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きっと、すべてはここから。

「ここから全てが始まったんだ」

e-Educationの始まりの国、バングラデシュ。
開人さん、アツさん、マヒンさんが出会ったダッカ大学。

全ての事象には物語があって、
誰もが自分だけのストーリーを持っている。

何百回も聞いた開人さんのプレゼンも、
何百回も読んだブログも、
画面や人のフィルターを通したものだったけれど、私は今、
自分自身で感じて、自分の足でこの地を歩んでいる。


e-Educationの始まりの地、e-Educationの歴史を辿ることは、私が今ここにいる意味を辿ることとイコールなのかもしれない、そう思っています。
高校生の時e-Educationに出会って、創業者と同じ早稲田大学に入学して、e-Educationのインターンになって。そして今私はここ、バングラデシュにいる。
e-Educationと出会っていなかったら、きっと私の人生は全く違うものになっていたんじゃないのかなって思うんです。
だから、初めての国、初めての土地で、e-Educationの歴史を辿ることは私のルーツを辿ることでもあるんじゃないのかなって。

e-Education聖地巡礼

①ダッカの予備校街
②ダッカ大学(バングラトップ大学)
③BacBonオフィス(e-Educationパートナー団体)
④チャンドプール(郊外)のe-Education Coaching Center

私は大学1年生から今年6月まで約2年間e-Educationの国内インターンとして活動に携わってきました。現場でバリバリ働くのとは違って、国内の事務局では多くの難しさも楽しさも感じて来ました。やっと、この場に来れた。一つの夢が叶った。そんな思いです。

①ダッカの予備校街

ダッカ随一の予備校街。農村から独り身で出てきて、アルバイトをしながら予備校に通う若者たち。
農村の収入は年間100ドルなのに対して、予備校でかかるお金は200ドル。
ダッカでの高い生活費も予備校費用も、そして家族への仕送りも稼ぎながら、受験勉強をする若者たち。

この写真に見える看板はほとんど全てが予備校の看板で、ここには大学受験の予備校だけでなく、職業に就くための予備校、銀行に入るための予備校まであるそう。

大学入試まであと約1ヶ月。街には受験を控える若者が大勢いて、懸命に未来の道を開こうとしていました。

②ダッカ大学

e-Educationの創業者、税所篤快・三輪開人・Mahinが出会ったダッカ大学。

ダッカ大学の校門の前で10年前、アンケート調査を行なっていた時に3人が出会ったのがe-Educationの始まりです。
上の写真は、アンケート調査をしている開人さんと、それに応えるマヒンの図を再現した様子。笑(結構再現度高い。)

ダッカ大学は7〜8割がダッカ郊外から出てきた若者とのこと。
結構びっくり。私が通う早稲田大学は、7割以上が一都三県出身者なんです。

日本の教育格差は明白で、家庭のSES(社会経済的地位)と子の学歴は綺麗な比例の直線が描けるようになっています。つまり、高い収入の家庭は高い学歴を得て、高い収入を得られる。一方低い収入の家庭は低い学歴、少ない収入で暮らしていかなければいけない。当たり前と言ったら当たり前かもしれません。

それでも、この新興国バングラデシュでは、その壁を自分の力を信じて乗り越える若者が多いことに私は心底感激しました。日本の教育格差と一体何が違うのだろう。農村の親は、なぜ少ない収入を削ってまで子を大学に行かせようとするのだろう。

③BacBonオフィス(e-Educationパートナー団体)

BacBon Ltd. はe-Educationバングラデシュプロジェクトのパートナー団体であり、パートタイムを含めると100人以上の従業員を抱えるバングラデシュのベンチャー企業です。

そのBacBon CEOマヒンさんと、e-Education CEO開人さんと3ショットを撮ってもらいました(私超幸せそうw)

マヒンはハムチャー村という貧しい村の出身で、ダッカ大学を卒業しています。親が教育の重要性をわかっていたことや、弟が自分のために外国に出稼ぎに行ったことなど、多くの支えがあってダッカ大学に入学できたと語る彼は、税所・三輪と出会ってe-Educationのプロジェクトを始めます。

16歳の自分に伝えてあげたい。
「20歳の私はバングラデシュに来て、マヒンさんと開人さんと写真撮ったよ。(どや)」って。

④チャンドプールのe-Education Coaching Center

Chandpurというダッカから車で3〜4時間の郊外にあるe-EducationのCoachingセンター。ここで、50人近くの生徒がe-Educationの映像授業やタブレットを用いて授業を受けています。(よく広報でここの写真を使っていたので見慣れた風景に勝手にテンションが上がる私)

受験を控えた生徒たちの前で2グループに分かれてプレゼンを行いました。

みんなが自分自身の苦しんだ経験やそれをどう乗り越えて来たかのサクセスストーリーを語る中で、私は何を語るべきか。

私はたった一つ、「遠く離れた日本という国にみんなを応援している人がたくさんいる」ということを伝えました。

お金という形でも、イベントに参加という形でも、プロボノやインターンという形でも、みんなのことを応援したいという人がたくさんいるんだよってこと、私が一番よく知っているから。

そんなことを伝えました。

最後に

ここまで読んでくださる人がいるのだろうか、というくらいニッチなe-Education大好き話で、自己満足のブログになってしまいました。

バングラデシュに来て、これまでやってきたことが線になって繋がってきた気がしています。今日はDAY4。あと3日。

ここまで読んでくださってありがとうございました!
ধন্যবাদ!!!

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