建築メディアとの向き合い方② architecturephotoに掲載されるまで

前回独立して1年目のことについて書いたので、今回はその続きを。日本でもっともメジャーな建築WEBメディアのひとつ、architecturephotoに掲載されたのは独立して2年目の年でした。

そこに至るまで、何かが完成すると必ず投稿していました。それどころか何かできる度に内覧会の案内も送っていました。ですが、なかなか掲載されることもなく、「まだまだだな。次頑張ろう。」という気持ちになり悔しい日々を過ごしていました。

何度も投稿して、はじめて掲載されたのは「海辺の別荘 野間の改構」という建築でした。

これは内装の仕事ではなく、外観がある建築のリノベーションで、とても厳しい条件のプロジェクトでした。それまで内装が多かったですが、外観も同時に考える建築に向き合えたことは良い経験でした。

とても多くの数の作品投稿が日々届くことは容易に予想されます。2018年当初はまだ編集長一人ですべてをやられていたと記憶しています。その中で掲載するに値するかはどのように判断しているのかを勝手に想像しながら、考えていました。直接会って話すわけでもないので、判断する要素としては主にメールです。

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