みくろ

もう二度と戻ってこないかけがえのない日々を つづっておきます。 <登場人物>…

みくろ

もう二度と戻ってこないかけがえのない日々を つづっておきます。 <登場人物> 夫→51歳。永遠の少年。反面教師父さん。 boy→14歳のむすこ。学校に行っていない繊細ボーイ。 babyちゃん→17歳のむすめ。バンドマン。学校を休まない子。

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へい 気にしないでくれ

もう情報をくれるな。 といいたい。 これで解決するよ、掃除のやり方 お金が貯まる人のやっている10のこと ズボラ爆速めしの作り方 40代若見えコーデ 買ってよかったものランキング 口がくさくないですか シワをのばしたくないですか シミを消したくないですか 背は伸ばしたいですよね?(お子様の) 、、、もういい! 私の中の池乃めだかが、腕をバッテンにして 空を仰ぎ、そのあと振り下ろす。 情報が多すぎる。 昔の人が一年で得る情報を、現代人は 一日で得る、と何かで読んだが、本当だ

    • いとしい横っつら。

      折坂裕太の新譜がでた。 このジャケットの台所が、うちの台所 そっくりで、 こどもたちと、 「いつのまに。撮影に使われていた。」 と言った。 一年が、12ヶ月あるとして、 この「呪文」が、この梅雨の時期に 発売されたのは、 はからずも、だったのか、計算された ことだったのか。 とにかく、いましかなかった。 と感心する。 このアルバムは、ものすごい湿度だ。 明るいとか、暗いとか、ポップとか、 ハードとか。 そのどの言葉もピッタリこず、 とにかく、唄、で、こんなにも湿度

      • 夫婦はアップデートでなんとか

        連休は、夫とわたしの母校である大学に 行っていた。 babyちゃん(17歳娘)が、来年受験したい、 というので、オープンキャンパスに参加 したのだ。 去年、校舎も新しくなったから、それも 見たかったし、昔お世話になった、懐かしい 人にも会いたかったしで、家族みんなで 行った。 オープンキャンパスは、 1年次から4年次までのカリキュラム、 過去の就職先など、 魅力的な内容で、新しい校舎も 素晴らしくて、ああ、またもう一度、 学生に戻りたいな〜、などと思う。 晩御飯を食べ、

        • オバケのQ太郎っていうのがいたんだ

          暑いから、オバケのQ太郎の事でも 考えようと思います。 私が小学生のとき、「オバケのQ太郎」は テレビで放映されていた。 作者は藤子不二雄。 藤子不二雄は、藤本弘と安孫子素雄の 共同のペンネームで、2人はのちに 藤子・F・不二雄、 藤子不二雄A と、それぞれ名乗ることになったらしい。 オバQは、1987年までは藤子不二雄名義の 著作物。 そのあとは、藤子・F・不二雄 の著作物である、という。  オバケのQ太郎を、みたことがない、 つまりテレビで観たことがない、という人が

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        へい 気にしないでくれ

          ドキドキさせないでちょうだい

          ああ、なんにもしたくねえな! と、babyちゃん(17歳娘)の至近距離で、 ひっくり返って手足をじたばたさせた。 たぶんbabyちゃんも、そんなきもちだと 思ったから。 一緒にやろうと思ったのだ。 babyちゃんは、教科書から顔を上げずに、 したくないねー と力なく呟いただけだった。 babyちゃん、受験生なのだし、暑いし、 まいにち大変そうなのである。 彼女は美大に行きたいので、 しかも金を積んだら行ける学校では ないので、実技試験に向けても、 目下勉強中なのだ。

          ドキドキさせないでちょうだい

          信じる、それしかねえな

          boy(14歳息子)の、五者面談をした。 boy、わたし、夫、担任、学年主任の5人。 内容は、もちろん、高校どうする?て話。 わたしと夫が、五分遅刻して学校に到着すると、先に学校で待っていたboyは、 いつも青い顔をますます青くして、 目の下のクマをますます黒くして、 待っていた。 わたしたちの顔をみて、 おまえら。おせ〜わ。 という表情で溜め息をついた。 席にすわり、皆それぞれに、今思っている 事をぽつりぽつり、と話す。 ちなみにboyの中学校生活は、 学校との関わり

          信じる、それしかねえな

          つまんねえええんだよ!

          一日中やさぐれ。 京都燦々であった、"家主"のライブに 行けなかった。 チケットは、夫のぶんと2枚、2ヶ月も前から 手に入れていた。 前日の夕方から、喉の痛み、当日は 熱が出るぞ、という予感。 夫にそれを伝えて、行けるか迷っている、 と言うと、  そんなやつは連れていけない。 コロナもまた流行っているし、 車の中で感染でもしたら、どうすんだ。 おれ、明日からすげえ激務やし。 おれもいかん。 と言われたのだ。 連れて行ってもらえないなら行けない。 ライブハウスまで、片道

          つまんねえええんだよ!

          みんな!?叫びたいんか

          晩ごはんのあと、夜9時とかに 家族で、ジャンクなスナックフードを 一袋食べるのが、習慣になってしまって、 からだに悪いよね、と思いながら、 まあ大きくなった子達が、それめあてに  集まってくるのだから、まあええか、 とおもおうとする。 健康と引き換えに、家族団欒を 手に入れている。 買ってくるスナック菓子はいろいろだけど、 新しいもの好きの夫は、「新しい味」が 発売されると、よく買ってくる。 昨日買ってきたのがこちらだ。 これを購入してきた夫に向かって、 「まだ叫びた

          みんな!?叫びたいんか

          湯呑みが割れた日に

          マウさんの作った湯呑みが割れた、朝。 かなしい。 たぶん15年くらい使っていて、気に入ってた。 非常にかなしい。 物が壊れたとき、ああ、と思ったあとで、 形あるものはいつか壊れる とすぐに言い聞かせる。 こどもたちにもそう伝えてきた。 まあ、しょうがない。 マウさんは、メキシコ人だ。 大学のときに、同じ専攻で、一緒に勉強 していた留学生だった。 マウさんは当時、たぶん25歳くらいで、 わたしはまだ19歳だった。 わたしは工芸科、という学科にいたが、 うちの大学は、一

          湯呑みが割れた日に

          耳はどこへいってしまったのだろう

          ほんものの野良猫なら、こちらです。 野良猫を見ると、どこまで近づくことが できるのだろう、と考えてしまい、 「野良猫チャレンジ」をしてしまう。 低くゆっくり、近づいていく。 急いでいたって、やりたい。 野良猫は、居るところにはたくさん居て、 都会の野良猫は人慣れしているだろうが、 田舎の野良猫は人を見るとすぐ逃げる。 この野良猫は、ちょっと街中の、 スナック街のあたりにいたから、 人慣れしているようだ。 3mくらいの距離まで近づいて、 ちょっとズームした写真がこれだ。

          耳はどこへいってしまったのだろう

          小学生のときすきだったもの

          タフマン。 クリーミーマミ。 ときめきトゥナイト。 トシちゃん(田原俊彦)。 コメットさん。 うさぎの刺繍のピンクのパジャマ。 らっこのバスタオル(青色)。 あさりちゃん。 オバケのQ太郎。 オバQアイス。 ピノ。 鍵付き日記帳。 みんなのたあ坊。 大草原の小さな家(吹き替えドラマ)。 手羽先の塩焼き。 石ガニ。 スーパーマリオブラザーズ。 スーパーマリオブラザーズ3。 アイスクライマー。 ワギャンランド。 サザンオールスターズ。 浅香唯。 南野陽子。 中山美穂。 便箋。 テ

          小学生のときすきだったもの

          なんだっていい、本気をみたいのだ

          人口5万人くらいの、小さな我が市に、 NHKのど自慢がやってくる、 というニュースに、市民は浮き足だった。 ゲストは、日本人なら誰でも知っているほど の、有名な歌手だ。 母とわたしは、もうこんなことは この先、50年はない。 つまり、一生に一度の機会である。といい、 観覧の抽選に申し込んだ。 一生に一度なら、歌えば、という話だが、 歌いたいわけではないので。 抽選は見事に外れたが、放送前日の 予選会は、観覧自由、との事。 母と観に行くことにした。 今まで知らなかったが、

          なんだっていい、本気をみたいのだ

          みんないろいろあるのである

          美大受験予定のbabyちゃん(17歳娘)が、 初めてヌードデッサンをした、と 見せてくれた。 絵を見る限り、わりと歳がいった女性で、 おそらく経産婦かな、という印象。 ヌードデッサン、わたしはほとんど、 したことがないが、夫は学生時代は 毎日描いていたと思う。 「モデルさんは、月1で大阪からくる」 とbabyちゃんが言うので、 まあこの田舎ではヌードモデルはなかなか 居ないだろうな、 とわたしが言うと、boy(14歳息子)が、 「そんなん、全国探しても、何人かしか 居

          みんないろいろあるのである

          noteのような、学級通信がいいな

          学級通信を読み続けて、今年で12年めだ。 学級通信は、担任の先生が発行する、 通信であり、担当しているクラスのことが 書かれている。 何日に一枚は、ださなければならない、 という決まりは特に無いようで、 ひと月に2枚くらいの先生もいれば、 毎日発行する先生もいた。 babyちゃん(17歳娘)の、小学3.4年生の時の 担任は 「学級通信を、毎日書きます」 と、まず初めに、宣言した。 あーあ、言っちまった。 と、気の毒になった。 しかし、その先生は、ほんとうに2年間、

          noteのような、学級通信がいいな

          どんなロマンスに巻き込むおつもり?

          インスタグラムのアカウントを持っていて、 たまーに、モノづくりの仕事のことで 写真をアップしたり、作品展のお知らせに 使っている。 どなたからもダイレクトメッセージを 受け取れる仕様にしているので、 注文を受けたりもするのだが、 少し前から、怪しいメールがひんぱんに 届くようになった。 みんな、違う人なのだが、 共通点があり、 まず、日本人ではない。 メールの内容としては、 「これはあなたが作りましたか?」 「これはどこで買えますか?」 「とてもすてきだと思います」 な

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          絶対にできないしごと

          カップdeヤクルト、売れてるんですね。 おいしいですもんね、あれは。 今年72歳になった母に、 「絶対にできない仕事って、なんかある?」 と聞かれた。 母の質問は、いつも唐突で、話の流れに 乗ってなされないので、いつも面くらう。 そうだなあ。 私の場合、出来ない仕事の方が多そうだが、 とりあえず、絶対、なら、 医師 看護師 身体(春)を売る仕事 一日中パソコンに向かう仕事 は、無理そうだ。 あとは、検察官みたいな、事件現場を 見る仕事。 あと、ぶっつづけで休憩なく

          絶対にできないしごと