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髙橋三保子
2024年4月18日 16:54
お茶の稽古。朝早くお邪魔したら、まだほかの生徒さんがみえておらず、久しぶりに先生のお点前を拝見する幸運に恵まれました。さくら色の着物に、若草色の帯を締めた先生が旅箪笥の前に座ると、お茶室の畳の上に、春の野原が広がっていくよう。一切の無駄がなく、どこにも不自然な力が入っていない、流れるような所作にうっとり。いつまでも、ずっと見つめていたくなります。湯気の立つお茶碗が「どうぞ」と置かれるま