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幸福論

椎名林檎のデビュー曲『幸福論』

改めてこの曲聴いたらもう自分の考えがそのまんままとまってて、どうもありがとうの世界。

時の流れと空の色に何も望みはしないように

名刺代わりに幸福論の歌詞カード配ろうかな。
名刺入れの上に乗せた歌詞カードを机の端に置いて会議始めたい。

『時の流れと空の色に何も望まないように』という考え方は、諦めとも言えるし、希望とも言えるし、ライフハックとも言えるし、幸福論とも言える。

あたしは君のメロディーやその哲学や言葉 全てを守る為なら少し位する苦労もいとわないのです

ただ単に物事を肯定していたい。
ただそのままであってほしいだけなので、見返りはいらない。
むしろそこにある状態を肯定することが、自分にとっての幸福かもしれない。
というか肯定する以外ないと思う。
(ちなみに肯定って言葉は大嫌いです。なんか「認めてあげてるよ」感あって偉そうだし。でもそれ以外に使える言葉知らないんで使ってます。言葉まじだりい。)

自分は何事にも期待しないように生きているけど、それは過去を否定するわけでもなく、未来を否定するわけでもない。
『永遠の今』という言葉があるように、永遠と続いてきた過去と永遠に続いていく未来を繋ぐ今があるという、その「ある」という状態、ここにはそれしかないということなんだと思う。

側から見れば単なる『諦め』に見えるかもしれないが、これが自分の幸福論なわけです。

幸福論はある意味、降伏論かもしれない。


ちなみに、椎名林檎のデビュー曲は『すべりだい』になる予定だったらしいけど、「デビュー曲なのに滑ったらダメだろ」ということで幸福論になったそうな。

つかれたら、うちにかえろう