キレノガレ切れ痔

ホラー・スリラー中心映画備忘録ときどき全く関係ない話

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ホラー・スリラー中心映画備忘録ときどき全く関係ない話

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注意事項

ホラー映画を中心に独断と偏見に満ちたオリジナリティのかけらもない感想を書いてます。 主に非常に忘れっぽい自分へのメモとして。 基本的にネタバレ周辺の配慮は一切ないので鑑賞前の方は回れ右推奨。

    • 憧れのスーパースターに会ってきた話〜前日譚〜

      ※スーパー女神が降臨するのは次の記事です。 LADY GAGAのライブチケットが早々に手に入ってしまったので行ってまいりました。鉄壁の感染対策でお送りします。 出発早々、搭乗口でリトルモンスターらしき方に遭遇。そして彼女とは後に再会することになるのである… ピカチュウジェット(アラサー大はしゃぎ)で羽田まで飛び、新宿で姉と合流。約束していたフラッグシップ東京へ。最近(?)オープンした国内最大規模のディズニーストアです。先行販売の商品なんかも取り扱ってます。 今年はちょう

      • コンジアム

        2018年 原題:곤지암 監督:チョン・ボムシク 韓国(94分) ちょっと前に話題になってた韓国POVホラー。 キービジュアルのインパクトがなかなかイイ感じだったので、ずっと見たかったんですよね〜。サンキューネトフリ! この手の映画につきものの手ブレ酔いが心配だったんですが、大丈夫でした。あんまりグルグルしません。してなかったはず。 ぶっちゃけて言うと、記憶に残るほど怖い作品ではないです。まあこんなもんかあと… 映像の乱れ方はリアルでなかなか怖いし、アジアホラーのジメジメ

        • シーワールドZ

          2021年 原題:Aquarium of the Dead 監督:グレン・ミラー アメリカ(86分) 水族館×ゾンビ! 水びたし映画で涼しくなれるかな〜と思い視聴。 なんと開始2分で人が死ぬ!速い!速すぎるぞ! これはもう阿鼻叫喚の血祭りを期待するしかない! ……しかしその期待も虚しく、以降死人は出ないのでありました。 死人とか以前に出てくる人間の数が少なすぎるんですよ。そもそも水族館なのにお客さんがいない。そう、何を隠そう閉館中なのだ! エキストラを雇う予算も無いんだ

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          呪詛

          2022年 原題:咒 Incantation 監督:柯孟融 台湾(111分) 超話題作、ようやく見ました。 予告の時点で期待値MAXでしたが、まさかネトフリ限定配信だとは…このために加入しました。わたしのサブスクヴァージンが… 欲を言えば劇場の大画面で観たかったな〜。 ラストにただならぬ仕掛けがあると聞いてワクワクしながら視聴!これは没入して観ちゃうタイプの人はマジで嫌だろうな…引きずる人がいるのも納得。 お経ちゃんと唱えてたよって人どれくらいいるんだろう…真面目ですね

          オールド

          2021年 原題:Old 監督:M・ナイト・シャマラン アメリカ(108分) 医療チームみたいな格好したスタッフ達が、ミッドサマー的笑顔でお出迎え、さらにミッドサマー的怪しげウェルカムドリンクを渡してくる、と最序盤からもう既に不穏。そのスタッフの衣装はネタバレだろう… 見ていてちょっと気になったんですが、あんまり死体を映さないのはどういう意図があるんだろう?監督の趣味かな?まああんまりグロくすると趣旨がブレるというのはありそうかも… 中盤からは怒涛の老化現象ラッシュ!

          カラー・アウト・オブ・スペース

          原題:Color Out of Space 監督:リチャード・スタンリー 2020年 アメリカ・ポルトガル・マレーシア(111分) ひどい映画です。最初に言っておきます。ドイヒー。 自分は映画の感想を書くとき、作品を ①すごすぎて言葉にできない作品(書けない) ②文章でまとめられる程度の中身がある作品(書く) ③感想を書く気も起きないゴミ作品(書かない) の3パターンに分けているんですが、今回新たに ④こんなクソ映画を2時間弱見せられたことに対するこのやり場のない怒りを他

          カラー・アウト・オブ・スペース

          エスター

          2019年 原題:Orphan 監督:ジャウム・コレット=セラ カナダ(123分) いや〜良かった!ものすごい映画に出会ってしまった! この世のすべての精神障害をぶちこんだメンヘラの最強形態が大暴れ! 見ているこっちまで息を潜めてしまうカメラワーク、役者の一挙手一投足、セリフにちりばめられた全ての伏線を勢いよく回収しながら衝撃のラストになだれ込む、まるでジェットコースターや!(?) 幾度となく繰り返す緩急、それでいて鑑賞後は疲労より爽快感が勝る最高峰のスリラー。 ムダな要素

          鬼談百景

          2015年 監督:白石晃士ほか 日本(100分) 小野不由美の短編小説の映画化。あの残穢の姉妹作。原作は全99話で、肝心の100話目が残穢にあたるという粋な構成。そのうち10本をオムニバス形式で映像化したのがこの作品です。 鑑賞にあたって原作を読み返したんですが、最初の3本だけはほぼ原作のまま、あとの7本にはそれぞれの監督オリジナルの脚色アリです。個性が出ていてイイな〜と思うものもあれば余計だなってものも中にはあります。どれがとは言わない。 「続きをしよう」「尾けてくる

          ウィリーズ・ワンダーランド

          2021年 原題:Willy's Wonderland 監督:ケヴィン・ルイス アメリカ(88分) 要するにFNAF。 魂を無生物に移すという設定まで同じ。FNAFは(おそらく)1983年、こっちは1984年。 劇場版FNAFってこれのことだったんか??? ジャンルがホラーになってますが、素性一切不明のニコラス・ケイジが一言も発さずに暴れ回るハードボイルド・アクション映画です。超クール! 黙々と店内を清掃し、アーケードゲームでブチ上がり、合間に殺人ロボットをスクラップにす

          ウィリーズ・ワンダーランド

          ザ・ハント

          2020年 原題:The Hunt 監督:クレイグ・ゾベル アメリカ(89分) メチャメチャ楽しかった。 ドント・ブリーズ的なこっちまで息を潜めちゃうタイプのスリラーかと思いきや、無敵の元軍人お姉さんが無双しまくる超爽快アクション映画! 「人間狩り」の部分を期待して見始めたんですが、開始30分足らずで狩られる側ほぼ全滅、しばらくのち狩る側も壊滅、女と女の1on1に突入…狩り全然関係ねえ!でも楽しい!なぜなら主人公が強すぎるから!! 落とし穴に落ちて腹に穴が空いたのになぜ

          ビバリウム

          2019年 原題:Vivarium 監督:ロルカン・フィネガン アイルランド・デンマーク・ベルギー(98分) 新感覚?家系SFホラー。 ヨンダーの洗練されすぎたデザインが丁度よく不気味。おとぎ話のような世界なのに、なぜ不快に感じてしまうんだろう… 家の内装はオシャレです。さすがデンマーク。 オギー・アンド・コックローチみたいなヨンダー。 ちょっと前にウィッシュ・ルーム(2019年)を見たんですが、また謎の子どもの子育て話か…と思いきや毛色がだいぶ違いました。解釈丸投げの

          レディ・オア・ノット

          2019年 原題:Ready or Not 監督:マット・ベティネッリ=オルピン    タイラー・ジレット アメリカ(95分) これぞアメリカ!とにかく無意味に人体破壊! 勢いがあるわりには冗長で中だるみします。中身なんもナシ。と、申し訳程度のオカルト要素。もうオカルトいらなかったのでは? 鑑賞前にあらすじを読んで、中世くらいから続いてる悪魔の儀式的なやつなのかな〜と思ってたら「曽祖父の代から」って…しきたりと言うほどの歴史じゃねえだろ!とツッコミたくなる設定。せめてもう

          レディ・オア・ノット

          リトル・ジョー

          2019年 原題:Little Joe 監督:ジェシカ・ハウスナー オーストリア・イギリス・ドイツ(105分) 怪奇!新感覚植物系SFスリラー! 解明されていないだけで、植物も意志を持っているのかもしれない…ミッドサマーに続いて花が怖くなる作品。 主人公もろとも研究所爆破オチを期待してたんですが、嫌〜〜なラストでした。まさかの全滅。最高だよ! なぜか劇伴が雅楽なんですよね。尺八っぽいソロが入ったり。 欧米の人たちには聞き馴染みがない音だからホラーっぽいと思えるのかもしれな

          樹海村

          2021年 監督:清水崇 日本(117分) 樹海なのにコトリバコ。 は?と思ったオカルトマニアも多いのではないでしょうか…ハッカイが山梨だか静岡だかにある…てコト!?よくわかりません。 設定には目をつぶって映画の中身はというと、そこも目をつぶりましょう。何も見えねえよ! 犬鳴村もそうだったけど、な〜んか違うんだよなあ…やろうとしてることはわかるんだけど、魅せ方が定まってないというか…死体とバケモンを出せばいいと思ってないか?怖がらせ方が。 全年齢作品として公開するにあたっ

          ダニエル

          2019年 原題:Daniel Isn't Real 監督:アダム・エジプト・モーティマー アメリカ(100分) イマジナリーフレンドだと思っていた存在がじつは悪魔だったというオチ。 スリラーが最終的にオカルトホラーになる映画は大好物なんだけど、最終的に怪異とバトルになる映画はあんまり好きじゃない。途中まではよかった(中だるみするのでよくもないが)のにラストで10点中6点くらいになってしまった。 幼い頃から母に「悪魔は存在する」と聞かされて育ったので、まあありえないことで