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オタクライフ〜恥の多い人生〜

noteでエッセイを綴るにあたって、
私の為人が知れた方が感情移入してもらえるのでは?と考えた。


興味はないかもしれないが
自己紹介の一部として私の事がわかるであろう部分の「人生」を紹介させて貰う。


私はタイトルを見て貰ったら分かる通り

世間一般でいうオタクだ。


しかし、私は【オタク】言葉をあまり使わず

「ポップカルチャー」
「大衆文化」
「サブカルチャー」
「文化的であるもの」

と言う言葉でアニメ的なオタクぽいものを表現している。

そう言った方が「頭良さそ〜!」と思うのと
オタクであることを隠しやすいからだ。

決して自身がオタクであることを恥じている訳では無い。


様々な分野やジャンルで極端に知識を持つもの。

それが、オタク

サイコーにcoolじゃないか。
その端くれなのだ誇り高い。
恥ずかしくない。胸を張って生きよう。



嘘です。メチャメチャ恥ずかしい。


恥の多い人生だった。
ってどこかの有名な人が言ってたが、
私のオタクライフこそ

スーパー恥晒し人生❗️


なのだ。

そろそろオタクという言葉がゲシュタルト崩壊を起こしてきたが
ここまでが前置きである。
ここからやっと、本題に入る。
本当に暇な時に読んでくれ。


特にヤバかった中学時代のオタク生活をご紹介しよう。

中学時代、インターネットという文化に慣れはじめた頃だった。
とは言え中学生。若さ故に

怖いもんがマジで無かった。


LINEは二次創作のアニメアイコンにしていた。おまけにひとことは、漫画の名台詞やポエムを綴っていた。

言い回しが独特なアニメっぽく喋ったりもした。

Twitterは、当時の名前にの後に@をつけて
「名前@オリキャラ名前募集!」
「名前@○○くん推し」
とかにしていた。

アメーバピグでは「ピグカレ」を募集してた記憶がある。(これは小学生の時かも)

ここまでは序の口である。
なんなら、あるあるだ。

しかし凄く恥ずかしい。

やっていた人は絶対連絡してほしい。
あなたとはいい酒が飲める。
今やってる人は悪い事は言わないからやめた方がいい。


私のオタクは小3で発症するのだが、
小学生の時に既に「メル画職人」をしていた。
(メル画とはキャラクターとメールをしているかのような画像のこと。それを制作していた。)

メル画を作っていた思考が転じて
(好きなキャラクターと恋愛を夢見る思考)


なりきりアカウント


に、中学生ながら手を出してしまう。

なりきりアカウント、いわゆるなり垢は有名キャラクターになりきってtweetなどを行うことだ。

これが本当に黒歴史の始まりだった。

私が運営していたなり垢は2つあった。
その時期に人気だった作品の推しキャラになりきっていた。

初めてのアカウントにはだいぶ力を入れて運営していた。

私はなり垢で「中学生」である事がバレたく無かった。

オタク界隈での18↓(18歳以下)を表すことは、
ガキ」と認定され、
当時はオタクとしての活動範囲を狭めることのように私は感じていたのだ。

私の通っていた中学は、携帯電話の持ち込みができたが、放課後まで使用不可だった。

しかし、ガキだとバレないために
休み時間にトイレに行ってはなり垢でリプを返したり、tweetをしたり必死だった。


初めてのなり垢のキャラクターは界隈では、
あまり見かけず、被らなかった。
だからか早い段階で界隈に馴染むことができた。

私はフォロワーが300人を超えたあたりで、
もう一つのなり垢を作った。

二つ目のアカウントのキャラは主人公だったので、それはもう大変人気だった。
何人ものなり垢がいたのだ。

私は、「埋れたく無い」一心だった。
他の同じキャラクターのなり垢と被らない為に属性をつけて活動していた。

これは、この界隈のあるあるだと思う。

キャラ名@ドS
甘々な○○くん

みたいに、キャラクターに属性をつけてオリジナリティを出すのだ。

「キャラクター拝借しておいてオリジナリティってなんだ?」と今は思う。

でも、この界隈はそう言うものなのだ。


私は、属性付きのなり垢を人気にさせる為にとにかく努力した。

一つ目のなり垢が幸い同じ作品だったので、2人を絡ませたり。
(一人二役)

期間限定で属性変化や、ショタ化。ロリ化なども行っていた。
(キャラクターの安売り)


もう本当に作品には

申し訳ねえ。

としか言いようがない。
お恥ずかしい。


色々奮起した結果、
二つ目のなり垢はフォロワー1000人を超えるアカウントとなった。

当時のなり垢界隈では
すごく絵が上手い
本物に近い
ファンサが神
は人気があり、フォロワーがすぐ増えるのだが

私の場合、無茶苦茶な数の企画を行って得たフォロワーであった。

そのために界隈では

      面白枠

として得た人気であった。


フォロワーが増えたことによって

むちゃくちゃ調子に乗った。


この時自分は、スーパー恥ずかしい勘違いをしている。

この人気を、自分の人気と履き違えているのだ。


なりきりアカウントの人気はキャラクター
あってこそのものであって
まったくもって自身の人気では無いのだ。

  

これは本当に大事なので強調しておく。
マジで人生の教訓。


フォロワーが増えて人気を絶やさない様に、他のなり垢さんと恋人関係を結んだりしていた。

よく、見かけるTwitterのプロフ欄に
妹【@アカウント】みたいな感じだ…。
伝わるだろうか。

なり垢同士の恋愛は、見せかけだけではなくてDMなどでイチャコラしなければならなかった。

マジのネット恋愛みたいなものだ。

それをキャラクターになりきってやってるのだから、器用なもんだな。
と、我ながら少し感心してしまう。

中学生の自分は、このキャラならこう愛を囁くだろうか。など試行錯誤して口説いていた様な覚えがある。
これらは抹消したい記憶のため、思い出せず曖昧だ。


それなりに人気があったので、
DMでファンの方にエロいことを求められる事もあった。

しかし青二才の中学生だったので、
DMにそれっぽい台詞に(暗黒微笑)をつけて返信して

表のツイートでは
「もう疲れたので寝ます!おやすみ^ - ^!」
とか言って逃げていた。ウケる。

企画などをやりすぎて、キャラ崩壊を起こして他のアカウントから怒られることも多々あった。


記憶をなくす装置があったらこれらの記憶を抹消するだろうといつも思う。

しかし、なり垢は悪いことだけでは無かった。

自分のやっているアカウントにファンイラストを描いてくれる人も沢山いた。

今でもそのイラストのフォルダは残っている。(見ると羞恥で死ぬので目につかない所に作ってはいる。)

毎日、話してくれる人もいた。
今でもたまたま見かけると感動する。

自分がアカウントを休止していた時期に
休止していたにも関わらず毎日連絡してくれた人もいた。

私は一年ほどなり垢を続けて
休止、そのままフェイドアウトして全てのアカウントを削除した。


大人になりました。


二つのなり垢が同一人物だってことがバレたり、なり垢同士でガチ喧嘩したり、結局学生ってバレたし、マジで色々あったけど人生経験としてはアリ!!

と今は思っている。

今でもそのアニメを見ると、自分のやってきたことを思い出す。
寝る前ふと思い出して恥ずかしくなって悶えたりする。


だが懲りなかった私は中3の時に
もう一つなり垢を作ろうとしていた時期があった。
しかし、冷静になってやめた。
賢明な判断だ。


そのアカウントは
リア友用のアカウントとして今も使用している。

周りの友人は誰も気がついていないが、
私のリア垢のTwitterのIDがなり垢の歴史を物語っている。


なんせ、推しキャラの名前が組み込まれたなり垢特有のIDなのだから。

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