時短、効率化の前に 今さら聞けない時間の超基本 を読んだ
この超基本シリーズのお金の超基本が良かったので、その新作ということで読んでみた。
”時間の使い方の本”と思って読んだら、最初が宇宙とか脳とか物理の内容がいろいろ書かれていて、予想外で驚いた。しかもそれが結構長く話しが続くｗ
それが終わると仕事での時間の使い方や、日々の暮らしの中での考え方、将来や人生の時間についての話になる。
読んでみると、時間に対する自分の価値観を見つめなおす本らしい。
いろいろと、なるほどーという言葉や考え方があった。
【起床3時間で重量な仕事を終わらせる】
1日の中でやる気と集中力が高まる時間帯は朝だと言われてます。
特に朝目覚めてからの3時間は脳のゴールデンタイムと呼ばれ、集中力が最高レベルに達します。
この時間帯に単調作業をするのは勿体ない。重要な仕事や難易度の高い仕事をする時間にあてましょう。
そうだったの！？朝起きて3時間とか、朝の用意に使ってて、さー仕事始めるぞって時に3時間切れる。勿体ない。
朝活か～。うううう。朝活と睡眠どちらを選ぶか…。迷う；；
朝1時間早く起きて朝活をすることで満足度も高くなりそう。だけどそうなると早く寝ないとな；；睡眠時間を削っての朝活は違うもんな。
【楽しみリストを書き出しておく】
自分の好きな事や楽しんでいることを書き出してみましょう。
そうすることで幸せを再認識し、すきではないタスクをやめて浮いた時間は「楽しみリスト」の項目に使い、自分の時間の満足度が上がります。
なるほどー！確かに「今私は楽しみにしていたことをやっているぞ」って認識して、満足度高そう。
【家事のルーティン化でサクサク進む】
「制限のある時間の中でこの作業を終わらせる」という明確なタスクをルーティンにしましょう。
毎日こなす歯みがきや朝食作りなどの日課はルーティン化して、作業時間も決めましょう。そして終わてから自由な時間をもつことで暮らしにメリハリが生まれます。
確かに歯みがきとか携帯見ながらボーとして無駄に時間かけてたりしていた。
そういう毎日することは、歯みがき3分、朝食作り15分と時間を決めてやった方が早く終わりそう。
ただ、朝からバタバタして職場に到着した時にはもうヘトヘトそうな気がするけど；；まぁ最初は大変だけど習慣になればどんどん短い時間であれこれできそう。
【週末は家事もお休みが平日の活力】
仕事も家事も平日のみと決めて、帰宅後は洗濯機を回し、洗濯機が終わるまでの間に掃除機やトイレの掃除。
週末は部屋が散らかても気にせずだらだらするなり外出するなりして、解放された時間を過ごしましょう。
休日に洗濯を行う場合は、大容量を一気に済ませられるコインランドリーを活用するのがオススメ。
え！？夜洗濯物干すの！？夜洗濯物干すってどうなんだろう。何か悪い事あるのかな？確かに夜干せれば、早朝から起きて干す必要ないからいいんだけど。
溜めてコインランドリーで洗濯かー。候補としてはいいけど、重いな。
【行動と行動の継続が望む未来への近道】
理想の生き方を実現する上で欠かせないことの1つが、行動することです。
行動に移すことでしか、現実をかえることはできないからです。
そして、もっというと、行動は続けなければ大きな変化は望めません。
大切なことは、目標達成に向けて、いかに無理なく行動を継続できるか。
取り組む時間を1日5分や10分と短くすれば精神的なハードルが下がり、続けやすくなります。
10分間という時間の使い方を考えてみましょう。
なんとなくTVを見る。SNSを見る。
それらに使う10分を、筋トレをする。英語のリスニング。読書をするに変えてみる。
【6ヶ月・3ヶ月・1週間単位でチェックする】
目の前に山積するタスクを片付けることばかりに注力していると、常に時間に追われる状況から抜け出せません。また、いつかやりたいと思っていることをする時間を確保できず、実現がどんどん先延ばしになってしまうでしょう。
そこで、緊急性が低く、重要度が高いことに取り組むことで、先にスケジュールを押さえ、緊急なタスクになる前に取り組むことで目標を叶えて行くことや、時間に追われず、大事なことを取りこぼさず進めて行くことができます。
1年後の目標を考えるのは難しいけど、6ヶ月先ならある程度目標も立てれる。
「近い将来どうありたいか」「先延ばしにしてきたことはないか」を基準に目標設定したらいいのか。そう言われるのいろいろ考えが出てくる。
本編に「時間ってなんだろう？」という問いがあるが、確かに言われてみると、言葉で説明ができないが、そこに存在するもの。私たちを制限し、追ってきて、目安にしたりする。
その問いは面白い視点だ。
サクッと読みやすく、へーという雑学もたくさんあり、この本を読むと、時間を有効に使おうという気持ちが沸いて来て、朝活を始めたｗ
自分がだらけた生活を始めたら、これを再度読み直したり、目のつくところに置いておくと、「ちゃんとしなくちゃ」って充実した時間を過ごすよう気にかけそうな本。
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