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11・12月の読書記録

11月の読書記録を書く間もなく繁忙期の12月に突入、
まとめて載せてごまかそうとする今回の記録です。

1.神崎メソッド 自分らしく揺るがない生き方/神崎恵

美容雑誌で見ている神崎さんのイメージは「女性らしさ」を売りにしていると思っていたのだけれども、この本を読んで強い自立した女性に印象が変わった。
「頑張る」ことが好きです、と本著で公言しているところも素敵に思った。

10年前の頑張りが、今のわたしを助けてくれることがたくさんあって。その場で使うだけでは終わらない。数年後、数十年後、足りなくなった時や、少し休みたいなと思ったときに取り出して使える力も育つんです。頑張り甲斐があるものです。押し付けはしません。でも、頑張るのもなかなかいい。

神崎メソッド

2.会社を綴る人 / 朱野帰子

自分は何も持っていないと劣等感の塊でも、少し光るものがあればそれを武器にして輝くこともできるんだなぁと…実際こういう職場はなかなかないのだと思うのだけれども。
言葉の力ってあるよね、な本。

3.おいしい子育て / 平野レミ

1997年に講談社より刊行された『笑顔がごちそう』を大幅に加筆・修正のうえ、新たに原稿を加え再編集した作品。
文章を読み進めていても、全部の文がレミさんの声で再生されていく…
とても気軽に読めるエッセイでした。

4.アンクールな人生 / 弘中綾香

「リプトンの紙パック」が出てきて弘中ちゃんと同世代ということを実感。
ダビンチの連載の時には少し読みづらいかな…?と思っていたけど、冊子になるとうんうんと頷きながらあっという間に進めていくことができた。
同じ世代の30代女性のなんとなくの思うところやもやもやを明文化してくれていて、よくぞ言ってくれました!!そうそう、私が思っているのはそういうこと!というところが多く、私がエッセイを読むのが好きなのは自分の思っていることがほかの人の日常から明文化されて出てくることなんだなぁと改めて思った。

5.とりあえずお湯わかせ / 柚木 麻子

大好きな作家さんのエッセイ。
元々アグレッシブに活動されていた方がコロナ禍で自粛生活に戸惑いながらも手探りで生活されている様子がわかる。
完璧じゃなくても良いんだよ、自分のできる範囲でやっていくんだよと背中を押してくれるようなエッセイ。
自分のなんだかなぁ・・・な生活も肯定できる気がする。
なにか料理をするとき、とりあえずお湯を沸かしてからスタートというのは私も一緒でふふふとなった。


年末に最後にまとめられてよかった、年々1年に読めた本は減っているけど今年は45冊。
仕事と生活と勉強と、うまく優先順位をつけて来年も本を読めたらなぁ・・・

1年終えたぞーという解放感に浸っているところに、同居人がコロナに罹患してしまい別部屋の引きこもり正月に。
なってしまったものはしょうがない(初めてではないから肝が据わりだした)、ゆっくりテレビも見つつ積読を読みましょう。

良いお年を

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