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☆本#488,9 真意「ウォッチメイカー 上下」ジェフリー・ディーヴァー著を読んで
映画「ボーン・コレクター」の原作のシリーズ6作目。四肢麻痺のライムと、ニューヨーク市警刑事のサックスが事件を解決する。
映画は見たことがあるけど、作品の方は未読。
今年の11月にシリーズ16作目が海外で出版予定。なんと、本作ウォッチメーカーがらみらしい。
ちなみに、本作の英語タイトルは"The Cold Moon"。
冒頭、ウォッチメイカーと相棒の会話から始まる。
ウォッチメイカーは殺人者、相棒は彼がスカウトした大男。
現場に時計が残された残酷な事件が発生する。
元刑事で、現在ニューヨーク市警科学捜査顧問のライムの元に捜査依頼が来る。早速、ライムの目となり耳となり足となるサックスが現場に向かう。
彼女はほかに自身が主体となって担当している事件があり、それも引き続き担当を続ける。
ウォッチメイカーは痕跡を残さない。が、残された時計を手掛かりに売り先を見つけ、彼がさらに8件の殺人を予定していることを知る。
しかし、その後、ウォッチメイカーの殺人は通報等で邪魔され、未遂で終わる。
一方、サックスはもう一つ担当している事件で、警察内の不正に気付く。しかも、父親がそれにかかわっていたことを知り、このまま警察を続けるか悩み、決断をライムに伝える。
そんな時、ウォッチメイカーの相棒がつかまり、事件は急展開し…。
本作では、カリフォルニア州捜査局の捜査官で、尋問とキネシクス('"承認や容疑者のボディランゲージや言葉遣いを観察し分析する科学”)のエキスパートのキャサリン・ダンスが大活躍。彼女が主役の作品も既に存在しているらしい。
著者は多重どんでん返しで有名らしいが、確かに…。
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