マガジンのカバー画像

上達へのマインドセット

145
運営しているクリエイター

#英語習得

完璧主義の弊害

完璧主義の弊害

英語学習していて、英語について意識している人は完璧主義すぎないか?と疑った方が良い場合は多い。

なぜなら、完璧主義には弊害があるからが理由だ。

人は、母国語でさえ時に言い間違いをすることもある。言葉を思いつかなくて言い換えることもある。緊張して人前で喋れない人もいる。

何も、日本語でさえ完璧に使えているかは不明。

良く知らない分野の話なら、当然知らない単語があったりもする。初めて接するよう

もっとみる
英語が“出来る”の定義

英語が“出来る”の定義

英語を自主的に学習している人は、英語が出来るようになりたいと思っているはず、

しかし、この英語が”出来る” の定義を明確化している人はどれほどいるのだろうか?

本来これは人によって違うはずで、それによって学習方法さえ大きく変わるはずだ。
英語が使いこなせればこなせるほど、新しい視野を加えることが出来る可能性が上がる。けれどその一方で、“出来る”の定義をはっきりさせていなければボヤっとした状態で

もっとみる
話すだけがメリットでない

話すだけがメリットでない

英語に関していうと、日本人は傾向としては会話が苦手な傾向にある。

これは、単純に慣れていないだけでなく思考も影響しているはずなので、私はマインドセットに関することも書いている。

英語を学ぶ際の思考が変われば、英語で異文化の人と会話するのはそこまで難しいことではない。けれども、思考が固まっていればいるほどそれは困難を極めることだとも思う。

そこで話すことが苦手だから、話さなくては!と余計に気を

もっとみる
集中と分散

集中と分散

何度も書いているが、英語を使っている人達には本当に色々な人がいる。
なので、一括りにこう表現すべきみたいな風に言うのは不可能だ。

どんな場所で、どんな人に、どういった環境で話すのかによって単語や表現の選択が変わる。

そのため、極端な事を言ってしまえば方向性が定まっているのであれば、集中して同じような物ばかり見聞きすれば良いと言えてしまうだろう。

しかし、それだと言語に幅ができず集中した部分の

もっとみる
時の流れを捉える

時の流れを捉える

英語は時の流れを捉えると、上手に表現できるようになる言語です。

え?日本語もそうでしょ?

と思う人もいるかもしれない。
けれど、微妙に違うのです。

日本語は、時の一点を決めてそこからの前後を法則のようにして表現しなくても単語だけで割と上手くいきます。

と、いうか前後関係をそんなにはっきり決めなくても大丈夫でしょう。

昨日、明日、一昨日、こないだ、昔。

大雑把に言えば、これくらいの語句を

もっとみる
浮気する重要性

浮気する重要性

たまに、

一つの教材を徹底的にやり込んだ方が良い!

みたいな話を耳にしませんか?

けど、これは時として不正解であるということも知っておいた方が良い。

「浮気する重要性」があるということです。

これはどういうことか。

まず、ひとつの教材をやり抜くのにも良い事はありますが悪い事もあるという話なのです。

ひとつの教材を例えば繰り返しやったり完璧になるまでやり込めば、そこに載っている内容が脳

もっとみる
継続出来ない理由は確実な方法

継続出来ない理由は確実な方法

英語を使えるようになりたい人は、ともかくそうなるまでに継続して努力を続ければ良い。

「継続が重要。」
そんな事は別に英語に限った話でもないはずだから、当たり前だ。

けれども、多くの人が結果が見えてくるまでに辞めてしまう。

それはなぜだろう?

もちろん、人によっていろんな原因があるだろう

しかし、継続出来ない理由は確実な方法があると思い込む事も大きいのではないだろうか……

世間には、とて

もっとみる
単語言い換えの練習

単語言い換えの練習

英語学習中の人の中には、英単語を覚えたはずなのに、全然頭から出てこないことに悩んでいる人も多いのではと思います。

けれど、その悩みはバカバカしいと開き直った方が良い。

もちろん、沢山覚えることが出来ればそれだけ楽になることが多いのは事実です。
しかし、沢山覚えたところで英語圏の人と対等に英語を使えるようになる事とはイコールではない。

言葉というのは、何度も繰り返し見聞きすれば自然と覚えること

もっとみる
日本人の英語力

日本人の英語力

私は日本人の英語力は、特に低くはないと思っています。
けれど、その一方で異様に出来ないと思い込んでいる人が多いようなそんな気がする。

そう私が感じたのは、オーストラリアで語学学校に行った時です。

私のメインクラスは日本人が誰もいなかったのですが、自己紹介をした時に先生から褒められクラスメイトから拍手されました。
別に自分では流暢と思っていなかったし、そんなに長くも喋っていない。名前と自分がどこ

もっとみる
英語嫌いの感情はどこから

英語嫌いの感情はどこから

英語を使えるようになりたいと思っていても、学習を継続できる人が少ない国、日本。

その理由のひとつに、英語嫌いの感情がある

それを私が初めて知ったのは、大学に通っていた時だった。
同じ科目を取っていた子と隣の席になった時に、なんで理系を選んだの?みたいな話になった。

そこで、驚きの理由があることを知った。

それはもう1人や2人ではなく、大勢いることも知ったんだ。

その驚きの理由とは、

もっとみる
カッコいいという幻想

カッコいいという幻想

たまたま𝕏 を見ていたときに、ある方が英語で短めの言葉を交わしている映像が流れてきた。
私は、もうめちゃくちゃ日本の有名人とやらに疎くなっているんだけど多分有名人なんだと思う。

割と多い人がその投稿に反応していたからね。

「英語ができてカッコいい!」

言葉はちょっとずつ違うんだけど、そんな感じのニュアンスのものが嫌でも目に入ってきた。

カッコいいとはどういう意味なんだろうか?

私は英語

もっとみる
言語程度でお喋りになる訳はない

言語程度でお喋りになる訳はない

英会話を上達させて、いろんな国の人とお喋りをしたいと憧れている人がいる。

分かりやすく言語化すると、楽しい時間を過ごして、友達が作れるみたいなイメージかな

けれども、この考え方がおかしいと気づいている人はどの程度いるのだろうか?

はっきり言えば、言語を切り替えた程度で急にお喋りになる訳はない。

日本語ですごくお喋りじゃない人が、急に英語でお喋りになる訳はないんだ。

日本で生まれ日本語だけ

もっとみる
言語程度で中身が変わる?

言語程度で中身が変わる?

よく、英語を話している時は別人格になるとか言う人がいます。

しかし、私自身はもうこの感覚はさっぱり分からないのです。

英語で喋ろうが日本語で喋ろうが私は私の状態。切り替わりしている意識はもうない。

けれど思い返してみると、ちょっとは理解できるのです。
その時は、自然と英会話は誰かのコピーをしていた。知らず知らずのうちにお手本があり、こんな感じに喋らなくてはと思っていた節がある。

けれども、

もっとみる
意見力と英語力を切り離す

意見力と英語力を切り離す

私は豪州にいた時、意見を求められ話す機会が多くありました。
現地の子や様々な国の留学生と教育機関(専門学校、大学)で学んでいた時には、英語のネーティブスピーカーでさえコミュニケーションの授業があった。

しかし、みんなが意見を言うのを得意な訳ではなかった。

ここで明らかに、英語力と意見を言えることは別だという部分が可視化された。

意見を求められたりする時、それを開示するのが苦手な人はどこにでも

もっとみる