記事一覧
有料note始めます
個人のnoteを開設しました。これまでのnoteは主宰する設計事務所で運営してきましたが、なかなか定期的に記事を書くができませんでした。特にやらなくても何も起きないのでついサボりがち。最近はスタッフとも協力して不定期で更新しています。よろしければこちらも覗いて見て下さい。
設計事務所のアカウント
日々仕事に向き合い続けていて、自分自身を追い込むためにも考えたことや感じたことを少しの時間向き合いた
建築メディアとの向き合い方③ 海外メディアに掲載されるまで
前回、architecturephotoにはじめて掲載されるまでのことを書いたので、その続きです。「野間の改構」という別荘の改修が2018年の12月に掲載されました。
ようやく掲載された、その一ヶ月後のことです。英語のメールが早朝に届きました。英語でのメールは大抵は迷惑メールなので、読み飛ばしてしまいがちです。
ですが、その時は少し気になり、よく読むとなにやらpublishされたとのことでした
独立までのキャリア②
前回、二級建築士を受けたときのことを書きましたので、その続きで一級を受けたときのことを書いてみます。二級は大学院のときに取得していたので、大学院を修了し実務を積み始めた途端に管理建築士までの実務期間3年は始まっています。建築事務所として独立する上ではとても大事です。
結論から述べますが、一級取得までは二年かかりました。まず大学院を出て、母校の大学に1年間就職しています。その後広島の設計事務所、S
福祉を真ん中に考えてみる
建築の分野、関わり方をざくっと分けると3つに分かれると捉えています。住宅、商業、公共。私達はそのバランスを取りながら、異なる領域を横断するように意識的に活動しています。
住宅
独立すると住宅の仕事が主になるのかなと思いきや、これまで完成した新築住宅は1軒。現在進行中のものもありますが、確実に新築住宅に関わる確率は減っている印象です。
「子育てしながら夫婦2人で世界を目指し、建築を本気でやる」①
2月の3つ目の記事をなにか書こうかなと考えました。過去の振り返りばかり書いているので、2/29という昨日のことを書いてみます。日常をたまには。
一日の流れです。
建築メディアとの向き合い方② architecturephotoに掲載されるまで
前回独立して1年目のことについて書いたので、今回はその続きを。日本でもっともメジャーな建築WEBメディアのひとつ、architecturephotoに掲載されたのは独立して2年目の年でした。
そこに至るまで、何かが完成すると必ず投稿していました。それどころか何かできる度に内覧会の案内も送っていました。ですが、なかなか掲載されることもなく、「まだまだだな。次頑張ろう。」という気持ちになり悔しい日々
建築メディアとの向き合い方①
設計事務所の運営において雑誌、講演会、アワードの3つが大事ということを聞いたことがあり、独立してからあの手この手で試行錯誤し実践しています。とは言え、仕事がなければどれも始まらないので、初動がとても難しいのですが、どのように考えて実行してきたか何度かに分けて書いてみます。コンビニの数(5万軒)より多いと言われる設計事務所(11万事務所)の中で選ばれるためには相当な努力が必要なのは言うまでもないこと
もっとみる独立までのキャリア①
学生時代にどうすれば独立して、建築家としてやっていけるか考えていたときのこと。ひとつは建築士の免許をどうするかが課題になります。免許としては一級建築士と二級建築士と木造建築士の3つがありますが、木造建築士のことは一切わからないため、一級と二級の取得したときのことを振り返ってみます。
学生時代、大学院1年になったときくらいから先輩建築家などに独立までの流れは聞いていました。著名な建築家の書かれた本
U35 Under35 Architects exhibition 2017 35歳以下の若手建築家の登竜門に通った時の話。
2017年2月。
若手建築家の登竜門と言われているコンペにチャレンジしました。35歳以下の独立した建築家が参加できるコンペです。ほぼ何も実績がない状況で参加し選ばれたコンペを振り返ってみます。
・Under 35 Architects exhibittion 2017
https://u35.aaf.ac/index_2017.htm
今になって思い返すとなぜ選ばれたのかさっぱりわかりません。
「ア倉庫」 小さなリノベーション
八戸のプロポーザルと同時に進めていた小さなプロジェクトについて。三重県の志摩市で取り組んだプロジェクトで、倉庫の改修でした。当時は東京を拠点にしていたこと、予算も破格だったことから交通費、宿泊費を抑えるためにも一回の出張で完成させることを考えました。今思えば良くできたなと思うほど超ローコストのプロジェクトです。
まずは現地の状況を知るための出張も費用がかさむため、多くの写真を撮っていただきました