嫌いな私が叫んでる。そんな「辛さ」は、心地いい。 でも今日のは違う。 今、無性に泣きたい。 頑張ろうとか、負けないでやってやろうとか、そんな想いを持ってこれまでやってきた。1年間やってきた甲斐

          「僕はへっちゃらじゃない」

          心のバリアをフリーにすること

          昨日はLAMP5日目。ミャンマープログラムの最終日でした。 社会起業家3名から出されたミッションに各チームに分かれて挑む、その成果を見せる日。 このプログラムは、日本・ミャンマー・バングラデシュの若者が参加し、共に各国を巡りながら社会課題の本質に触れ、共に《Learn Make Act》していくプログラムです。 このLAMPになぜ、日本人だけではなく、ミャンマーそしてバングラデシュの3カ国の若者が参加しているのか、そこには協働によって新しい何かを生まなければならないという

          心のバリアをフリーにすること

          慈しみの国ミャンマー

          LAMP4日目。 ミャンマー入りしてからは5日が経ちました。 気温40度の中、この暑さに耐えるのはなかなかしんどい。 そんなわけで今日は体調が優れなくなってしまい、スケジュールを一つスキップしてしまって。悔しい。でもみんなの優しさが心にしみた1日でした。 明日は最終プレゼンで、ミャンマープログラムの締めくくりです。 チームメンバーとのMTGを済ませ、気づいたら時刻は1時を回っていて、ちょっと疲れた頭をリセットしないと。 note毎日更新を自分に課したから、今日はかなりゆ

          慈しみの国ミャンマー

          for WHAT ?

          何のために。 すごく大切で、大切にしていたはずの問いなのに、何故こんなにも簡単に忘れてしまうのだろう。 Hpa-anからYangonへ帰る道中。6時間バスに揺られながら、今日あったことを思い返してみる。 DAY 3 ミャンマーの田舎町Hpa-anでの最終日。 トゥクトゥクに乗ってローカルに潜入。 現在参加しているプログラムLAMPでは、社会起業家からのミッションに対し、チームに分かれて挑みます。 私たちのチームのミッションは、 Let's find the NEW

          for WHAT ?

          be a LAMP

          今日は都会を抜け出して、ヤンゴンからバスで6時間、Hpa-anという田舎町にきた。 道中バスに揺られ、何もない景色を眺めながら、 今まで行った国と「ここが似てるな、ここは全然違うな」なんて考えたり、あとはほとんど爆睡したり。 辿り着いたHpa-anは、長閑で穏やかな街でした。 夕日に向かって右手を上げて、既視感のあるポーズを決めたら、こんな素敵な絵ができてしまう。 開人さん撮影ありがとうございます…! 日本の漫画やアニメが大好きなバングラ人とミャンマー人は大喜び。(日本人も

          be a LAMP

          Issue Driven イシューからはじめよ。

          DAY1 日本、ミャンマー、バングラデシュの若者が各国を共に巡りながら、社会問題を自分の目で見て本質を確かめ、解決の方法を探し、そして行動する「LAMP」。 2月に日本プログラムが行われ、このミャンマープログラムはLAMP第2弾、2つ目の目的地です。 1日目の今日は、キャッチアップセッションから、プログラムのメインである社会起業家からのミッションの発表などが行われました。 LAMP日本プログラムでは、 ●新しいmade in Japanを提唱する「Factelier」 C

          Issue Driven イシューからはじめよ。

          0日目。

          気温40度。立っているだけでしんどい真夏の東南アジア。 排気ガスのせいか、遠くが少し霞んで見える。ミャンマー・ヤンゴンに来た。 タイトルは何の「0日目」かというと、NPO法人e-Education主催の実践型教育プログラムLAMPの第二弾、ミャンマープログラムの0日目。 日本、ミャンマー、バングラデシュの3カ国から若者15名が参加して、各国を共に巡りながら社会課題に触れ(Learn)、解決策を見出し(Make)、そして行動していく(Act)プログラム「LAMP」。 この

          0日目。

          アウシュビッツ訪問記:負の遺産から私たちは何を学ぶか。

          Kraków,PolandからPrahaに向かう列車の中。 昨日の出来ごとを誰かに伝えたくて、衝動的にnoteをはじめてみる。 ちょっと肌寒い曇り空の下、泊まっているアパートメントからすぐのバス停から小さなワゴン車に乗った。 行き先はアウシュビッツ=ビルケナウ。 これから私が聞いたこと、見たことを淡々と質素になってしまうかもしれないけれど、伝えてみたいと思います。 国立アウシュビッツ=ビルケナウ博物館のガイドをお願いしたのは、アジア人唯一の公認ガイド中谷剛さん。 (

          アウシュビッツ訪問記:負の遺産から私たちは何を学ぶか。