見出し画像

【V】塩のおはなし③「塩は生物の生命そのもの」

まだまだ続く、塩話w。

前回、攻め過ぎたw塩の黒歴史を中心にお話しましたが、今回は純粋に「塩」のお話をいたします。

今回も最後までお楽しみください!


まず、塩は美味いw!

私は塩が大好きです。とりあえず理屈抜きで、

「塩は美味い!」

料理に「塩味」が足りないと食べられたものではないので、私は常にお気に入りの「my塩」を持ち歩いています。

食塩は辛いだけで美味しくも何ともありませんが、塩は旨みや甘みのバランスが良く、どんな料理にも必須なので手放せません。

だから、甘みや辛みなどは多少薄くても問題ありませんが、塩味だけはガマンできませんw。
私だけでなく「塩味」が好きな人は多いと思いますが、それにもきちんと理由があります。

生き物の体液は海水の成分とよく似ている

唐突ですが、「海」のお話をします。

私たち生命は海から生まれたと言われます。
太古の昔、海は現在のような塩水ではなかったそうです。海から微生物などの生命が生まれ、それから生物の進化が始まりました。

生物は微生物から徐々に大きな生命体に進化していきますが、その間、長い年月をかけて数多の生物の成分が海に溶け込んでいきました。

その結果、現在の海は塩水になりました。
塩は基本的に海水から作られますので、つまり「塩」とは、私たち生物の成分そのものなのです。

生物の種類によって比率や濃度に違いこそあれ、実際に私たちの体液と海水の成分はよく似ているそうです。

私たちが塩味を求めるのは生命そのものを求めているのに他ならない、というわけです。

塩切れは命に関わる

生物は食べ物を食べた時、必要な栄養を「美味しい」と感じ、不要な物や毒を「不味い」と感じます。
(味覚に異常がある場合は、この限りではありません。)

私が初めて本物の塩を食べたのはアトピーなどのアレルギーで苦しんでいた頃ですが、あの時の塩の味は生涯忘れられません。

形容し難い美味さ、と言いますか、とんでもなく美味しく感じました。「塩」とはこんな美味いものなのかと。

後でその時お世話になっていた先生に聞いたら、
「それはまいけるが塩切れだからだ。」
と教えてもらいました。

当時の私の身体は完全に塩が枯渇していたので、それを求めて「美味しい」と感じたわけです。

塩が枯渇すると、生命活動そのものにも支障を来すようになります。特に重要なカルシウムやマグネシウムなどが足りなくなれば、最悪死に至ることすらあります。

だから、人間だけでなく他の動物にとっても「塩」は重要です。動物によっては、塩を定期的に補充する者も少なくありません。

身近なところでは犬がそうです。
現在の犬でははあまり見られませんが、昔の犬はよく「土」を食べていました。

え?土を!?
…と思われるかもしれませんが、これは普段の食事で不足する塩分を土から摂るためだそうです。

あと、アフリカゾウなどの海が近くにないところに住む動物は、塩を含む岩場を求めるためだけに、何十何百キロと移動することも珍しくないそうです。

それくらい、生物にとって「塩」は生命線とも言えるわけですね。

「塩切れ」の改善こそ、病気治療の第一歩

私は血液が全ての健康の基本と考える「血液一元論」を信奉(?)しております。

でもよく考えると、血液もヒトの体液です。だから「塩切れ」を起こせば当然、血液にも異常が起こります。

私は今までの自分の病気の経験や、日本のこれまでの塩の黒歴史を見るに、「塩切れ」こそ病気大国日本を作り出した直接的な原因と考えています。

そうなれば、解決策は至ってカンタンです。
塩を摂ればいいのです

私も実際、塩でアレルギーやうつ、身体各種の異常を元に戻してきました。塩が無ければ、ここまでの改善は無理だったでしょう。

塩の専売法が撤廃されたとはいえ、塩はまだまだその重要性が認知されていないので、本物の塩となるとなかなか入手が難しいです。

私自身も、本物の塩はまだ、追い求めています。

とはいえ、食塩をそれなりの「塩」に代えるだけでも、身体はとても喜んでくれます。塩が本物かどうかは食べてみて「美味しいかどうか」で分かります。

まずはあなたご自身の食卓から、「塩」を見直してみてはいかがでしょうか?

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!まいけるでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?