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hydeは人生をくれている

ラルクの30周年記念イヤーがおわった。日付でいうともうちょっとあるんだけど。
とりあえずライブとかのイベントはすべて終わった。
わたしたちに残されたのはこの先のライブの予定でもシングル、アルバムの発売でもなく、にゃるくあんしえるの謎だけ・・・

あらかじめ言っておくけどここに綴りに来たのはライブの感想ではない。
たぶん、楽しい内容でもない。
ライブを終えた翌日、
抜け殻みたいな状態で悶々としながらスマホのメモ機能に残していた、わたしの燃えカスである。ラルカスの燃えカス。
今日ここに燃えカスを捨てて、また次にちゃんと燃えたい。
そのために書かせてください。



30thライブ直後のインスタライブでの「もう歌いたくないよ〜」とか「肩の荷が降りた」という言葉を聞くと、
ああ、背負っているんだな、という覚悟を感じてハッとするのと同時に、つらい…とおもう。

一時期、「歌が楽しくなってきた」と感じたときに、もうその先の覚悟…
ラルクアンシエルという大きな船を降りない覚悟はできたのだとはおもうけど、
やっぱりずっとL'Arc-en-Cielを背負うのは我々には計り知れないほどの苦労や重圧があるのだろうし、いつも歌が楽しい、なんて言っていられないのも重々承知。
彼は趣味で歌ってるんじゃなくて仕事で歌っているのだから、こちらが辛いなんて感じてはいけない、失礼だとも思うんだけど。その想いを無碍にするなよと思うんだけど。
本当にわがままな謎感情が生まれてしまうな。。
趣味で歌ってて欲しかったわけじゃないし、ラルクのhydeであり続ける彼を見守るという意味、重さを、
受け止めきれていない、わたしに器が足りてないのだともおもうんだけど!いろんな気持ちが湧き上がることだけは事実で。

これからも歌が聴きたい。

歌を嫌いになる前にやめてほしい。

本人が歌いたいわけじゃない。

それでも使命とわかった上でラルクのために、かかわる人たちのために、わたしたちのために続けている。

そのことを、自惚れるなと言われそうですが「わたしたちが歌わせてる」みたいに感じる部分がほんの少しだけいつもあるんよ。
そもそも仕事なわけだし、「わたしたちが」は自意識すぎるかもだけど、要素の一つでは確実にあるんだもん。

もう充分もらったよ、ありがとう、という気持ちもある。
使命はもう果たしているから、自分のためだけに生きてよねという気持ちも。
歌えなくなっていく…のを見るのはつらい、し、でも、まだ知らない歌を聴かせてくれるんじゃないか、重ねた歳に相応しい歌が、新しい世界が見られるんじゃないかってずっと期待もしてしまう。
その光はずっと消えない。hydeである限り。彼の歌と、ラルクがある限り。
4人のうち誰の音楽が、彼の新しい声を見つけ出してくれるかわかんないから。
新しい4人の化学反応が見られるなら、しぬほど幸せだって感じる自分もいる。本当に勝手。。。
ついていくのは決まってる。そんなことは最初から決まっている。この船を降りる気はまったくない。わたしのほうの度胸が足りんというか、弱々なんですね。。


hydeは、人生をくれてるんですよ。半分以上、たぶん。ラルクに。わたしたちに。

その大きさにわたしがびびってしまっている感じ。いまさら、、、
ユッキーやてっちゃん、kenちゃんももちろん同じ。4人の人生の重さ、時間の有限さ、命の重さにいつも震えてしまう。

中でも消耗して、削りとりながら生きているように見えるhydeに(あくまでも見える、だけど)、
ああ、ああ、とわたしは思ってしまうんだーーー。

ボーカリストとして、真ん中に立って、ラルクの顔としていることももちろんそうだろうし、、なんか、不器用そうだから。。
目まぐるしい中流れ流されてきて、一番迷子になりそうで。なんなんだろうね。w優しいからかな。

ユッキーとkenちゃんはわたしの中でとても安心枠なんだけど(kenちゃんはラルクありきの安心感だけど)、それはドラムとギターへの「好き」がどうあっても崩れないからだとおもう、、
てっちゃんはビジネスです!っていう割り切り方が一番しっかりできていることと、嫁さんもらってからの安定感でなんか…大丈夫だろうなっておもえるんだけど、、
hydeさんに関しては、「歌がないと生きていけない」人ではないから、こういう想いが付きまとうんだろうなあ。

もうちょっとでっかくどっしり構えたい。
こんな感じのことを最近はライブがあるごとにぐるぐる考えてひとりでウワ―――――!!てなってます。

めんどくさ。www

もうねーまったく違う話なのかもしれないけど、
「命にかかわる仕事だと思ってやって」のリーダーの言葉が、年々しみるんですよ。

人生をくれている、その決意に、大きさに、
ちゃんと答えられる人でありたい。
彼の、彼らの想いから目をそらさず、見届けられるファンでありたい。
楽しいだけじゃなくって、苦しいのもつらいのも一緒に全部。
腰が曲がっても、ですね、ほんと。


・・・書き出して少し気持ちの整理ができた気がします。

さて、明日はなんの曲を聴こうかな。


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