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人との対話もうまくなる自己対話のススメ

私は目の前の人とどうやったら心地よい時間を過ごせるのかなって、いつも自問自答してる。

コミュニケーションスキル?

話題の豊富さ?

何が必要なんだろうって思ってきたけど、私の実感としては

「自己対話が上手になること」

がいちばん人との対話に影響を与えたと思ってる。


自己対話で変わったこと

私は最近、noteでは自己対話を大切にしていて。

自分はどう思ったんだろう?

どう考えたんだろう?

それを知ること、自覚することって結構大きくて。

知ると納得する。

そっか、だからこうしちゃったんだね、仕方ないよね。

そんなふうに優しい言葉を自分にかけてあげることもできるようになる。


実はその過程が相手との対話でも大切になったりする。

え?なんでそういう行動に出るんだろう?と思ったときに、ついイヤな言い方しちゃうというか、うまくそれを伝えられなくて

「何でこうしたの?」

と責めるような言い方にもなりかねない言葉で聞いてしまったりしてた。

特に子どもに。

わからないから「何で?」と聞く。

でもそれって相手の捉え方次第では責められたような、ダメって言われてるような、そんな言葉にもなるよね。


わかりやすいのが子どもの

「学校に行きたくない」

ってやつ。

理由を知りたくて、「何で?」と聞いてしまう。

つい。

理由がないと休めない、そういう想いも無意識に伝わる。

だから次男は一生懸命理由を探した結果、変なことを言い出す。

で、私は納得いかないから学校に促す。

でも良かったのかな…本当は次男の気持ちを聞きたかったのに。

そういうことが多かった。


学校には行ってほしいし、簡単に休まれるのもどうかなって思う。

休む、休まないの結果とは別に、どんなことを考えていて、どんな感覚があって、そんな気持ちになるんだろう?ということは理解したいなと思ってる。

でもそういうのを引き出す会話って難しくない?

素直に何でも話してくれる子どもならいいけど、なかなか本心の見えない子どももいるよね?

たとえ信頼関係がそこそこ構築できていても、言葉にできるとは限らないし。

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自分の望みを知る自己対話

私は自分の望みを知ることで、子どもたちの望みを知る手がかりをもらったと思ってる。

望みってわかる?

人生の目標とか目的とか理想とかはわかりやすいし、設定しようと思ったら考えて言葉にできると思うよね。


例えば、

思いやりあふれる家庭を築きたい

仕事でキャリアを積み重ねたい


でもそれって結果だと思うの。

目に見えるカタチ。


ところが望んでいることって「感覚」だったりしない?

思いやりあふれる家庭を築くことで得られる「安心感」だったり、

キャリアを積み重ねたことで得られる「達成感」だったり。


どんな感覚を自分は得たいと思っているのか。

これって結構難しい。


でもなんかうまくいったなぁと思ったのは、この次男との会話↓

次男は学校に行かないことが望みなんじゃなくて、フツーの感覚でいたいと思ってるってことがわかったのね。

でも刺激が多くて、目立つ行動をしちゃったり、変な反応せざるを得ない環境がイヤなんだ、と。


ちなみに長男にその会話をすると、

「理解される」環境が望みなんだってハッキリしたのね。

でもその環境がないから学校には行かない、と。

じゃあとりあえずネットスクールで、そんな環境が得られるかやってみようと思って。

結果、そのスクールで担任になった先生とのチャットが楽しくなって、長男は一気にワクワクが増したみたい。

友だちはいらない、学校の人が多いのがイヤだ、という訴えと社会不安障害の診断。

だけど、安心できる環境と人との距離感があれば、人と関わりたくないわけではないということ。

そこで人とのやりとりを学んだり、積み重ねたりしていけばいいじゃんか、と思う。

そのうち外の社会でもそんな居場所ができたらいいな、とは思うけど。


じゃあ、私の望みってなんだろう?

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具体的な自己対話

自分の望みを知るのにいちばん近道なのは、今うまくいっていない現状から考えることかなって思う。

私は、仕事と育児と家事の両立がうまくいってない、バランスが悪いって思ってる。

じゃあ、何が望みなのかって言ったら、バランスよくこなせることなんだけど、それはバランスよくいけばうまくいくんじゃないかって思ってるだけ。

実際には、なんか生きがいというかやりがいみたいなものを持って、突き進みたいっていう感じが強いように思ってる。

やりたいことに突き進みたい、でもできない。

子育てがおろそかになるから。

子育てをおろそかにしたくないの。


よし、ここからスタート。


子育てをおろそかにするとどうなるの?

「後悔する。あのときもっと…って思いそう。」


あのときもっと…って思ったらどうなるの?

「よく言う、子どもの〇〇歳はそのときしかないっていうやつ、実感してて。

だから今、この瞬間、子どもたちと関わることって大切だと思って。

その時間を仕事で費やすよりも、母親として役割を果たしたいって思ってる。」


それってどんな感覚?

「使命感…かなぁ。

 親としての醍醐味をちゃんと感じた方がいいよって。

 もったいないとかも思ってるかも。

 で、仕事もちゃんとキャリアを積み重ねたいとも思うの。

 うひゃあ!結構欲張りだ!」


仕事でも成功して、子育てもちゃんとやりたいし、向き合いたい、と。

でもそれを実現しようと思ってやるとキャパオーバーで、だからバランスが大事だよーって自分に言い聞かせてるんだね。

じゃあ仮に仕事でも大成功、やりがいいっぱいで、しかも子育てもうまくいって理想的な家庭を築けたとするよね。

そしたらどうなるの?

「満足。

 というか自分、頑張った、スゴイじゃんという感じ。

 やることやってきたもん、私ちゃんとやったんだもんって思う。」


それが得たいと思ってる感覚なんだろうね。

じゃあ、それを得たらどうなるの?

「人生やりきった感じ?

 その先なんて考えてないなー。

 今はそれをこなすことで精一杯だし、それしかないもん。」


もう笑って死ねる、私の役割は全うした、そんな感じ?

「んーー、想像できないけど、そんな感じかな。

 でもきっと介護問題とか、誰かに何かが起こったとか、きっと私をヒマにはしないんじゃないかなーと思ってる。

 そうやって、多分私は目の前に起こった出来事に対して、いつも真剣に向き合いたいって思ってるんだと思うな。」


じゃあある意味、今の状況ってその感覚をフルに満たしてくれる状況なんだろうね。

何かを達成したくてバランスよく生活したい、というよりは、バランスよく生活するための試行錯誤を楽しんでいる、というか。

「確かに。noteに書いててもその葛藤が楽しい。」


その試行錯誤を楽しいと自覚したら、これからどうなると思う?

「なんかこんな自分ダメって思ってたから、試行錯誤を楽しみたい人なんだーって自覚したら、ちょっと視点が変わりそうな気がする。

 とことん試行錯誤してみよう、みたいな。

 ああでもない、こうでもない、っていうのをワクワクしながら考えられるかもしれない。

 こうしたらどうなるかな?みたいな。

 子どものことも、将来への不安じゃなくて、将来どうなっていくんだろうな、この先にって楽しみながら向き合えそうな気がする。

 今までどうしても不安が拭えなかったのね。

 不安にならなくたっていいのに、と思ってたんだけど、やっぱり根底には不安があった。

 でも成功した自分よりも、その葛藤を楽しむことに自分は重点を置いてる気がするのね。

 子どもが無事に巣立った、というときには、多分その結果よりも積み重ねてきたことに満足感があると思う。

 どんなカタチであれ、自分なりに向き合い、試行錯誤して、今がある、みたいな自分に満足してる、みたいな。

 そのときの子どもたちの姿に、立派な仕事についてるとかそういうのはイメージないな。

 とりあえず自分の力で生活できるようになってたらいいと思う。

 困ったときもその解決法を模索できたり人を頼ったりしてさ、それなりに自分とも周りとも社会とも付き合えていたらいいんじゃないかなって。


 そっか、私今ちゃんとそれに向かってひとつひとつやれてるよな。

 うん、やれてる。

 そのイメージ通りにちゃんと進めてるよ。


 うん、もしかしたら今の私に足りなかったことは、そんな自分を自覚して認めることかもしれない。

 自覚してやってるのと、なんとなく赴くままに過ごしてるのとでは

「生きてる実感」

が全然違うような気がしてて、私はそういう「実感」が持てることがスキなのよ。」


うんうん、そうだよね。

今欲しい感覚って、きっと

「生きてる実感」

なんだね。


このnoteの目的も、多分その

「生きてる実感」

をより深く感じるためのツールなんじゃないかな。

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自己対話で深まる

どうでしょう?

私はnoteに言葉を打ちながら自己対話を楽しんでみたよ。

面白かった。

自己対話、スゴイね!


自己対話、オススメ。

やり方にはちょっとコツがあるのだけど、今後もnoteで対話していくので、ぜひまた読みにきてください♪

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