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ジャンルにこだわらず読んだ本あれこれ。
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#読書感想文

☆本#508 タイミング「Die with zero 人生が豊かになりすぎる究極のルール」ビル・パ…

著者はアメリカのコンサル会社社長。本書が初の著作。 本書のタイトル「ゼロで死ぬ」は、『「…

☆本#503 罠「煽動者」ジェフリー・ディーヴァ著を読んで

キャサリン・ダンスのシリーズ4作目。 2つの事件、子供たちの問題、キャサリンの恋愛事情の急…

☆本#502 温暖化 「生きもの「なんで?」行動ノート」きのしたちひろ著を読んで

内容やイラストがよかったので、なんとなく読んでみた。 著者は農学博士で、本作では生きもの…

☆本#500,501 騙し合い「シャドウ・ストーカー」ジェフリー・ディーヴァー著を読んで

キャサリン・ダンスのシリーズ3作目。ライムとアメリアも中盤に少し登場。ライムが事件の物的…

☆本#498-9 「ロードサイド・クロス 上下」ジェフリー・ディーヴァー著を読んで

キャサリン・ダンス捜査官シリーズ2作目。 事件解決までの6日間。前作で、入院中死亡した刑事…

☆本#494-7 宿敵「バーニング・ワイヤー 上下」「カッティング・エッジ 上下」ジェ…

どちらもニューヨーク市警科学捜査顧問ライムのシリーズ9作目と14作目。逃亡中だったウォッチ…

☆本#493 キネシクス「スリーピングドール」ジェフリー・ディーヴァー著を読んで

著者のライムシリーズを読んだ時、人間の所作や表情を読み解く捜査官、キャサリンのスピンオフを知り、読んでみた。 欧米ミステリーは1冊が分厚いのが多く、これもそう。 たった1週間の話だけど、展開に次ぐ展開で、登場人物も多く、その思惑もしっかり含まれているのでこのページ数はやむを得ないと納得。 8年前カリフォルニア州で熱狂的信奉者の集団を率いていたペル。彼は、シリコンヴァレーの裕福な一家惨殺で終身刑を受け、服役していたが、別件での容疑が浮上し、キャサリンがいる署で取り調べをするこ

☆本#488,9 真意「ウォッチメイカー 上下」ジェフリー・ディーヴァー著を読んで

映画「ボーン・コレクター」の原作のシリーズ6作目。四肢麻痺のライムと、ニューヨーク市警刑…

☆本#483,4 誘導「キュレーターの殺人」M.W.クレイヴン著、サイコ「もう終わりにしよ…

「キュレーター~」はシリーズ3作目。イギリス舞台の警察もの。 ボクシングデー(クリスマス…

☆本#481、482 勇気「詐欺師はもう嘘をつかない」テス・シャープ著、繋がり「サンドの…

「詐欺師~」の著者は10代のころ、うつ病や自傷行為に苦しみ、15歳になるまでに2度自殺を試み…

☆本#480 ここではない世界「街とその不確かな壁」村上春樹著を読んで

本作は「壁と卵」的要素の作品かと思ったら、著者にとって未完で、書籍化していなかった過去の…

☆本#479 利他「ボーイズクラブの掟」エリカ・カッツ著を読ん

著者は現役弁護士で、この作品がデビュー作。 本作は、マンハッタンの大手弁護士事務所に勤め…

☆本#474,475 罪「葬送の庭 上下」タナ・フレンチ著を読んで

アイルランドのワーキングクラスの家を出たから中年男性が主人公。著者のデビュー作から3作目…

☆本#473 多様・複雑化、でも悩みの根源(人間関係の)は不変「カンバセーションズ・ウィズ・フレンズ」サリー・ルーニー著を読んで

著者のデビュー作。2作目は既読。これと共通点多数。ただ本作は語りは主人公の女子大生ひとりで、2作目は女子学生と男子学生の二人。この展開は1作目を踏まえているかも。本作では最初の方ですれ違いがあるけど、それは最後までわからない。一方、2作目ではふたりが交互に出てくるので、すれ違いの背景がすぐわかる。 今回も主人公がアイルランドのトリニティカレッジの学生。ちなみに、著者もそこの大学・大学院を卒業している。本作は大学院時に執筆。 フランシスは21歳、大学生で詩人。元恋人で現在ただ