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「15歳の傷痕」連載50回記念♪サイドキャラクターベストテン♪

昨日アップしました記事で、連載を昨年末以来再開させました小説「15歳の傷痕」が、通算50回に到達しましたヽ(=´▽`=)ノ

現時点で小説の舞台は昭和63年の7月、一体いつ平成9年秋の結末に辿り着くのやら?ではありますが…(^_^;)

節目の記念に、私を模した上井純一、元カノさんを模した神戸千賀子の2人以外の登場人物にまつわる思い出の曲を、実際のエピソードと共に並べてみたいと思います🎤

何名かは以前、かなりギリギリのラインを攻めた記事でエピソードを書いてますが(苦笑)、改めて書いてみたいと思います。

なお、本記事で取り上げる主な登場人物については、コチラをどうぞ ☟

ではレッツゴーです!💨


①村山健一⇒「夏の終りのハーモニー/井上陽水&安全地帯」

実話ベースの記事では、親友Yと称してよく登場してもらっていますが、小説では村山健一と模しております。

彼は昭和58年春に私が横浜の小学校を卒業し、広島の中学校へ転入して、初めて出来た友人です。
最初の自己紹介では、担任の先生…一生の恩師となる音楽の先生でしたが、特に私を横浜からやって来た等と特別扱いすることなく、普通に接して頂けまして、私はごく普通に「横浜市の笹野台小学校を卒業しまして…」と出身小学校を話したんですが、その瞬間クラスメイトが「えぇっ?」と反応したのを、今でも覚えています(^_^;)

その時に趣味は鉄道模型Nゲージですと言ったら、親友Yが「俺もNゲージ持っとるよ。遊びにお出でや」と、声を掛けてくれたんです。

それ以来の付き合いがずっと続いていますので、今年で38年ですか、長くなりました~👍

ただ長い付き合いで、高校も一緒の高校に進学したんですけど、一緒のクラスになったのは中学1年生の時、1回だけなんですよ😅
それ以来、中2~高3に至るまで、一度も同じクラスにはなりませんでした。
でも彼とは本当に喜怒哀楽、家族同士、深く付き合って参りました。
元カノさんからの別れの手紙は、小説同様、親友Yから手渡されましたし、高2の秋以降は後輩女子を巡って絶縁期間もありました(苦笑)

流石に大学は別々の進学先でしたが、彼の結婚式の司会を務めた時は、感慨無量でしたね🔔
大学時代に知り合った彼女との、紆余曲折を経ての結婚でしたので㊙ヾ(*´∀`*)

そんな彼との思い出の曲は、昭和61年、高1の夏に井上陽水&安全地帯でリリースされた「夏の終わりのハーモニー」です。

カラオケに行くと、私が陽水役、彼が玉置浩二役でハモろうとするんですが、結局上手くいかないのが定番(笑)

今は広島と富山で離れていますが、いつまでも絆は繋がっていると信じている私ですσ(^_^)


②伊野沙織⇒「CHA-CHA-CHA/石井明美」

連載の第10回という早い時期に主役になっていた、同期の女子です。
小説では高校1年生の9月に親友Yとのダブルデートの末に失恋していますが、実際は10月に、高校の吹奏楽部の同期生6人で吹奏楽コンサートを鑑賞に行った時に、失恋しています💔(^_^;)

でも展開は同じようなモノで、途中までは伊野さんのモデルの女の子と喋れていたのに、帰りの電車では突然喋ってくれなくなって、玖波という駅で一緒に降りたはずなのに、あっという間に消えてしまい、何処を探しても見付からず、私は豪雨の中、ずぶ濡れになって帰りました💧

そして翌日の部活帰りに、「私には二度と近づかないで下さい」という決定的な通告を受けるわけですが…(これは小説と同じです)。

今は普通の異性の友達として、旦那さんとも鉄道好きという点が一致して、交流しています😅

いつ喋れるようになったんだったかな…`s(・’・;)

さてそんな時期にヒットしていたのが、石井明美さんの「CHA-CHA-CHA」です。
元カノさんの失恋ショックをやっと乗り越え、やっと新たな好きな子を見付けたと思ったのに、意味不明にフラれた辛い思い出が甦ります💦


③若本直子⇒「難破船/中森明菜」

これも連載第18回という早目の時期のエピソードで私が失恋した、吹奏楽部の後輩の女の子がモデルなんですが、こちらも実際と小説は異なっております。
小説では9月の体育祭の後に2人で帰りながら上井が告白し、若本が悩みつつもすぐに断るという展開ですが、実際に失恋したのは高校2年10月末です。
それも、告白してすぐ返事をもらったわけではなく、告白したら一晩考えさせて下さいと言われ、翌朝フラれたのが、現実でした。

なんと実際に後輩の子にフラれた日も、昭和62年10月最後の木曜日!

なんで私は木曜日に運命的な事件が起きるんでしょう(苦笑)

そのフラれた日の「ザ・ベストテン」の1位が「難破船」。失恋したばかりの私に、なんとピッタリな曲でしょうか💦

時期は現実と小説でズレていますが、その他の背景は現実をほぼ踏襲しています。
親友Yとモデルの後輩女子が私に隠れて付き合っていたことや、その2人と翌年春まで絶縁状態だったこと。
更にこの時の失恋で、私は本格的に女性不信、人間不信、恋愛恐怖症に陥ってしまって「どうせ自分なんか…」と何事もネガティブに考えるようになってしまったこと…。

このモデルの子とも仲直りし、年賀状のやり取りは続いていますが、ある意味、人生の転機となった失恋ですね~💔


④広田史子&大田真人⇒「純愛ラプソディ/竹内まりや」

この2人のモデルは高校の吹奏楽部の同期でして、実際に高校時代から付き合い、結婚に至り、現在は3人の子を育てている仲良し夫婦です。
モデルの女の子から、実は…と打ち明けられたのは平成6年の夏、吹奏楽部のOB会が開催され、私も富山から参加した時でした。

恥ずかしながら全然知らなかったので、心底ビックリしたんですが、周りの同期に聞いたら、現役時代に広田史子さんのモデルとなった女の子の方から告白し、カップルになったとのこと。

「女の子から告白されるなんて羨ましいな~」と、大田真人のモデルの男子を遅まきながら祝ってたんですけど、ちゃんと結婚し、家庭を築いて維持しているのは、言うは易し行うは難しですから、素晴らしい2人だと思います。

そのことを初めて聞いた頃にヒットしていたのが、竹内まりやさんの「純愛ラプソディ」。メロディはこの2人に似合うかな?と思います💖(歌詞はビミョーかも?)


⑤太田美紀⇒「メタモルフォーゼ/工藤静香」

小説では上井のことを高3の文化祭以降、サポートしてくれる役ですが、モデルとなった同期の女子は本当に綺麗でスレンダー😍
モテモテでした💖

その子がなんと、平成3年秋、21歳で結婚しました🔔
結婚したんなら吹奏楽部の同期で祝おう!ということになり、旦那さんも招いて祝賀会を開いた頃にヒットしていたのが、この「メタモルフォーゼ」です。
噂では、旦那さんは嫉妬深く独占欲が強い…と聞いていたのですが、祝賀会で噂は本当だと知りました💦

私を含めた男子の同期は6人。代わる代わる新婚夫婦にお酌しに行き会話を交わそうとするんですが、新婦である同期の女の子と話してると、凄い鋭い視線が旦那さんから刺さってくるんです😱
一通り男子がお酌し終わった後、みんな共通の意見は
「旦那とは仲良く出来そうもない…」
でした💧

その後、一男一女を授かったお2人でしたが、残念ながら10年ほど前に離婚💔

何故かその報告を知って、ホッとした私がいました(笑)


➅宮田佳子⇒「WAKUWAKUさせて/中山美穂」

小説では打楽器の上井の後輩として上井を支えてくれる役回りですが、実際のモデルとした後輩の女子も、小説とほぼ変わらない性格です♬
元気で明るく前向き、でも時々寂しがり屋。

そんな彼女が好きなのが中山美穂
実は私が初めてカラオケに行ったのは、宮田さんのモデルとなった女の子に誘われて…なんです🎤
平成2年の春でした。彼女は中山美穂の曲を次々と、今まで見たことのないスタイルで披露してくれました。
私はその時までは人前で歌うなど、恥ずかしくてとてもとても…( >_<)
…だったんですが、彼女に誘われ初めてカラオケに行った時に、私の中の何かが目覚めてしまいました(笑)

こんなエピソードが示すように、宮田さんのモデルとなった後輩の女の子はかなり積極的な性格で、私が高校時代、最後に好きになった女の子でもありました。
でも極度のネガティブになっていた私は、告白なんかしないと決めていたので、思いは伝えていません。

それでも私が一人暮らしを始めたら、よく電話してきてくれたり、免許取ったからどっか行きましょうよと誘ってくれたり、暑いからプールに行きましょうよと誘ってくれたり、とにかく私のことを気に掛けてくれました。
きっと、たまに顔を出す寂しがり屋な部分が気持ちの中で大きな面積を占めるようになった時、私に連絡をくれていたんじゃないかな?と思います。

今でも1学年下の後輩の中で、男女問わず一番仲の良い後輩です(*^_^*)


⑦山神恵子⇒「恋人達のペイヴメント/アルフィー」

「15歳の傷痕」シリーズでは、突然不良として登場する役ですが、彼女のモデルとなった女の子とは中学2年の時に同じクラスになり、同じクラスになったことがメッチャ嬉しく感じるほど、可愛くて明るい女の子でした。
彼女を主役に据えて別にアップした中編小説もあるのですが、「15歳の傷痕」シリーズでの彼女の立ち位置は、この中編小説がベースとなっている部分が多々ありますので、もしお時間があったら読んでみてやって下さいm(._.)m

さてその学校一じゃないかという可愛さのモデルの子と中2の時に一緒のクラスになった私。
吹奏楽部に途中入部した際には、色々サポートしてくれて助けてくれましたし、クラスでも明るく話しかけてくれたので、好きになってまうやろ!状態でしたが、吹奏楽部の先輩と付き合っていることを知っていたので、そんな気持ちは封印していました。

そんな彼女との思い出の曲は昭和59年秋の「恋人達のペイヴメント」
文化祭が毎年11月に行われるんですが、この年から各クラス独自にオリジナルソングを作って、合唱コンクールで発表することになったんです。
そのクラスソングの作成メンバーに4名選ばれたのですが、そこに私と、山神さんのモデルの子も入りまして、一度メンバーで集まろうとなった時、アタシの家にしよう!ピアノがあるから、と言ってくれたんですね。
そして中学生になって初めて女の子の家にお邪魔したんですが、私とは住む世界が違う!と思ったのを覚えています(笑)
そんな思い出と「恋人達のペイヴメント」はリンクしています。

実際は中学校卒業後、高2か高3の時に一度だけ駅で姿を見掛けただけで、その後はかなり長い間音信不通だったんですが、10年ほど前にFacebookに連絡をくれまして、交流が復活しました。
その一度だけ見掛けた時、あまりの変貌ぶりにショックを受けたのが生々しい記憶です。小説で書いたとおり、不良になっていたんですね(>o<)
今は勿論、ちゃんとした生活を送っています(;^_^A

数年前に中学校の同窓会で再会したときは、当時とほぼ変わらぬ可愛さと天然さで、物凄く懐かしかったです(^▽^*)


⑧大谷香織⇒「C-Girl/浅香唯」

小説では、割と私と親しくなっていますが、これは私の潜在的願望の表れと思って頂ければ…(;^_^A
高校2年生になってクラス替えした時に、モデルとなった女の子とも同じクラスになりまして、また吹奏楽部の同期の女子から、モデルとした女の子が私のことを気に入ってると聞かされたのも事実です。

ですが、実際には小説と異なり、私も動けず、彼女も特に動きを見せず、何もない日々をずーっと送っていました。

そんな彼女と唯一話したのが、高3の文化祭の直前です。
私と同じ駅を利用していた彼女と帰りが一緒の列車だったようで、駅で降りた時に「井上くん!」(←本名)と、初めて呼びかけてくれたんです。
そして駅からしばらく自転車を押しながら歩きつつ、僅か数分だったんですけど、色んな話をしました。
別れる時には、「バイバイ」と言って別れたんですが、それが今でも懐かしい思い出として鮮明に覚えているんです。

丁度その頃ヒットしていたのがこの曲なんですが、ほんの数分だけど楽しかった会話の思い出が、この曲を聴くと甦ります。

卒業後は全く音信不通でしたが、2年前に高校の大同窓会を行った際に、LINEの連絡先を教えてもらい、私から連絡を入れたら、昔と変わらず明るい返事が返ってきました♬

今も広島で頑張っているとのことで、いつか広島に行けるようになったら飲もうねと約束してるんですが、いつ広島に行けるようになるのやら…( ̄▽ ̄;)
もし飲める時が来たら、勿論長年の疑問を解明したいと思っています(;^_^A


⑨山中悟志⇒「とんぼ/長渕剛」

小説では生徒会長としての登場が多い彼ですが、モデルとした彼はもっと吹奏楽部の活動に参加しています。
実際に私も彼も生徒会役員でして、高2の秋から彼が会長、私が風紀委員長だったんですけど、高校3年の夏休みは彼も私も吹奏楽コンクールに注力していました。

コンクールが終わった後、彼と二人でこれで引退か~と、2リットルのオレンジジュースを飲み明かしたのが懐かしいです(苦笑)

そして「とんぼ」が彼との思い出の曲なのは、生徒会役員も高3の11月に改選され、私も彼も役員から引退となった時、内容は㊙でとても書けませんが、飽きるまで生徒会室で互いの中学時代から、その当時に至るまでの懐かしい話をしたんですね。その頃のヒット曲だから…が、思い出の曲の理由ですが、私の高校時代の本音を、一番受け止めてくれたのが、彼です。
そのことが今でも印象的で、高校でいい友達と出会えて良かった…としみじみ実感したんです。

勿論今も交流はつづいています。今も前向きに頑張っている彼に負けないよう、私も頑張りたいです。


⑩末永香織⇒「翼の折れたエンジェル/中村あゆみ」

高校での上井の担任として登場していますが、モデルとなった先生にも実際に高校の3年間、担任してもらいました。
1年生の時は、私と元カノさんの関係に本当に心を砕いて下さり、姉御肌の先生でした。
第14回で書いている百人一首大会も実際にありまして、そこに私と元カノさんを選抜したのも実話です。
その荒療治で、私と元カノさんは、私がフラれて1年後に、やっと会話を交わしたんです。

そんな先生ですが、卒業文集のネタの思い出の曲として、この「翼の折れたエンジェル」を上げておられました。
私達が高校に入学したのが昭和61年度。
この曲がヒットしたのは昭和60年の夏。
恐らく私達と出会う前に受け持っていた生徒、クラスでの思い出があるんじゃないのかな?と思います。

とにかくいつも私の母親のことを心配して下さり、卒業後に吹奏楽部に出入りしていた時、偶々廊下で先生と再会した時も「お母さんは元気?」と声を掛けて下さいました。

そんな先生とも長く音信不通だったんですが、時代の発達のお陰で、LINEで繋がることが出来ました📱
早く先生にお会いして、思い切り飲みたいです~。


番外・福崎哲也「風紋」

高校の吹奏楽部の顧問として小説に登場して頂いている先生ですが、モデルの実際の先生は、残念ながら昨年2月に64歳という若さで癌で亡くなられました。その第一報を聞いたときは信じられず、富山にいて広島での葬儀に行けないことが悔しかったです。

小説で福崎先生の登場する場面を書くときは、いつも生前の先生の元気な姿を思い出して書いています。

そして私が高校の吹奏楽部に現役として在籍していた2年半の間で、一番思い出深い曲は、以前にも書いたことがあるのですがこの「風紋」という、高2の夏の吹奏楽コンクールの課題曲です。

実は今でも吹奏楽に関わる方の間では、課題曲の枠を超え、根強い人気を誇っているこの曲。
現役の時に我が母校がコンクールで演奏する課題曲として、モデルの先生がこの「風紋」を選んで下さってなければ、私もここまで思い入れをもつことはなかったでしょう。
コンクール直前にサックスから打楽器へ移籍し、この曲のティンパニに高2の夏を捧げた思い出は、私から早逝された先生への追悼としてずっと大切にしたいと思います。



以上、ステイホームの祝日だからこそ書けた(?)、小説の登場人物のモデルとなった方との思い出ベストテンでした~ヾ(*´∀`*)ノ

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ミエハル
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