祖父からの最期のメッセージ
※怖い話です。苦手な方はご遠慮ください。
私が中学の時、祖父が亡くなった。
入院していた祖父に付きっきりだった父から電話連絡を受けて私は、驚愕した。なぜなら昨夜、、、
私は、深夜にかすかに目覚めた。何故か身体が痺れて半分金縛りのようなものにかかった状態だった。
しかし、身体にビリビリと弱い電流が流れている程度のもので、金縛りにかかっているというのに何故かほっとするような心地よさであった。
体もわずかに動き、傍にあったカーテンを掴むことが出来た。
すると、枕もとで誰かが私の名をかすかに呼んでいる。
どこかで聞き覚えがあるのような年老いた男性の声だった。
そして、そのまま私はまた深い眠りに落ちてしまった。
翌朝、自宅の電話が鳴った。
父からの祖父の訃報が受話器から流れている間、呆然とした。
そして静かに落涙した。
あれは、きっと祖父が私に最期に挨拶に来てくれたのだろうか。と思った。応えてあげられなくて後悔した。が、、。
祖父のメッセージは、これだけではなかった。
祖父の葬儀の時、、
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