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週刊 深読|「神時間力」week1

インプットは、自己満足。
アウトプットして初めて、血肉になるのだ。

――ごめんなさい、いかにも名言風に言いましたが、経験から私が考えた言葉ですmm

「深読」とは

私が愛用する「自分軸手帳」には、「自分軸手帳部」というユーザーコミュニティがあります。私も部員の一人です。
さて、この自分軸手帳部で一部の部員さんが取り組まれているのが、書籍×手帳で本からの学びを実践するというもの。

これを「深読」と呼んでいます。

この深読、私も何度かチャレンジしていますが、なかなか1ヵ月完走することができない……。そこで私は考えた。

人目にさらすことが強制力になるのでは?

そんなわけで、これからは「週刊 深読」と題して、1週間の深読の取り組みや、自分なりに気づいたことをお伝えしていこうと思います!



今月は「神時間力」

というわけで、今月の自分的課題図書はコレ!
「神時間力」(星渉・著)です。

「やる事が多すぎて時間が足りない」
「限られた時間で最大の成果を出したい」
「仕事とプライベートな時間のバランスを取りたい」
「なんとなくスマートフォンをダラダラ見てしまう」
など、現代人の時間に関する悩みを解決する1冊です。

Amazonより

◎この本を選んだ理由

手帳で欠かさず行っている毎月の目標設定と振り返り。
先月は我が子は夏休みということで「やりたいこともいろいろ滞るんだろうなぁ」と思っていたのですが――振り返ってみると、きちんと進めることができた自分がいました。

その最中には、こんな気づきたちが。

――時間に関して、新たな自分のトリセツを把握できたり、マインドチェンジのきっかけをつかめたりした8月。

これを受けえて、9月はもう一段高い視点で構造的に「時間(命)の過ごし方」を捉えてみたいと思いました。

そんな中、手帳部・部長のようこさんが深読に取り組んでいらしたのが、今回の「神時間力」。

まさに今の私の課題感にハマる!
困ったときは、先人(ようこさん)のお知恵が借りられる(=勝手にXを辿る(笑))というのも心強い!

余談ですが……こちらの本、対話形式の文章で展開されています。そのトーンについては、好みが分かれる印象です(実は私はちょっと苦手というのが正直なところ。読みやすい!と感じる人ももちろんいると思います)。
学びの多い内容×体系立てて時間と向き合いやすい構成ですので、万が一文体に対して苦手…と思われるタイプの方も、本質的な部分にフォーカスして立ち読みしてみてください!

今週の取り組み

本書での「時間の神の教え」は全部で27個。
実践ワークシート(※)を片手に、本を読み進めながらワークに取り組んでいます。

※:このワークシートは、本書ときちんと向き合った人のみがある入手方法に気づける、という仕組みになっています。そのため、著者のお気持ちを尊重して、「どうやったら手に入るのですか?」という質問にはお答えしかねます~悪しからず!

◎今週の「グサリ!」TOP2

さて、今日までに掘り下げることができたのは、「時間の神の教え1~7」。

その中から、私にグサリと刺さり、変化を起こした教えTOP2(中途半端…)をご紹介します。(順不同)

●時間の神の教え1:
私たちは、毎日24時間を何かに投資している。

→「リターンが得られない時間投資先は何だと思いますか?」

家族
・やつあたり(怒ることが目的)
・詰める(改善策につながらない、精神論)

余暇
・目的ない×とめどないSNS
・起床前のスマホ

時間は命。それは頭でわかっていたけれど、ハッとさせられたのがこのワーク。
これまでは「やったことに対する満足感や充実感、自分に正直かどうか、ワクワクするか」みたいな部分にフォーカスしがちだったんですよね。
けれど、ここでは「投資」という観点から、リターンの有無に着目。

①命を無駄にしている瞬間に気づける

その瞬間の充実度やスッキリ感だけではなく、その行動に複利はあるか?という観点でみると、「八つ当たりって誰得?」と心から納得。
一般的に「こういう行動がいいですよ」って言われて「だよね、そうしよう!」と思ってもその考え方は付け焼刃に過ぎませんが……ワークを通して書き出してみることで、「あぁ、これ、何より自分が命を無駄にしてる」って思うと、グサリ感が桁違いですね。

②隙間時間こそ投資のチャンス!?

「余暇」についてリターンが得られないと感じる投資先を書き出していたときに、ふと気づきました。

10分、15分単位の時間こそ、リターンが得られないことに使ってる!

ドドーンとまとまった時間で「あ~無駄にした!!!!」ということは少ない。多分細切れの時間を前にしたときに「あー、この時間だと何も終わらない。諦めよう」とスマホを手に取るってことが頻発。
特に私の場合、どうやら使える持ち時間が30分を切ると「あ、無理だわ」ってなりがちだぞ……。

そんな自分に気づいてから、「終わらなくてもいいから、とりあえず次の予定までのこのタイミングを投資に使ってみよう」と考えられる瞬間がちょっとだけ増えました。
すると、「最低でも30分はかかるだろう」と見積もっていたアンケートフォーム作りが15分の隙間時間で完成したり。ブログのアイキャッチが5分かからずできちゃった!ってことも。

休みたいから休むのではなく、諦めていたから休んでいた時間を投資に充てられるようになったのは大きい!!!今まで流してしまっていた隙間時間こそ、投資のチャンスと言えそうです。

●時間の神の教え6:
優先順位は「で、今、どこを目指しているの?」から考えろ

この考え方は本書全般に通じる部分なので、他の教えとも連動するもの。

少し話は変わりますが……その人の才能となる資質をランク付けする「ストレングスファインダー」で、私の2位にランクするのが「達成欲」。

「達成欲」のキーワードは、「生産性の高さ」です。
ここで言う生産性の高さは、同じ時間内であればよりたくさんの成果を出すという意味です。
(中略)
つまり、やりっぱなしということをせず、必ず一つひとつを完了させるというのも「達成欲」の特徴です。
中途半端は嫌いなのです。
一つひとつを完了させつつ、それをたくさんやる。
イメージとしては、TODOリストを作っておいて完了したら✅を入れてそれを消しこんでいくことに快感を覚える感じでしょうか。

ハート・ラボ・ジャパン ブログ より

そう、まさに。
リストにチェックをバーンとつけて、「終わった!!!」と思いたい!
納品して手離れした瞬間の快感を味わいたい!!!

(余談ですが、さっきの①で「この隙間時間では終わらないから手を付けない」というのは、達成欲の弱み使いですね…)

――今、某ご依頼で、全30本のnoteを1年がかりで書き上げるというお仕事を引き受けています。納期は来年の5月。
30本中既に15本を書きあげているので、残り9カ月で15本を書き上げればいい。つまり、かなりハイペースに進捗している状況です。

が、達成欲上位の私は、どんどん進めたい!!!手離れさせたい!!!
故に、標準ペースに対してかなりストイックな計画を立てています。

ここで、話を「時間の神の教え」に戻しましょう。
神からの問いは「で、今、どこを目指しているの?」でした。

仕事:ワクワクの伝播
→ 直近では「自分業」の新しいサービスを形にすること

家族:子供の安心・信頼

もちろん先ほどのnoteも、大好きな方からのご依頼で心から応援したいと思っているからこそ、少しでも早く納品してリリースに結び付けたい!と前倒して進めていたわけですが・・・

お相手は5月末まででいいって言ってくれてるんだよね?(=それで十分応えられてる)
そして私は今、「自分業」の方向性を模索していて、子どもに対してもご機嫌でいたいんだよね???

ご依頼のnoteをせっせと書くことが、私の最優先事項ではないのでは???

――この整理のおかげで、すぐに収入につながるわけではない第二領域(緊急ではないが重要なこと)も、優先順位を上げて時間を確保できるようになりました。

実際に、有料noteも予定より早く販売できたし…

今後のサービスの方向性を模索する #ビジパレ のワークにもしっかり向き合えているし。

なんなら、ライティング頑張りすぎて疲れている自分に気づいた時も、以前なら「でもまだ時間があるからもうひと頑張り」としてしまうところ、「子どもの信頼を大切にしたいんだよね」というところに立ち戻り、ひと休み。自分のご機嫌をとって、子どもとにこやかに向き合える余白作りを優先できた!

自分の「現在」と「ちょっと先の未来」をうまいこと交じり合わせて、一番後悔の一日を描くための手がかりを、ちょっとだけつかめたかも。


おしまいに

あ、だからって完全に行動が改善されたわけではありません。
今日も起きる前にスマホいじってたし。

でも、昨日よりちょっといい方向に行動が変わる瞬間があったら、それってすごいことですよね?ねっ!?

ってことで、後悔しない命を生きるために。
まだまだ深読は続く。

▼自分軸手帳はこちら。自由度高く今回の「深読」にも活用しやすいです◎


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矢島 美穂|本の言うことを聞くライター
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