Subaru Mikami

HUMAN DEVELOPMENT ACADEMY | 人生の豊かさは、日常の喜怒哀楽…

Subaru Mikami

HUMAN DEVELOPMENT ACADEMY | 人生の豊かさは、日常の喜怒哀楽から | Jリーグ史上最年少社長(当時31歳) | 私立武蔵高校→筑波大学蹴球部→ゴールドマンサックス証券 債券営業部→FC琉球(2020年8月退職)→HDA起業|

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【有料1000円】Jクラブの直面する壁

はじめに2020年8月末でJ2所属FC琉球の運営会社である琉球フットボールクラブ株式会社を退職しました。そこからフロントスタッフ向け・スポーツ選手向け・サポーター向けに3本のNOTEを投稿させていただきました。 僕自身、今はクラブの経営というスポーツビジネスの第一線からは退いてはいますが、「批評家」になるつもりはなく、むしろ自分だったらどう経営するのか、どうアクションするのかを常に考えるようにしています。 そしてクラブに全ての時間とエネルギーを割いていたところから、少し離

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    • とある小学1年生の話。

      はじめに 皆様、ご無沙汰しております。NOTEを投稿させてもらうのはおよそ2年ぶりになります。この2年間の間に色々なことがあり、今は淡路島に移住して、FC.AWJというクラブに全身全霊を注いでいます。 このNOTEは、いつものように堅苦しく、何かを教科書のように伝えようとか、学びのきっかけになって欲しいとかそういう類のものではありません。サッカーを仕事にすること、そして今自分が仕事として取り組んでいることを心の底から誇らしいと思えた自分自身の経験を伝えたいなと思います。

      • 【コロナ禍における】スポーツクラブのスポンサーセールスのやり方

        はじめに2020年8月末でJ2所属FC琉球の運営会社である琉球フットボールクラブ株式会社を退職し、2カ月が経過しました。時間の経過はあっという間に過ぎていきます。そしてこれまでフロントスタッフ向け・選手向け・サポーター向けに3本のNOTEを投稿させていただきました。 今回はこのNOTEで、【コロナ禍における】スポーツクラブのスポンサーセールスのやり方と題して、より具体的なアクションについてまとめてみようと思います。 これまで心構えや概念的な考え方については述べてきました。

        • スポーツ選手のセカンドキャリアについて考える

          僕自身、離職してから2か月が経ちます。そしてスポーツ選手とは状況が異なりますが、キャリアについてよく考えるようになりました。その中で思うことは「これまでの自分」「これからの自分」の2視点からの視線です。 業界を問わずに、幅広くキャリアを選択するという点から自分を見ると、「これまでの自分」をとにかくよく見られます。いわゆる実績と呼ばれるものです。そこに「これからの自分」という角度の見方はほとんど存在しないようにさえ思います。 一方でアスリートの場合はどうでしょうか?まずはこ

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        【有料1000円】Jクラブの直面する壁

          【10分で読める】Jクラブで働きたい人が知っておいた方がいいこと

          はじめに僕は2018年11月から2年弱にわたって、J2クラブの経営に関わり、マネジメント側からクラブを見てきました。2020年8月末にクラブを退職してからは、フロントスタッフ向け・スポーツ選手向け・サポーター向けにNOTEを投稿させていただきましたが、今回は将来「Jクラブで働きたい人が知っておいた方がいいこと」をテーマに書いてみようと思っています。 2018年「サッカーの仕事がしたい」と前職で勤めていた証券会社を辞めて、当時J2昇格を決めたばかりのFC琉球のフロントスタッフ

          【10分で読める】Jクラブで働きたい人が知っておいた方がいいこと

          【30分で読める】プロスポーツクラブにおけるサポーターの存在

          はじめに僕は2018年11月から2年弱にわたって、J2クラブの経営に関わり、マネジメント側からクラブを見てきました。2020年8月末にクラブを退職してからは、フロントスタッフ向け・スポーツ選手向けに2本のNOTEを投稿させていただきましたが、今回は「プロスポーツクラブにおけるサポーターの存在」をテーマに書いてみようと思っています。 「サッカーの仕事がしたい」と前職で勤めていた証券会社を辞めて、当時J2昇格を決めたばかりのFC琉球のフロントスタッフの一員として働くことを決めま

          【30分で読める】プロスポーツクラブにおけるサポーターの存在

          【30分で読める】プロスポーツ選手の給与構造に関しての参考書

          はじめにスポーツ選手たちへ もしかしたら、このNOTEは長すぎるかもしれません。でも走るのに体力が必要なのと同じで、文章を読むのにも体力が必要です。いきなり毛嫌いせずに、時間をかけてもいいので、どうか最後まで読んでください。選手たちの持つ能力が不遇に陥ることなく、発揮されることを期待しています。「スポーツしかできない若者」から、「スポーツをやればあんな素敵な人生を歩めるんだ」と子供たちに思われるかどうかは、今が分かれ目になると思っています。 僕は、2018年11月から2年弱

          【30分で読める】プロスポーツ選手の給与構造に関しての参考書

          スポンサー企業の雰囲気

          僕は2012年にゴールドマンサックス証券に入社し、営業として国内金融法人をお客様として担当させていただきました。そこから2018年11月にFC琉球という全く異なるサッカークラブに転職しましたが、大きく括ると同じ営業という仕事に従事していた時間が大半です。 証券会社時代のお客様は上場企業が大半で、なおかつ金融法人とさらに限られた業態の中での取引や会話が多く、誤解を恐れずに言うと、お客様の会社の雰囲気はそこまで大きく違いはありません。 打ち合わせを入れると、新人の方から部長く

          スポンサー企業の雰囲気

          【1時間で分かる】スポーツクラブにおけるスポンサーセールスの教科書

          はじめに 2020年8月末でJ2所属FC琉球の運営会社である琉球フットボールクラブ株式会社を退職しました。いわゆる「サカつく」というゲームでお馴染みのように、サッカークラブに経営(マネジメント)の立場で関わってきました。しかしゲームのように待っていれば先方からスポンサー契約の話が来るなんて、甘い世界ではありません。 僕はこのNOTEでスポーツクラブにおけるスポンサーセールスの思考方法を教科書のようにまとめようと思います。Jリーグだけでも日本全国に56クラブ存在しますが、敵と

          【1時間で分かる】スポーツクラブにおけるスポンサーセールスの教科書

          スポーツクラブのフロントスタッフ

          2020年8月末でFC琉球を運営する琉球フットボールクラブ株式会社を退社しました。2018年11月にJ3優勝を決め、勢いに乗るクラブの一員として入社してからの2年弱の日々は自分にとってかけがえのない時間となりました。 僕が従事していたのは、いわゆるフロントスタッフとしての業務になります。スポーツクラブに関わる仕事としては、実際にどんなものがあるのかわかっているようで、わかっていなかった部分が多くありました。2年程度とそこまで長い期間ではなかったですが、一担当から代表まで経験

          スポーツクラブのフロントスタッフ

          受験勉強

          僕はこれまで受験勉強で失敗したことがありません。中学受験や大学受験と就職活動においても第一志望に合格してきました。高校は中高一貫だったこともあり、そのまま進学しました。 これから学歴なんて不問な時代が来るといわれていて、それは自分でも認識しています。でもやはり学歴があった方が入り口が広いということは事実としてあります。 尊敬するローランド様が、学歴について非常にしっくりくるコメントを残していました。 学歴とは? 飛行機の座席。ファーストクラスは勿論快適に目的地に着くけ

          スポーツ界へ来るということ

          他の業界からスポーツ界へ来ることはけっこうハードルが高い。自分自身踏ん切りをつけて、決めるまでに1年以上の時間をかけたところでもある。 業界を超えてスポーツ界へ行くことに対しての不安は大きく、前例のないケースが多い。ただスポーツ界で働く人の話を聞けるチャンスは意外とあったりする。そして次に直面するのは、門戸が開かれていないので、どう就職していいかわからない。 新卒で入社して、どういう風にキャリアアップしていくのか、ライフスタイルが年を重ねていくごとに変わっていくのか、実際

          スポーツ界へ来るということ

          TEAM

          自分のためにやるからこそ、それがチームのためになるんであって、チームのために、なんて言うヤツは言い訳するからね。 僕の好きな/王貞治さんの言葉です。 この言葉は自分にとっては、すごく大事なチームについての考えが凝縮されています。この経験は筑波大学時代に強く実感しました。風間さんが僕らに約束したのは、「人のせい、モノのせいにするな」ということだけ。これが突き詰められると、チームメイトを結ぶのはリスペクトになります。 戦術でつながっているチームは、どういう結末になるのでしょ

          これから

          在宅勤務の影響により、大きく仕事への質が変わってくる。これまでは「仕事に行く」と同義語として「会社に行く」が扱われていた。しかし、会社に行かなくても仕事ができるということがわかってくると、従前のstyleで勝負することが難しくなってくる。 オンライン会議をやると如実にはっきりしてしまうのが、発言する人が限られているということ。全く発言する機会がなかったときには、会議から学ぶことはあっても、会議に価値を加えることはできていない。 そして会社にいることで、働いているんだなと周

          世界は広い

          こんばんは。ふと中学生の時を思い出します。 少年三上のそばには、いつもサッカーがありました。正確に言うと、サッカーしかありませんでした。 小学校時代には地域の選抜にも選ばれていたこともありましたが、身長の全く伸びなかった中学時代はフィジカルの差が如実にプレーに出てしまいということもあり、力負けするようになっていきます。 そして思春期が訪れるのは、男子高校だったから遅いのか早いのかよくわかりませんが、大体中学3年生くらいになったころから、周りに出ていったような気がします。

          世界は広い

          想像を超えていけ

          こんにちは。今日は蹴球部の先輩に教えてもらった「想像を超えていけ」という言葉について。 情報社会の現代に置いては、何も知らない状態で意思決定をする機会はほとんどありません。進路を選択するにしても、どのお店でご飯を食べるにしても、どの商品を買うにしても、ググるという言葉ができたように、ググることは当たり前の作業になっています。 なので、多少のサプライズはあれど、全く違うものに出くわす可能性は限りなく低いです。 つまり想像の範囲内で生きていくということが、基本的な過ごし方に

          想像を超えていけ