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劣等感が私の背中を蹴る

私は定期的にライブに参加したりと、主に弾き語りで音楽活動をしています。
そのことをバイト先で話題にされることもしばしば。

「すごかねー!」とか「よかねー!」とか言われますが、私としてはこれが日常なので、そんなにすごいかな?と思ってしまいます。

確かに、言われてみれば一般的感覚からすると、すごいのかもしれませんね。
うつ病のころからは想像もできない生活をしているのは確かですw。

「なんでできると?」とか聞かれたりもしますが、こればかりは「好きだから」としか言えません。

でも、今日ふと、好きというだけでやってるのか?とも考えてしまいました。

他に何か、「好き」以外の動機に背中を押され続けている感覚は以前からありました。

これは何だ?

しばらく考えてみて、なんとなく「これだ」というのが出てきました。
…出てくるもんですねw。

それは「劣等感」です。


私は若い頃、とにかく「自分と周りを比べる」人間でした。
人より優れたいとは思いませんでしたが、人と比べることでせめて標準点は維持しなきゃと思っていました。

私は運動オンチで、足は遅いしチカラもなく、体力も全くありません。幼少の頃は身体が弱かったこともあり、人と比べると劣ったところが多かったと思います。
だからせめて勉強くらいはと思って、好きでもない勉強を必死でやっていました。

別にいい大学に行きたいとか、いい会社に入ろうとか、一切考えたことはありません。ただ、「人並みで」いたかっただけのような気がします。

「好きじゃなくても頑張ればそれなりの結果は出る」という経験はさせていただきましたが、それでも本気で夢や目標を持つ友人には到底敵わないことも、学習しました。

いまだにあの頃の感覚は残っているなぁ、と感じます。
人との比較とは決別したつもりですが、やっぱりつきまとう劣等感。こればかりはどうしようもありません。

もう、残っている感覚は残っていて、いいじゃないかと思うしかないんですね。最近はムリにそれを否定しないようしていますw。
この劣等感のおかげで、音楽に打ち込めるのも事実ですし。

周りは経験の長いミュージシャンばかりなので、とてもではないですが私の技術など、赤子同然です。音感、リズム感、感性その他もろもろ、圧倒的に経験値が足りません。
だからもう、練習するしかないんですねw。

私は元来怠け者なので、このくらいの劣等感があるくらいで、その劣等感から背中を蹴られるくらいでちょうどいいのですw。
劣等感がないと、たぶんすぐに止めていると思います。

なんでもいい、「好きなこと」を続けられるなら、なんだって利用してしまえ。
乱暴に言えば、そういう結論になりますw。

人には必ず光と闇が混在しています。
両者を活かし、あわよくばw相乗効果を狙う。その方がうまくいくし、楽しくなる気がします。

もっと全身全霊で、「好き」が表現できるように。
弾き語りに関してはようやく目標が見えてきました。(ようやく、ですw)この劣等感と共に、このまま突き進んで行こうと思います。

今回もお付き合いいただき、ありがとうございました!まいけるでした。

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