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☆本#176,177 「寡黙な死骸 みだらな弔い」「凍りついた香り」小川洋子著を読んで
前者は短編で、登場人物がそれぞれ微妙に繋がってたりする。後者は長編。
子供が亡くなり、壊れた妻。離婚後の不思議な話。この夫が後の短編で出てくる。
どれも、死や弔いについて。どれも不思議な独特の世界で、不条理。
後者は、ある日調香師になろうとしていた30歳の恋人が死ぬ。自殺のようだ。恋人は理由を探し、海外にまで行き、意外な過去を知る。恋人は彼女に話していないことがたくさんあったことを、彼の弟の登場で知る。
が、なぜ自殺したのか明確な理由は提示されてない。ある事件の真実にはたどり着くけれど。
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