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みんな!?叫びたいんか

晩ごはんのあと、夜9時とかに
家族で、ジャンクなスナックフードを
一袋食べるのが、習慣になってしまって、
からだに悪いよね、と思いながら、
まあ大きくなった子達が、それめあてに 
集まってくるのだから、まあええか、
とおもおうとする。

健康と引き換えに、家族団欒を
手に入れている。

買ってくるスナック菓子はいろいろだけど、
新しいもの好きの夫は、「新しい味」が
発売されると、よく買ってくる。
昨日買ってきたのがこちらだ。

すっぱそうだ!

これを購入してきた夫に向かって、

「まだ叫びたいんか」

とbabyちゃん(17歳娘)が言った。
夫は、無言で、袋を開けた。

一口食べて、
すっぱ!すっっっっぱ!!
みんな、な、な、な、てなった。
これは、いいんか、おいしいんか。
と脳にきいてみたが、わたし的には
すっぱい以外に感想がでてこなかった。
むしろまずい。

「これは、むしろまずい」

と、言うと、夫は、

「知らんわボケ。ファン待望NO.1の味って
書いたったから買ったんや」

と言った。
すっぱムーチョを食べて、
もっとすっぱかったらいいんに。
と思っていた人たちがいたのか。

わたしは、待望していない。
すっぱムーチョが、
もっとすっぱかったらいいのに、
と思ったことはない。
同じく、ハッピーターンの粉も、もっと
ついていたらいいのに、
と思ったことはないが、
今そのような製品があるのは、
過剰に粉を欲する人たちがいたからだろう。
みんな、それをどこに訴えているのだろう。

最近、ポテトチップスや、かっぱえびせん、
じゃがりこなど、王道をいくお菓子に、
節操もなく、いろいろな味が出ている。

結局、最後は王道のノーマル味に戻ってくる
ためのマーケティング戦略なのだ、
と聞いたことがあるが、
どういうことなんだ?
全く意味がわからない。

そのマーケティング戦略に、喜んで
踊らされている、下流一般家庭である
我が家。

結局、いつもは奪い合いのように
あっとゆうまに一袋無くなってしまうが、
超すっぱムーチョは、残ってしまった。

生きていますと、どうしても、

過剰にいただきたい
少ないより多いほうがいい

というきもちになりますわ、な。
増やすことはできても、減らすことは
できない。
それが人類の進化だ。
その結果が、今の地球ですわな。
しかし、

足るを知る

という言葉を、私たちは
そろそろ知ったほうがいい。

めでたいこさま
イラスト使わせていただきます
。ありがとうございました!



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