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509/1096 【後悔】【劣等感】自分を許せなくてグレちゃいそうなあなたへ

吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で509日。

(この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。)

509日目、今日は改めて、サポート費やコメントを下さるお方に御礼をお伝えしたいと思います。

ひとつひとつのコメントを嬉しく心震わせて読ませていただいております。ときどきいただくコメントに、ものすごく励まされています。やる気を石炭のようにくべてくださって、感謝しています。ありがとうございます!!

そして、無料の記事に対してわざわざサポート費を贈ってくださるお方に、心からの御礼を・・・!!ほんとうにありがとうございます。
金額に関わらず、お金を贈らずとも読めるものに対して気持ちを形にしてくださって、心からありがたく思っています。

これは、贈ったことが誰に見られるわけでもなく、ほんとうになんの見返りもなくしてくださっていることです。でも、ちょっと信心深いお百姓さんのような言い方ですが、わたしは御天道さまは見ている・・!と思っています。つまり、誰が見ていなくても自分が見ている。心が動いたことに対して、物質的な形での表現をすることを自分に許可している、ということですもんね。それは、自分が受け取る側になることをも許すことです。

それを改めて力強いことだと思わせていただいています。必ず、その方に良い形で返ってくることですね!感謝しています。

大切なのは、わたしがその感謝のパワーをここに込めてまた記事を書くこと。そうしてまた、誰かと響き合いの循環を起こしていけたらと思います。
重ね重ね、ありがとうございます。
今日も感謝を込めて一日分を書きましょう!

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みなさんには、自分を許せない、という感覚になることがないでしょうか。

「許せない」と言うと意味がとても広くなってしまうのですが、過去の自分の起こしたなにかに対して「終わったことだもん、気に病んでも仕方ないね!」というふうにピリオドを打つことができずにいるとか、あるいは自分のもつ欠点などについて「いいのよ、これで!これがアタシよ!」と受け入れられないでいることなどが、ないでしょうか。

わたしには、そんなことがたくさんあったのです。

くだらないことで言うと、若かりしころに会社の飲み会で酔ってしまって、つい、自分の性体験について赤裸々に語ってしまったときのことに対してなど、もうもう許すも許さないもなく、思い出すだけでなぜか家の中でひとりでいるのに「あーあ!」とか「さァてなにをしようかな!!」などと大声で言ってごまかさないといられないという、強烈な拒絶反応を持っていました。そんな拒否反応の起こる後悔を、いくつも持っていました。

それから、自分の欠点や短所についても、これは許してちゃダメでしょう!!これはさすがに開き直っちゃダメでしょう!!という強固なジャッジが働くものがありました。自分のこれ、ナシだから。絶対にナシだから。アリだなんて、アタシ口が裂けても言ってやんないから!と思っていました。

だから、キリギリスが遊んでいるあいだ一生懸命働いていたのは誰?と聞かれても回答せず、本来の目的を隠して人の目を欺くことをなんという?と聞かれても、敵は本能寺に・・で止めて口ごもり、アメリカ合衆国の元プロボクサーで、通算3度のチャンピオン奪取と19度の防衛に成功した、元WBA・WBC統一世界ヘビー級チャンピオンは誰か?と聞かれても、あ~らそんなの簡単よ!モハメド・・・・いやなんでもない。と言ってきました。

そうやって自分に厳しくして、自分の欠点短所による失敗などを断罪すればするほど、そこから抜けられず同じ失敗をするという悪循環でした。辛いやつ辛いやつ・・!(笑)

今日はこのように自分に許せないものがあり、かつ自分を許そうとしてもなかなかそれができない、という方に読んで欲しい記事です。

わたしがそんな方にまず伝えたいのは、許せないときに許せないことを許さなくていいんですよ。ということ。それから、やってみてほしいのが、秘行を用いて「自分を許せない自分を許す」、ということ。

やり方はとてもシンプル。まず、自分を許せないでいる自分さんを思い浮かべてみます。・・たいていの人が今の普段の自分を思い浮かべることと思います。

そうそう、その、あなた自身に「絶対に許せません。忘れるなんてとんでもありません。一生許してなどやるもんですか!」「許したいのに、今度はそれもできないだなんて!!この厄介者!!」などと四六時中文句を言って落ち込ませている、そのミンチン院長のようなあなたですよ。

(※ミンチン院長・・1985年に放送された、テレビアニメ「世界名作劇場(ハウス世界名作劇場)」の『小公女セーラ』に登場する、ミンチン女子学院院長。優しく純粋な主人公セーラに対し、嫉妬や悪意によって憎悪に満ちた虐待を繰り返す恐ろしく意地悪な人物である)

そして、思い浮かべたそのミンチン院長の自分に対し、「あなたの、許せない!!という気持ちわかるなあ、、そう思っちゃうよね。それやっちゃうよね。わかるわかる」と思ってみる、ということです。

許さないのは、すでに「できていること」ですよね。そこは完ぺきにできているのです!「ない」ところではなく、「ある」ところを見るんですね。

なにせあなたはミンチン院長。そのいじめ、やっちゃうものです。それをやめさせようとするのではなく、それに理解を示すということですね。

許せないのですから、スイッチを切り替えるように許せるようにはなりません。自分の感情を、100%思い通りに動かすことってできないものなんです。(だから、変えられるはずなのに変えられない、ああダメなわたし・・と考えるのはすぐにやめてしまいましょう!)

肌を叩くと、赤くなるでございましょう?叩いても赤くならないようになりたい!!と言っても無理なことです。そうではなくて、赤くなるのを仕方ないと思ってみてください。なにかがあって、許せない。許せないのを、仕方がないと思ってみてください。だってしゃーないやん。(笑)

肌は、叩かなければいいのです。自分のことは、無理に許そうとしなければいいのです。むしろ、許せない自分の味方でいてあげましょう。

自分を許せないと、ついやっちゃうものです。「バカバカバカバカ自分!!なんてダメなやつ!!みんなはそうじゃないのに、こんなのわたしだけだよ!!」とかね。思ってしまうものです。わたしもやりました、散々やってきました。歩数に換算してみたら、万里の長城を100往復できるくらいやりました。

ミンチンにいじめられる可哀想なセーラもまたあなた自身ですが、セーラの味方ばかりをしても進みません。ミンチンもまた、大切なあなただということです。

セーラが可哀想だよ!!ミンチンが死ねばいいのに!!と、思ってしまう気持ちはわかります。でも、ミンチンを責めてもどうにもならないのです。自分の心の中で、社会で通用している方法だからといって「悪いほうを断罪する」というやり方を採用しても、心は平安にはならないのですね。まずは、ミンチンのあなたをわかってあげましょう。

「許せないでいる自分よ、、、心細かろう・・毎日大変だね(ハグ)」と、自分事だったのを他人事のように見てみることができると、それに対する感覚がぐるりと変わります。実際にやってみてください。

今の許せないでいる自分を他人のように見て、そこで浮かんでくるものを感じてみるのです。
なにを思うでしょうか。

「大変だよね・・」
「けっこう頑張ってると思うよ・・涙」
「なんでもいいけど、思いっきり生きてくれー!」

などなどが、秘行のワークショップなどでもよくあげられるものです。自分という人物に対して、普段の自分が思わないようなことを感じます。

許せないでいる自分、これは今すぐには変えられない。
それでいいです。「許せないでいるミンチンなマイセルフ」をまずは抱きしめてあげましょう。セーラではなく、ミンチンの味方・・・!この常識をひっくり返したものの見方が、心にとっては革命的なことなのです。

許せないのは、いいのです。許さなければいいんです。自分を許せているわたし・・なんて、今どこにもいません。そんな自分になれだなんて、余計なお世話なんですよね。それよりも、今の現実のあなたを見てみましょう。
今のその許せないでいるあなたに「とりあえず、それはわからんでもないわ」と思ってあげる。それは、今を生きる大きな一歩です。

自分に対しても、罪を憎んで人を憎まず。
わたしたちがミンチン院長になったのは、そこに至るまで、それ相当の理由があってのことですよね。みんな、いろいろあった。だから、そこはいいのです。

そこを否定しても激しい反発が起こるだけです。ミンチンが今度はグレて短ランを着るようになりますし、ソバージュをかけて授業中もガムを噛むようになりますよね。バイクを単車と言いはじめ、警察をマッポと言いはじめ、学ランに「愛羅武勇」と刺繍を入れてタイマンを申し込んでくるようになります。怖いです。

だから、自分をいじめる自分に温かな理解を。。
自分をいじめ、自分にいじめられてしょんぼりの自分を、見てみてあげて。その人を怒る気に、なりますか・・・?

自分を許せずにいる自分を抱きしめると、不要な対立が終わって、心にもともとあった静かなスペースが感じられます。そのとき、怒りっぽいミンチン先生と、どうかその温かい場所で、一緒にくつろいであげてください。

ねえミンチン院長、いくら許せなくてもいいですよ。そんなことより、遊びましょう!と、声をかけてあげましょう。うん、きっと怒るでしょうね(笑)

でも、彼女を許せないでいるときとは、自分の中のなにかが変わっています。それを楽しんでみてください。

というわけで今日は、自分を許せない?じゃあ許さないでいいのでは?そんなことよりも、許せない自分を、理解してあげよう。(それが今のあなた、だものね!という秘行の観点のシェアでございました。
それではまた、明日ね!!

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