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☆本#500,501 騙し合い「シャドウ・ストーカー」ジェフリー・ディーヴァー著を読んで

キャサリン・ダンスのシリーズ3作目。ライムとアメリアも中盤に少し登場。ライムが事件の物的証拠をしっかり分析して去っていく。
キャサリンは恋人とすれ違いが続き、職場のパートナーのような男性と微妙な進展あり…。


キャサリンは休暇を兼ねてひとりで友人の歌手ケイリーに会いにいく。ところが、彼女のバンド仲間が殺害され、迷った挙句、捜査に強力することにする。

容疑者として浮上したのは、ケイリーをストーカーしているファンの男性エドウィン。捜査部はエドウィンを拘束するも、アリバイもあり、証拠が出ないため釈放。次の殺人が起きる。

キャサリンはそもそもエドウィンは犯人に仕立て上げられただけで、別に犯人がいると気付き、ケイリーに気を付けるよう連絡するも、新たな容疑者がケイリーの家に到着し…。


著者の作品は多重どんでん返しが特徴で、今回も流れ的にはそうだけど、いつもとはちょっと違うパターン。タイトルは、犯人と、ケイリー自身の2重の意味。






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