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失明を宣告されたが、分子栄養学で克服-医学常識はウソだらけ/三石巌、より

私が医者を信用しなくなったのは、ちょうど還暦の年(1961年)に
目を患ったことがきっかけになっている。
ひどく目がかすむので大学病院の眼科へ行ったところ、
そこの主任教授に「白内障で、2~3年もすれば見えなくなるでしょう」
と断言された。
その教授は、「見えなくなったら、また来てください」と気の毒そうに
言うだけで、治療しようとはしなかった。
もちろん、彼が冷酷な人間だったわけではない。
当時の医学が、私の白内障を治す術を持っていなかったということである。
だが、医者にそう言われたからといって、黙って目が見えなくなるのを
待っていられるわけがない。
私は自分で治してやろうと決意した。
科学者としての専門は物理学だったが、理論的な思考によって立てた仮説を
実証するという手続きは、あらゆる学問に共通するものである。
医者が目を向けない角度からアプローチして勉強すれば、人体の仕組みについて従来とは異なる結論が導き出せるかもしれないー私はそう信じた。
そして私が着目したのは、「栄養」であった。
あらゆる生物は、外部から栄養を補給することによって生命を保っている。
障害が起きるのは、摂取している栄養に問題があるからに違いない。
詳しくは後述するが、さまざまな研究の末、私はこういう仮説を立てた。
文献によれば、白内障の原因はビタミンCの不足だとある。
けれども、何十年と同じ食事をし、同じ量のビタミンを摂っているはずの妻は、白内障にはかからなかった。
それはなぜか。
私が白内障になったのは、私の眼球が他の人より余計にビタミンCを必要と
しているからではないか。
それが不足していたから、眼球がダメージを受けたのだ。
だとすると、これから浴びるほどビタミンCを摂取していけば、
完璧には治癒しなくても、白内障の進行を食いとめられる。
少なくとも、完全な失明は避けられる可能性が高い。
この仮説にしたがって、私は自らの手でビタミンを注射しはじめた。
その結果は、言うまでもない。
私は今もスキーをやるし、こうして原稿も執筆している。
これまでに刊行された著作は300点を超すが、
その大半は還暦を過ぎてから書いたものである。
気が向けば、細かい譜面を見ながら自室に備えつけたパイプ・オルガンを
演奏したりもする。
「2~3年で見えなくなる」はずだった私の目は、それから35年たっても
本来の役目を立派に果たしているのである。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

常識を疑わないまたは知りながらも平気でウソをつく者から、
金や命を奪われないためには、自ら常識を疑い、自ら学ぼう。

不勉強な医師たちのマニュアル治療を徹底的に論破した書。
栄養のお話も挟んでおり、初心者さんにもわかりやすく興味深く読めると思います。
Kindle版もあります。

医学常識はウソだらけ (祥伝社黄金文庫) 文庫 – 三石巌(著)

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