下町生まれ下町育ち

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最近の記事

街を歩くと入学式なのか入社式なのかわからない黒スーツの若者が闊歩してる。 「桜を見る会をしよう」と集まった飛鳥山公園はまだ二分咲きくらいで、結局桜を探す会になってしまった。 新年度、なにか書こうとnoteを開いたがやっぱり書くことないな。 この半年想像もつかないような色んな事があって、二度と思い出したくないことも、何度も思い返したくなることも沢山あった。よく生きてるなと冗談ではなく本当に思う。 この半年あったことを細かく書きたいところだけど、どれもこんな場所では書けな

    • ヘルシー

      健康診断。 血を抜かれたり、レントゲン撮ったり、音が鳴ってる間だけ謎のボタンを押し続けたり、遊園地にでも来たんかと思うくらい様々なアトラクションをまわった。 健康診断の締めくくりは最終面接みたいなやつ。医者に「何か悪いところはありますか?」と聞かれて「御社を志望した理由は…」と言いそうなところをぐっと抑えて「特にないっす」と言った。 (本当は夏頃から人混みが無理になったり電車乗れなくなったり音楽聴けなくなったしてたが、無理やり人混み行って音楽聴きいて電車乗って気分悪くな

      • 11月

        調べても歌詞が出てこなかったので備忘として。 ======== 『夜は隙間から入り込んで歌になる』 なんて素晴らしい歌詞とメロディなんだろうか。 前にもいくつかnote書いたけど、paioniaは本当素晴らしい。素晴らしすぎて、もはや素晴らしい。 今日はクアトロのワンマンを酒を煽りながら観ていたわけだが、何もかもが素晴らしすぎた。 (クアトロの照明って素晴らしいものをより素晴らしくするよな…) paioniaを摂取することでしか得られない何かがある気がしてる。

        • 雑感

          「この間さぁ、会社の先輩に誘われてさぁ〜、あ、何飲む?私ハイボールで。メニューメニューっと、アヒージョいいなぁ。え、見て、仲里依紗と中尾明慶結婚10年目らしいよ、すご。いやぁ、結婚かぁ〜そういえばこの前マッチングアプリで〜」 仲の良い友人はいつもこんな感じで思ったことをとりとめもなくだらだら話す。 かしこまったフォーマットの会話よりも思ったことをとりとめもなくだらだら話してくれる人が好きだ。 柴田聡子というアーティストもその1人。 日記とか手記とか歌詞とか、どうしても頭

          みんな言えないでいる

          『幸せはいつも僕をその気にさせる』 じゃなくて 『幸せはいつも僕をその気にさせては君を不安にさせる』 なんだよな。 うん、うん、わかる。 とてもわかる。 歳をとることに言えないことばかり増えていくなぁ。 1.5〜1.75倍速で聴く

          みんな言えないでいる

          群青

          群青は変わらない生活の中に全く違う風景を見せてくれる。 3020は逆回転の力。 PIKAは情景そのままでとても青臭い。 石原正晴のおかげ、というより石原正晴のせいで今日も生き延びてしまった。 なんというか、長いエンドロールを頬杖ついてぼーっと眺めてるみたいな、そんな生活で慣れと飽きの間を行ったり来たりしてる。 そんな時は爆音浴びて退屈殺した方が幾分かマシだな、と黒霧ボールを溢しながら円山町の夜。

          群青

          3.11

          paioniaというバンドが好きだ。 前もnoteに書いたが、2022年は『人の瀬』をよく聴いていた。だいぶ救われた気がする。 そんなpaioniaに「東京」という曲がある。 福島出身の彼らが震災について歌った曲だ。 セルフライナーノーツを見つけたので、備忘的に少し引用してnoteに残しておこうと思う。 いつまでたってもどこまでいっても そこはどうしようもなく東京だった。

          ナイトオンザプラネット

          『ちょっと思い出しただけ』という映画を観た。 タイトルの割に劇中では結構思い出してた。 この映画は、とある出来事で元彼との記憶をちょっと思い出すという話。 映画では元彼と付き合ってた頃の記憶を鮮明に描いているが、実際のところ昔付き合っていた人との記憶なんてそんなはっきり覚えていない。 逆に全ての出来事を鮮明に覚えてたらそれはそれで気持ち悪い。 結局残るのは三角チョコパイ食べた後みたいなポロポロした記憶だけ。 例えば、 ベッドから起きるとスピーカーでRADWIMPSのセプ

          ナイトオンザプラネット

          人の瀬

          寄せては返す波のように、気付けば浸かって、気付けば引いてる。 知らないうちに深いところまできていて、立つ瀬がない。 人は常にそんな状態だと思う。 ただ、瀬に立つからこそ見える景色がある。 人の瀬からどこへ向かおうか。 paioniaのPre Normalというアルバムは2022年で一番の名盤

          人の瀬

          病む街

          この1週間、西日本を放浪してた。 いわゆるワーケーションというやつをしたり、一人で知らないところに行ったり、東京で会えない友達と東京で出来ないことをしたり、東京で会える友達と東京で出来ることをしたりした。 ワーケーションめっちゃいいけど、ワークが邪魔だな。 そして、東京に戻ってきてから、改めて東京という街の幻想に浸っている。 以前こんなことを書いたが、同じことを今も強く感じてる。 東京生まれ東京育ちの自分から見る東京と、それ以外の東京は全く違うものだと思う。 何にで

          病む街

          No Rain(No Rainbow)

          ベロベロな帰り道の電車でこれを書いている。 イヤホンから流れるAnalogfishのNo Rain(No Rainbow)の歌詞に改めて心打たれている。 そのことを書こうと思ったら、もう書きたいことを書かれてた。 ただ美しいだけで虹は雨の対価ではないでしょ?

          No Rain(No Rainbow)

          親は子供の乗り物かもね

          先日観に行ったライブでSuiseinoboazの石原正晴が曲間のMCで「子供ができた」と報告していた。 Suiseinoboazとの出会いは確か中学時代。 TOKYO NEWWAVEという新進気鋭の若手バンドのコンピレーションアルバムをたまたま手に取って、その中にボアズも参加していた。 (andymori、amazarashi、シャムキャッツ、東京カランコロンなど、今考えるとすごいメンツ) 当時のボアズは鋭く尖った音楽集団だったが、今はさらに研ぎ澄まされて『3020』とい

          親は子供の乗り物かもね

          こんな時だからこそ真面目に楽しく政治を語ろうか

          この半年くらい政治にハマってる 政治にハマった流れはこんな感じ。 久しぶりにコンビニで弁当でも買うかぁと思ったら、弁当が軒並み税込600円くらいになってて「ワンコインじゃ足りないやん!物価高…?」ってなる ↓ たまたま日経テレ東大学の政治家回を見る ↓ 政党ってどんなこと掲げてるんだろうと調べまくって、政治ってエンタメなんだなと気付く ↓ 国民民主党のマスコットキャラクターのこくみんうさぎかわいい←イマココ 最近はリモートワークのBGM代わりに、政治・経済系のY

          こんな時だからこそ真面目に楽しく政治を語ろうか

          幸福論

          椎名林檎のデビュー曲『幸福論』 改めてこの曲聴いたらもう自分の考えがそのまんままとまってて、どうもありがとうの世界。 名刺代わりに幸福論の歌詞カード配ろうかな。 名刺入れの上に乗せた歌詞カードを机の端に置いて会議始めたい。 『時の流れと空の色に何も望まないように』という考え方は、諦めとも言えるし、希望とも言えるし、ライフハックとも言えるし、幸福論とも言える。 ただ単に物事を肯定していたい。 ただそのままであってほしいだけなので、見返りはいらない。 むしろそこにある状態

          幸福論

          ボーリング

          先日誕生日を迎えた。 「おめ」と打って出てきたであろう予測変換の「おめでとう」がたくさん送られてきた。 「あり」と打って出てきた予測変換の「ありがとう」をたくさん返した。 誕生日なんてただの年齢カウントアップ日なんだからほんとどうでもいいぜ。 人生100年時代で、これがあと何回続くか考えるだけでとてもめんどくさい。 高橋優のボーリングという曲が自分の心情を代弁してくれてる。 とにかくめんどくさい。 めんどくさい誕生日をきっかけに通常のしこたまの×2酒を飲まされたのでより

          ボーリング

          T.D.B.B

          人生で影響を受けたバンドの一つにSuiseiNoboAzいうバンドがいる。 最近では『3020』という邦楽史に残る名曲を生み出したことで話題になっていたが、彼らがまだ向井秀徳フォロワーで早大出身の変態リズム隊三人衆だった頃の曲にこんな一節がある。 〜〜〜 この間一人でピザ食った。 会社の先輩とリモート会議の合間の雑談で「宅配ピザたまに食うんだけどさァ、楽だし美味しいしおすすめだよォ」と言われたことをふと思い出して、ちょっと喋り方がムカつくことはさておき宅配ピザ頼むこと