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#2 カリートの道 ~哀愁溢れるアルパチーノ~ ★★★★☆ @Michelleの映画探訪記

こんにちは😊
Michelleの映画探訪記へようこそ!

今回は、
天才・ブライアン・デ・パルマ監督
アル・パチーノ主演
カリートの道(1993)』をご紹介します。

アクション好き 
ラブロマンス好き 
マフィア好き
切ない映画が好き

な方におススメ☝️


ネタバレなしで映画紹介&魅力と感想を語れるように気を付けています☺

あらすじ

シャバに出たぜ…

髭がある方が若々しく見えますね!
当時53歳。

麻薬売買界の王カリート(アル・パチーノ)は、
親友の弁護士デヴィッド(ショーン・ベン)のお陰で
30年の刑期を僅か5年で出所。
久しぶりのシャバは景色も変わっていました。

やんちゃしていた昔と比べて落ち着いたカリート
設定的に年齢は40~50代くらいでしょうか。

元カノとの再会

ゲイル(ペネロープ・アン・ミラー)

大好きだった元カノ、
美しい金髪のダンサー・ゲイル(ペネロープ・アン・ミラー)と再会します。

牢屋に入るきっかけとなった事件でカリートが怪我をした際、彼女は泣いて心配しました。
『もうあんな思いはしたくないの』
これからは平和に彼女と生きていこうと決意します。

『漢』であるがゆえに…

デヴィッド(ショーン・ベン)ハマり役です

足を洗い、ディスコを経営しながら貯金する日々。

しかし、
彼の出所を短くする為に奮闘してくれた親友の弁護士・デヴィッドが、段々壊れ始めていきます…。
カリートは、
(((借りを返さなくては)))
と彼を助ける決意をするのですが…

魅力ポイント

①ドキドキハラハラな逃げるシーン

名シーン!映画館なら歓声が湧くでしょう

既視感を感じたのですが、こちらの作品の監督は『スカーフェイス』『アンタッチャブル』の
ブライアン・デ・パルマ監督

『アンタッチャブル』は警察が犯人を捕まえる、つまり追う側でしたが、
中々ハラハラする作りでしたよね。
何から逃げるか、は観てからのお楽しみ!

②哀愁溢れる雰囲気

ただのどんちゃん騒ぎのアクションとは一味も二味も違う。

その理由は、
彼が現役を引退した世代
そして哀愁溢れる達観的な一人語り
でしょうか。

若者とまた違った魅力がありますね。
人生の酸いも甘いも経験してきた
将来を夢見るもののどこか心の中では諦めている
そんな彼に感情移入してしまいます。

③美女ヒロイン

ゲイル(ペネロープ・アン・ミラー)がとっても綺麗です☺
しかも、ただの美人じゃない…。

男を惑わす系…!

それも、計算とかでもなく、見ていて痛々しくなるようなやつでもなく。
もちろん、元々やんちゃしていたカリートを心配し支えるポジションなのですが、

彼の老いていた心を若々しくしてしまうような、そんな魅力があります

このシーンは、何を表すと思いますか…?
観てからのお楽しみ


観てるこっちも若返る気分🥰
登場から最初はよく分からないかと思いますが…

④ラストシーン

最初退屈だと思ったとしても、
絶対に最後まで観て下さい
この映画が面白くなるのは後半からです!!

どうなっちゃうの!?!?
とカリートを応援しながらMichelleは観ていました。

ラストシーンは、もうぐっと来るものがあり、
暫く余韻に浸っていました。
この監督、天才…

評価 ★★★★☆

渋い…

私は元々、ギャングものやマフィアものが凄い好き、という訳ではありません。
アクションと言えど、視覚的に楽しめても後に残らない映画ってありますよね。
疲れたくない時はそんな映画で十分なのですが。

やはり心の琴線に触れるような心理描写のある作品が好きなのです。

『タクシードライバー』も、ただただ人を銃で撃つような話なら後には残らないですよね。
音楽、雰囲気、観るものが思わず入り込んで感じてしまう切なさ
そういうところがファンを増やしているかと思います。

『カリートの道』は、BSで放送されていて録画したもので、正直観る前は知りませんでした。
『面白そう』と予想してなかったから、良い意味で期待が裏切られて高評価になったんだと思います。
やっぱり期待しないのが一番ですね。

ギャングものと一筋縄ではいかない、友情、漢としてどうするか、ラブロマンス…

結局『カリートの道』って…

”CARLITO’s Way”
これを直訳すると『カリートのやり方』ですね。

私は、この映画のタイトルは『カリートの道』というよりも
『カリートの選択』
の方が似つかわしいように感じます。

道と言うと、
天から定められた運命による道を歩んでいく 
というイメージがありますが、
彼自身がどの分かれ道を選んで進んでいくのか
という意味合いの方が強く感じます。

運命に翻弄された、というよりも
結局彼は
重大な場面では自分の意志で選択し、
自分がどんな結末を迎えるか、
最初から分かっていたのではないでしょうか。

最後に

アル・パチーノは本当に素敵ですね。
ロバート・デ・ニーロと似ていますが笑

おばあちゃんに薦められて大好きになった
セント・オブ・ウーマン』
の紹介もいつかできたらと思います😊

アル・パチーノは、辛いことを経験したことがある人にしかできない顔をしますね。
髭がある方が若返って見える!
『カリートの道』の1年前


最後までお読みいただきありがとうございます🙇

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