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自分の選択を自分で正解⭕にする方法

人生は選択の連続。選択は迷いや不安が伴うもの。選択した後も「これで良かったのかな…別の選択をしていたら…」とついつい考えてしまい、眠れなかったり、疲れて体調を崩してしまうことも…。私も昔はそうでした。
でもある時、「迷い悩む時間とエネルギーがもったいない」と思うようになり、『省エネ選択術+自分の選択を自分で正解にする方法』を自己流で身につけました。

今の自分は、これまで自分が選択してきた結果

毎日、何時に起きて、いつ何を食べるか、何を着るか、何をするか、何時に眠るか…日々の生活も自分の選択の連続。心身のコンディションは日々自分で選択して行動した結果だと私は思う。人生も、家族や友人、恩師、上司・同僚のアドバイス、その時おかれた状況や環境、色々あるけれど、そこで最後に選んで行動するのは自分。誰のせいでもない。自分で選択してきた結果が今のわたし。

予期せぬことが降りかかってきたときは、事実を受け入れ選択していく

生きていると、自分の選択の結果とは言い切れない予期せぬことが降りかかってくることもある。
大学4年生の時、私は難病を発症。当時はなぜ自分が?何か悪いことをした?なぜこのタイミング?と絶望的だった。あの時は本当に辛かった。事実を受け入れられず、気持ちがついていけなかった。だから辛かったんだ。ある時、「どんなにもがいても事態は変わらない。もう事実を受け入れるしかない」そう思えた瞬間「じゃあどうするか決めていこう」と前を向くことができた。
恩師に「今は治療に専念して1年留年したっていい。人生は長いんだから」と言われた。でも私はその年にどうしても卒業したかった。なぜなら地元で希少な保健師の求人があったから。何としてもそのチャンスを逃したくなかった。外泊許可をもらい実習に行き、レポート提出等々してなんとか大学は卒業できた。でも、地元での就職活動はうまく行かなかった。難病治療中の学生を採用してくれることはなかった。(今思うと当然のことと思う)。地元に帰って保健師になる夢は叶わなかったけど、事実を受け入れるしかない。入院していた県内の小さな町役場の産休代替え保健師として社会人をスタート。

パーフェクトな選択肢なんてない。自分の中で「何を優先したいか」考えて決める

産休代替えの臨時職員なので、任期は1年。社会人1年目からまた就職活動…。当時、地方では保健師の求人は極少なく、産休代替えの求人しかない。生活が苦しかったけど、収入より保健師の仕事ができることを優先し、社会人2年目も産休代替えで就職。社会人3年目でようやく契約社員ではあるものの自分の席を獲得。数年後、正社員の産業保健の求人あり転職。約7年が経ち、今度は夫が転勤に。自分のキャリアと夫のキャリア、生活拠点を大きく変えること、収入面…色々話し合い、考え、私は会社を辞めて夫の転勤先について行くことに。転勤の話しが出て数日で決め、すぐ職探し。3日後に締切が迫る求人に応募し、(たった10分の面接試験に飛行機で往復5時間+αの日帰り)何とか職を確保。年収は約半分になったけれど、田舎でのスローライフも悪くなかったし、行政保健師を経験できた。その後3年ごと×2回夫の転勤、その度に就活。通勤時間・処遇・業務内容・面接での印象…等々考えて選択。常に「自分は何を一番優先したいのか」問いかけ選択。私の場合は「家事と仕事を両立できること」が1番の決め手に。

選択したら、自分でその選択を正解にする◎

選択して次の道に進み出したら、後戻りはできない。「思っていたより通勤が大変」「入ってみたら人間関係があまり良くない」などなど実際、色々ありました。でも、「これは自分が決めたこと」。通勤が大変なら慣れるしかないし、その時間を有効に使う方法を考える。人間関係が良くないなら、自分の接し方を工夫してストレスを減らしたり、自分のやるべきことに集中して割り切る。それでもやっぱり耐えられないくらい大変な時は、一旦お休みしてもいい。(お休みしながらでも3年くらいはそこで色々工夫してみた方がいい。)その間に状況が変わる場合もあるし、色々見えてくるものもある。そこで次の選択を考えてもいいと思う。どんな経験も無駄にはならない。辛いことを経験するほどあらゆる面で成長に繋がるし、未来の自分を助けてくれる。後で振り返ると、「あの時苦労しておいて良かった」「辛かったけど自分にとってちゃんと意味のあることだった」と私は思える。また辛いことが起きても「この状況は自分にとってどんな意味があるんだろう」「今は辛いけど、これを乗り切れたらまた自分は変われる」と思える自信が今はある。昔より楽に生きられるようになったと実感してるし、何が起きても怖くないと今は思えている。

人生は選択の連続。自分で選択して決めたことは、自分次第で正解にできる。「今、自分に起こっている現実を受け入れ、自分はどうしたいのか、どうありたいか」考えて工夫する。きっとその先に笑顔の自分がいると信じて。

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