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【自由詩】こゝろの声


ぼくは今、とっても悲しいんだ。

今にも壊れそうで...。

だから、"眼(め)くん"にお願いして、涙を流してもらうんだ。

涙が流れるとね、ぼくは

『温かい』

って感じる。

その『温かさ』に包まれると、何だか守られているような感覚になる。

眼くんってすごいね。

涙は、ぼくにとって『魔法のしずく』のように思えちゃう。

涙は、『温かさ』だけじゃないんだ。おひさまの光に照らされると、きらりと『輝く』

ぼくは悲しいけれど、そんな時でも涙がぼくを輝かせてくれるって思うと、やっぱり涙は『魔法』


悲しんでいるぼくを、輝かせてくれてありがとう。


壊れそうなぼくを、救ってくれてありがとう。


温かさに包まれていたら、何だか眠くなってきたよ。安心感と、ちょっぴり疲れたのかも。

涙って、

『エネルギーが湧き出る』

のかもしれないね。

だから、『輝き』が生まれるんじゃないかな。ぼくはふと、そんなふうに思ったよ。

エネルギーが湧き出る分、体力は消耗して行くから、ずっと涙を流していると疲れちゃうのかも知れないね。


ぼくはとっても弱いんだ。

眼くんはそんなぼくのことを受け入れてくれる。理解してくれる。

「弱くてもいいんだよ」

と、眼くんは教えてくれるんだ。その意味は、

  1. 弱さに気付ける人は芯の強さを持つ、又は持てるようになる。

  2. 弱くても、輝けるんだ。ガラス細工のようにね。

ということらしい。


眼くんはぼくに優しい。


『温かさ』に包まれながら、ぼくはこれから眠りにつくことにするよ。

眼くんと一緒に。


おやすみなさい、眼くん֊ ̫ ֊𓈒𓂂𓏸



おわり🕊𓂃 𓈒𓏸⋆꙳

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