藤崎みき

趣味で [1分小説] などを書いています。webライター2年目。スポーツ新聞にて連載を…

藤崎みき

趣味で [1分小説] などを書いています。webライター2年目。スポーツ新聞にて連載を半年。 港区時代│女について│芸術鑑賞│日記…… 女の子のいろいろな気持ちを描いていきたいです。 note4年目突入。すべてのご縁に感謝❣️

マガジン

  • [1分小説]

    ショートショートな短編集 800字〜1500字くらい。 愛欲・男女・頽廃・愛人・金銭… 人様にお見せできない、あれこれの置き場です (たまに軽めの、あるいは純粋なラブストーリーも)

  • [エッセイ]

    自分がいつ世界から消えても大丈夫なように、私の見たもの感じたものを残す場所。本音の言葉をわりとライトに、短めに綴っています。クセは強めかもしれません。│世の中、女、感性、エピソードなどあれこれ

  • 思わずメモしたくなった記事

    皆さまの知恵と知識をお借りします…❤✏️

  • アート鑑賞記録

    訪れた美術展などの記録です。随時更新。

  • #女 についての記事

    女であること、女とは、… 人生を賭けた追究対象・オンナ。 はてしなき堂々巡りの思考を、ストックしていきます。

記事一覧

固定された記事

【告知】[1分小説]の100本ノックします│…&コメント欄お休みのお知らせ

5月になりました。いかがお過ごしですか? 突然ですが、 前々から考えていたことを実行すべく記事を書きました! ズバリ、[1分小説] の100本ノック! ……と言いつつ、1…

藤崎みき
2か月前
48

文章を書くという行為は自己否定を繰り返すことと同じだなぁ.と痛感する日々です。

思い余って、空回り。
私は書くという行為に片思いしてるのかもしれません。

対象がなんであれ、
恋はいつだって、しんどい。

藤崎みき
6日前
30

[1分小説] 姉妹|16歳

昼過ぎから発達した雨雲が日本列島を覆っていた。 いかにも梅雨らしい本降りの雨が車窓に打ち付けられるのを、朱里はタクシーに揺られながら、涙目で見つめていた。 制服…

藤崎みき
9日前
32

[1分小説] もうすぐ

「ね、前回の大河ドラマ見た?」 「見た見た!紫式部が、道長様に 『10年間、あなたのことを想わない日はありませんでした』って! これぞ身分を超えた恋!たまらないよね…

藤崎みき
1か月前
38

「小さな美術館」…3年前、メルカリが運んでくれたもの

突然ですが、大好きな「アート」と、お世話になっている「メルカリ」のエピソードをひとつ書かせてください。 │コロナ禍で美術館を楽しめなくなって...私がメルカリを始…

藤崎みき
1か月前
64

【アート】訪れた美術館&美術展をリストアップしてみた【100本超】

知識は乏しいけれど、 アート鑑賞は大好き♡ 藤崎みきです。 いつか作りたいと思っていた、「アート鑑賞記録のリスト」をついに作成してみました。 訪れた美術展のパンフ…

藤崎みき
1か月前
53

[1分小説] 上野にて、愛の……

「上野、上野に到着です」の車内アナウンスで山手線を降りると、エリナは軽い足取りで不忍改札へ向かった。 海外からの観光客で混雑する駅前を通り抜け、彼女はアメ横と並…

藤崎みき
1か月前
31

[1分小説] 春になれば

「ちょっと休憩する?」 デートの途中、歩道でふいに立ち止まった恋人の 言葉に、京香は思わず身構えた。 "休憩" というのは、 つまりそういうことを指すのだろう。 「…

藤崎みき
1か月前
74

[1分小説] 毎日が、エイプリルフールのような世の中で

「なんだか私の人生って、 常にエイプリルフールみたいだよなぁ」 そう思いながら、野田栄美(21)は 今日も健気に店に立っていた。 彼女の勤めは「こんな世の中にぴった…

藤崎みき
1か月前
38

久しぶりに満足のいくweb記事が書けた〜!

医療系の記事を書くようになって半年。
ノリの良さとかきゃぴっとした感じ♡を封じて
(当たり前です)、

でも冷たくドライにならず、読み手に寄り添った文章……。
難しいけれど、日々勉強です。

月末ラストスパートがんばります!😇🔥

藤崎みき
2か月前
34

父と母の板挟みになる娘。その行く先は……

"父のこと、母のこと" を整理しながら、 "現在の私" に至るまでを考えてみよう―。 そんな思い付きで書き始めた今回の3本立て。 最後の記事タイトルは、 「父と母の板挟…

藤崎みき
2か月前
49

母のコピーと化す私。│反抗してたはずなのに…

奔放な父と違い、 母は絵に描いたような良妻賢母の人、です。 「いいお母さんだね」ってよく言われます。 ...と、今だからこそ言えますが、 昔は保守的でうるさい母がと…

藤崎みき
2か月前
38

父から受けた影響、2つ。│既婚者との恋愛、エロへの寛容

「女」そして「娘」としての私を語る上で、欠かせない存在がいます。 父です。 私は母よりも、父の方がずっと好きでした。 理由は叱ってこないから。 そんな父ですが「…

藤崎みき
2か月前
40

父のこと、母のこと、そして私。【予告】

気が向くと「女」について書いてきたこのnoteですが、 最近になって、「娘」としての自分について、 あらためて色々なことが分かってきた気がします。 それは自分の脳内…

藤崎みき
2か月前
25

このnoteは「つまらない女」になっていく私の記録なのかも……(※前向き♡)

"note登録から5年目" のポップが出ました。 登録から1年ほど放置していたので、正確には "4年目" なのですが。 それはさておき、 2021年にこのアカウントを稼働しはじめ…

藤崎みき
2か月前
52

お散歩日記。鎌倉と江ノ島

最近はよく出かけます。 先日は鎌倉へ行きました。 そんなつもりじゃなかったのに、 桜がきれい。最高です……!!!♡ 鎌倉はよく行く場所……といいますか、 冗談抜…

藤崎みき
2か月前
54
固定された記事

【告知】[1分小説]の100本ノックします│…&コメント欄お休みのお知らせ

5月になりました。いかがお過ごしですか? 突然ですが、 前々から考えていたことを実行すべく記事を書きました! ズバリ、[1分小説] の100本ノック! ……と言いつつ、100本はしんどいので(諦め早い) [1分小説] マガジンの記事を100本にします! もうひとつ、 100本達成するまでは、ほかの記事は投稿しません! ・ また、しばらくの間(100本達成まで)は コメント欄をお休みさせていただくことにしました。 初めてnoteプレミアに登録したので、 コメ

文章を書くという行為は自己否定を繰り返すことと同じだなぁ.と痛感する日々です。 思い余って、空回り。 私は書くという行為に片思いしてるのかもしれません。 対象がなんであれ、 恋はいつだって、しんどい。

[1分小説] 姉妹|16歳

昼過ぎから発達した雨雲が日本列島を覆っていた。 いかにも梅雨らしい本降りの雨が車窓に打ち付けられるのを、朱里はタクシーに揺られながら、涙目で見つめていた。 制服の紺色のスカートの裾から水が滴っている。 濡れた布地が素肌を冷やしていく。 しかし、今の朱里にはそんなことはどうでもよかった。 ・ ほんの10分前、一瞬の出来事だった。 帰宅しようと品川駅の改札に向かう視線の先に、 学生服を着た"彼"が歩いているのを見てしまった。 その横には、同じ学校の女子生徒だろうか、

[1分小説] もうすぐ

「ね、前回の大河ドラマ見た?」 「見た見た!紫式部が、道長様に 『10年間、あなたのことを想わない日はありませんでした』って! これぞ身分を超えた恋!たまらないよねぇ。 私も言われてみたいなぁ」 「え、そっちなの? 私むしろ、10年間も毎日なんて、よくもまぁ言うよって思ったけど」 「ひどい!昔っから夢がないんだからぁ…」 「でも地球の歴史でいうと、10年って大したことないんだろうね」 「そーお?私だったら、好きな人に1年会えなかったら死んじゃうよ」 「あはは、死な

「小さな美術館」…3年前、メルカリが運んでくれたもの

突然ですが、大好きな「アート」と、お世話になっている「メルカリ」のエピソードをひとつ書かせてください。 │コロナ禍で美術館を楽しめなくなって...私がメルカリを始めたのはコロナ禍に入る少し前のこと。 購入を中心に利用回数が増えていた矢先、2020年に突如やってきたパンデミック。 思うように外出できなかったり、 勤務先だった都内の飲食店が休業になったりして...。 生活が一変する中、多くの方がそうであるように、私も心身ともに撃沈しました。 そんな私の普段のリフレッシュ

【アート】訪れた美術館&美術展をリストアップしてみた【100本超】

知識は乏しいけれど、 アート鑑賞は大好き♡ 藤崎みきです。 いつか作りたいと思っていた、「アート鑑賞記録のリスト」をついに作成してみました。 訪れた美術展のパンフレットは基本すべて保存してあるのですが、今回初めて数えてみたら、 通ったのは実に120本以上! 100本超えは、我ながらビックリ。 (若干の漏れもあるかもしれませんが、ほぼ網羅しているかと思います。) 以下、ただの文字の羅列なので、 ご興味のある方だけどうぞ。♡(笑) |これまでに訪れた美術展◆2000年

[1分小説] 上野にて、愛の……

「上野、上野に到着です」の車内アナウンスで山手線を降りると、エリナは軽い足取りで不忍改札へ向かった。 海外からの観光客で混雑する駅前を通り抜け、彼女はアメ横と並行する幹線通り沿いの道を歩いていく。 さて―― ヨドバシカメラの前を通過して短い横断歩道を渡る途中、エリナは緩く巻かれたロングヘアーの髪を優雅に掻きあげた。 8cmヒールの足元が、カッカッ…とリズム良く響く。 今日の目的は決まっている―― 「お姉さん、ヒマですか?」 きたっ。 ナイスタイミング。 「時間なら

[1分小説] 春になれば

「ちょっと休憩する?」 デートの途中、歩道でふいに立ち止まった恋人の 言葉に、京香は思わず身構えた。 "休憩" というのは、 つまりそういうことを指すのだろう。 「あ、私、その……」 まだ、怖くって。 そう言い出せず、俯くばかりの彼女の様子に、 恋人は ふぅ、と深い溜息をついた。 「無理言ってごめん。今日はもう解散しよ」 そう言ったきり、絡めていた指をほどいた彼は 振り向きもせず駅のほうへと歩いていった。 はぁ。 京香は思う。 もう何度目、いや何人目だろ

[1分小説] 毎日が、エイプリルフールのような世の中で

「なんだか私の人生って、 常にエイプリルフールみたいだよなぁ」 そう思いながら、野田栄美(21)は 今日も健気に店に立っていた。 彼女の勤めは「こんな世の中にぴったりだもの」という仕事、水商売である。 栄美は家庭の事情で、高校卒業と同時に働きはじめた。 どうして自分には父親がいないのか。 どうして母親の銀行口座は借金ばかりなのか。 誰がこんな冗談みたいな人生を自分に与えたのか、考えない日がない訳でもない。 「おはようございまぁす」 「あら、栄美ちゃん今日も早いわね

久しぶりに満足のいくweb記事が書けた〜! 医療系の記事を書くようになって半年。 ノリの良さとかきゃぴっとした感じ♡を封じて (当たり前です)、 でも冷たくドライにならず、読み手に寄り添った文章……。 難しいけれど、日々勉強です。 月末ラストスパートがんばります!😇🔥

父と母の板挟みになる娘。その行く先は……

"父のこと、母のこと" を整理しながら、 "現在の私" に至るまでを考えてみよう―。 そんな思い付きで書き始めた今回の3本立て。 最後の記事タイトルは、 「父と母の板挟みになる娘。その行く先は……」。 答えはそうです、「愛人になりました」。 手短にまとめます。 |自由な父 vs 保守的な母すでに書いた通り、 父は奔放な自由人、母は保守的で厳しい親、 という構図を取っていたわが家。 ある意味、父と母は "対称的な組み合わせ" だったのだと気づきます。 まぁ、父母と

母のコピーと化す私。│反抗してたはずなのに…

奔放な父と違い、 母は絵に描いたような良妻賢母の人、です。 「いいお母さんだね」ってよく言われます。 ...と、今だからこそ言えますが、 昔は保守的でうるさい母がとても嫌でした。 でも、母の置かれた立場が分かるような気がする最近です。 そして、「母のコピー」と化していく自分に、 自分ひとりの話ではない「社会の仕組み」のようなものを感じています。 今回は、そんな話を。 |基本設定が保守的な母自分が産んだ娘が、軽々しく男の人と寝たり、 性的な仕事に従事する。 そんな

父から受けた影響、2つ。│既婚者との恋愛、エロへの寛容

「女」そして「娘」としての私を語る上で、欠かせない存在がいます。 父です。 私は母よりも、父の方がずっと好きでした。 理由は叱ってこないから。 そんな父ですが「生きる上での影響を、これでもかというほど受けてきたんだな…」と言語化できたのは 最近のこと。 父から受けた影響は、大きく分けて2つ。 「既婚者との恋愛」と「エロへの寛容」です。 ぜひ目次をご覧になっても引かずに、お読みいただけると嬉しいです。 |社内恋愛という名の浮気「40代・既婚男性の浮気率の高さ」という

父のこと、母のこと、そして私。【予告】

気が向くと「女」について書いてきたこのnoteですが、 最近になって、「娘」としての自分について、 あらためて色々なことが分かってきた気がします。 それは自分の脳内だけでの産物ではなく、 フェミニズムの本を読んだり、近代社会のシステムについて学んだり… といったら大げさですが、外部の知識をお借りして見えてきたもの。 やはり、他人の知恵は借りるに限ります。 具体的には、日本の 「家族制度」 「一夫一妻制」 について知ったら、これまで見えなかった構造、 そして自分の

このnoteは「つまらない女」になっていく私の記録なのかも……(※前向き♡)

"note登録から5年目" のポップが出ました。 登録から1年ほど放置していたので、正確には "4年目" なのですが。 それはさておき、 2021年にこのアカウントを稼働しはじめた当初、 私のアカウント名って 「藤崎みき│愛人更正記」だったのです。 当時を知っている方も、いまや多少いらっしゃるか、否か……ではないでしょうか。 「25歳から27歳までの、男の人からお金を貰って 暮らしていた時期の回顧録や雑感」 を中心に書いていたのが、 「人妻の葛藤あれこれ」 に

お散歩日記。鎌倉と江ノ島

最近はよく出かけます。 先日は鎌倉へ行きました。 そんなつもりじゃなかったのに、 桜がきれい。最高です……!!!♡ 鎌倉はよく行く場所……といいますか、 冗談抜きで1000回くらい来てると思うので、 なじみの町をほっこり歩いてきました。🌸 そして先週、 箱根旅行帰りに、江ノ島にも行きました。 理由は「お礼詣り」をするため。 たまたまかもしれませんが、 去年の春、江ノ島神社に伺った数日後に、 連載のお仕事が決まったので。お礼をせねば!と。 写真、ぜんぜん撮