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両手を使うと最強!ストレングスファインダーの裏技

ストレングスファインダーって知っていますか?自分の強みなど、生まれ持った資質がわかる自己診断ツールです。

ワーキングマザーの集まる子連れMBAでも、育休中のメンバーを始め、自分をみなおすツールとしてよく使っていまして、診断結果をシェアする会もやっています。
(本を購入するとオンラインで診断できます)

こういった資質診断の結果を見ると、多くの人は足りない部分に焦点をあてがちです。でも「ストレングスファインダー」のすごいところは、名前の通り「強みをどんどん伸ばそう!弱みは気にしないで」と言っているところ。強みに焦点をあてることは素晴らしいですが、私の経験から言うと、それはとってももったいない!今日はそんな話です。

陸上部の思い出

私は中学高校の陸上部で短距離をやっており、たまにハードルにも出場していました。みなさん、ジャンプする時にこっちの方が飛びやすいという、きき足ってありますよね。

ハードルも同じくきき足があるのですが、きき足だけでハードルを飛ぶと歩数調整が必要で、タイムをロスしてしまうのです。そこである時、きき足の逆で飛ぶ練習を始めました。最初はぎこちなかったのが、1、2ヶ月すると、案外きき足の逆でも飛べるようになったのです。

足でなくてもきき手、ありますよね。ぜひ一度、きき手と逆の手で字を書いてみてください。最初はカクカクしてしまってスムーズに書けないけれど、少し練習すれば、字とわかるぐらいには書けそうじゃありませんか?

個人の資質も左手右手

資質もこれと同じですです。自分の「強み」は、生まれ持ってスムーズに使える「きき手」「弱み」はきき手の逆なのです。

私の話ですが、事業の立ち上げや仕事で「戦略性」をフル活用しています。でも実は、私のストレングスファインダーの結果、強みの上位は「コミュニケーション」や「影響力」ばかりで、戦略性のカケラもありません。「戦略性」は仕事で必要だったので後天的に学びました。

このもともと得意だった、きき手である「コミュニケーション」と「影響力」に、後天的に学んだので「戦略性」があわさって、実はすごいパワーを発揮しているのです。(だいたい戦略性の高い人はそっけない人多いですよね。そんな中、コミュニケーションの塊のように場を和やかにしつつ、ビシッと戦略をつかってやることはやると、効果抜群なんです!企業秘密です 笑)

かけ合わせで世界が広がる

経営学では、一人の人間が多様な、幅広い知見や経験を持っていることを「イントラパーソナル・ダイバーシティ」といいます。そして、イントラパーソナル・ダイバーシティが高い人は様々な側面でパフォーマンスが高いと言われているそうです。(参考:「世界標準の経営理論」/ 著:入山 章栄)

きき手である「強み」だけ生かすより、どれかひとつの弱みでも使えるように練習すれば、イントラパーソナル・ダイバーシティの観点ではパワーアップするのではないでしょうか。

苦手な資質全てに挑戦しなくて良いのです。たったひとつだけ、特に強みとギャップが大きいものに一度トライしてみてください。

例えば、大胆な企画や発想が得意な人。そんな人が、ほんの少し係数的な考えを学んでみる。そうすると、企画が得意な上に、数字もさかる、ひっぱりだこの人材になります。

きき手の逆の資質は、完璧にできなくてもいいのです。きき手のパワーを際立たせるためなので、少し使えるだけで上出来です!

両手が使えるようになると、片手だけに比べてとてつもないパワーが発揮され、世界が広がりますよ!

本の内容をうのみにしない

実は、両手を使うこと以上に大切なポイントがあります。

「本の内容はうのみにせず、自分で考えて戦略的に使う。」


これが、後天的に「戦略性」を習得した私の戦略です。
きき手と逆の資質でも、練習するとなかなか役立つんですよ!

みなさんも、たまには左手(きき手の反対)使ってみませんか?

きき手と逆の資質にもチャレンジしてみようかな!
そんな、何かチャレンジしてみたい方はこちらもどうぞ。



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